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冬の街路樹 〜枝ぶりに宿る個性〜

冬になると、街路樹の葉が落ち木の幹、節や枝ぶりをがあらわになります。

夏は葉に隠れていた枝ぶりもはっきりと見え、木の種類によって異なる枝ぶり、同じ木でもどのように成長してきたのかの違いをはっきりと感じることができます。

すらっとのびた縦に枝
強い風に吹かれて少しねじれている枝
剪定された跡
こぶがある幹
そうしたひとつひとつの形が、その木が生きてきた環境を物語っています。


一見同じように並ぶ街路樹も、よく見るとそれぞれに違った表情を持っています。
枝の広がり方、幹の曲がり具合、節のつき方など、ひとつとして同じものはありません。

夏の青々とした姿とは違う、しっかりとした幹や枝の力強さ。そして、繊細さ。
冬だからこそ見える、木々の個性を感じながら、街を歩いてみてください。

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黒田弥生/プロダクトデザイナー
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