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自立訓練に通ってよかったこと

私は気分変調症(うつ状態)で発達障害の主婦で、数ヶ月前から自立訓練(生活訓練)に通っています。
今回は、自立訓練に通ってよかったことを書いてみようと思います。

①体調の変化に気づくようになった

毎日、セルフモニタリングの紙に睡眠時間や体調を記入するので、日々の体調の変化に気づくようになりました。
水分補給やストレッチといった休憩を頻繁にとるようになったり、疲れた日や過集中の後は睡眠時間を長めにとるようになったりして、体調が悪くなりすぎないよう自分で気をつけるようになりました。

②運動をする習慣がついた

自立訓練の部屋の本棚に、うつ病をよくするには運動がいい、と書かれた本がいっぱいあります(具体的に言うと、樺沢先生の本が並んでいます)。
運動には薬以上の効果があるそうです。
私の通っている自立訓練では、運動をしきりに勧めてきます。自立訓練には午前も午後も運動の時間があります。

その影響か、毎日、家でも運動をするようになりました。
たくさん運動をすると私は体調を崩すので、ラジオ体操や数分のストレッチで身体を動かしています。以前より頭痛や肩こりが改善しました。
(自立訓練に通い始めた当初は毎日30分運動してしまい、1ヵ月ほど体調が悪化しました。疲れやすいので、やりすぎはよくないです)

③情報が増えた

心療内科に通院してから自立訓練に通うまでの数年間、私は自立支援医療制度しか利用していませんでした。夫婦ともにうつ状態で家に引きこもっていたので、それくらいしか知らなかったのです。
自立訓練に通うようになってから、障害者手帳・障害年金・生活保護・就労継続支援A型・就労継続支援B型・グループホーム・ヘルパー・訪問看護など、様々な福祉の制度があることを知りました。

情報を得られて少し安心しました。複数の選択肢があるっていいですね。
これからどうしようか、と前向きに考えるために、きっと知識は必要だったんだと思います。
今の目標は、B型の事業所に通うことです。
あまり家の中が片づいていないので、ヘルパーの利用にも興味があります。


私が通っている自立訓練の事業所は遠いので体調を崩しやすく、あまり長い時間は活動できません。現在は週2日、1時間ずつ利用しています。
辞めようかと悩んだ時期もあって大変でしたが、自立訓練に通ってよかったです。

自立訓練に通うまでは、昔みたいに元気になりたかったです。
昔の自分に戻るのではなくて、新しい自分に変わりたい、と今は思います。
発達検査の結果で自分の特性に気づいたことで、世界の見え方も変わりました。これまでの私のやり方は、自分に合っていたものもありますが、対応を間違えていたものもありました。
コミュニケーションの取り方も生活習慣も、できる範囲で少しずつ変えていきたいです。すぐにはできないかもしれません。あまり頑張る体力もないです。だけど、大きく体調を崩さないよう、無理しないで生きられるようになりたいです。