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アイデア整理のための5つのステップ

プロジェクトがはじまり、新しいアイデアを考えるとき、脳内にたくさんの情報がいきかう状況となります。課題が多ければ多いほど、あれこれと考えることがたくさんでてきて、脳の中の情報が、収拾がつかない状況になってしまいます。
そんなとき、私はこんなステップでアイデアを整理しています

1)書き出す

アイデアが浮かんだら、それをメモに書き出します。それらの頭の中に浮かんだ言葉、キーワード、イメージ、アイデアなどは、まず書き留めます。関連性があるとかないとか、矛盾があるとかは関係なく、思い浮かんだものをすべて書きとめます。頭の中に情報が詰まりすぎると、新しいアイデアが出てこなくなることがあるので、なんでも書きます。
書くことで、脳からそれら情報が取り出され、言語やイメージとして見える化されます。それらの情報を、何度も何度も記憶に辿らずに確認できるようになります。頭の中を整理する手助けにもなります。
見える化する事で、それぞれの情報に関係性や優先度などを、脳内だけでなく視覚化された状態で確認できます。スケッチであれば、脳と目と手でアイデアを確認することができます。

2)アイデアにまとまりをつくる

たくさんのアイデアがたまったら、一旦アイデアを整理します。アイデアを整理するためにマインドマップやフローチャートなどを使う時もありますが、単純にグルーピングするだけでも整理です。
ジグソーパズルのようにぱちっ!とはまるような、完璧を求める人もいますが、自分のアイデアの全体を俯瞰してみるための整理なので、自分なりで大丈夫。矛盾があるなー。とおもったら、「ここ矛盾あり」「課題!」ってメモに書いてしまいます。

3)フォーカスを絞る

複数の課題やアイデアがある場合、一度に全てを考えようとせず、フォーカスを絞って一つずつ取り組みます。
優先順位をつけて、一つの課題に取り組み、その課題の「よいきづき」「評価される点」「問題点」「課題」などを明確化したら次の課題に移るというように進めることで、脳内の情報の収拾がつきやすくなります。
ここも、あくまで自分のアイデア整理なので、課題は課題としておいておきます。課題があることを「わかるように」するだけで大丈夫です。

4)休憩を取る

集中して考えることは重要ですが、長時間続けると疲れてしまい、脳が情報の処理に追い付かなくなります。定期的に休憩を取り、リラックスする時間を作ることで、脳をリフレッシュさせることができます。
料理、掃除も「思考」に対して休憩になります。(テスト前になると無性に部屋の掃除がしたくなる…あの現象ですね 笑)
散歩などに出れれるなら、体をうごかしながらリラックスするのもおすすめです。ちがう風景を見る、風を感じるのもとてもいい休憩になります。

5)チームメンバーや他の人と話し合う

アイデアを整理するために他の人と話し合うことも大切にしています。
他の人の視点や意見を聞くことで新たなアイデアや気づきがうまれます。相手に説明することで自分の考えを整理することもできます。
でも、必ず自分の考えやアイデアを出した後、ある程度考えをまとめた後にしています。私の考えは〇〇ですけれど、どうですか? と「聞く」ことにしています。でないとよいディスカッションになりません。


これらのアプローチを試してみて、自分に合ったところがあれば取り入れてみてください。アイデアの整理がうまくいけば、より効果的にプロジェクトに取り組むことができます。




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黒田弥生/プロダクトデザイナー
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