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サテツマガジン寄稿によせて(あとがき)

タイトルに思いきり書いておりますが、サテツマガジンvol.4に寄稿させて頂きました。今回のテーマは【イケてるともだち】です。

極端に友達の少ない僕にとっては非常に酷なお題ではありましたが、なんとか血の涙を流しながら頑張って書かせて頂きました。タイトルは「友rrow never knows」ということで。えっ、いえ、ナメてはいないです。至って真剣です。大真面目にやってますから。
ただ、こう、ずらっと並んだ他の書き手様のタイトル一覧にこれが紛れ込んでいるのを見たときは、生まれてきたことから後悔しました。まぁ、いいんですけど。“そういう枠”だと思って頂ければ。
もし手にとってくださる方がいらっしゃいましたら、そして僕なんぞの書いたものを読んでくださる方がいらっしゃいましたら、少しでも笑って頂ければ幸いです。勿論、泣いて頂いても構いません。あれで泣けるものなら。
あ、ちなみにヘッダー画像はそんな僕と、今回書かせて頂いた友人の幼き頃です。どうも赤担当です。でんぱ組.incで言うところの、みりんちゃんですね。「ですね」って言われても困っちゃいますよね。

一応、僕としましても精一杯頑張って書きましたし
「こんな何処の馬の骨かもわからん野良の物書きに声をかけてくださった運営の皆様のお役に少しでも立てるなら……!!」
と思って筆を執ったはいいものの、何を書いていいのやらさっぱりわからず、今PCの前でアホ丸出しでフリーズしております。デブ丸出しでコストコのピザ食っております。そういや、あとがき的なものなんてほとんど書いたことないしなぁ。ちょっと自信ないですけど、とりあえず書き始めてみますね。


お誘いを戴いたのは年明け早々でした。noteの悪友、マリナ油森さんから体育館裏に呼び出されました。「絶対しばかれる」とガタガタ震えていたのですが、いざお話を聞いてみると彼女がディレクションを務めるサテツマガジンで一本記事を書いて頂けませんか?とのことで。
「サテツマガジン」という名前自体は何やらどこかで聞いたような見たような、といった感じだったのですがイマイチどういったコンセプトを掲げているものなのかわからず。(すみません)
まぁマリナさんの誘いだし変なことにゃなんないだろう、と軽い気持ちで「あ、書く書くー」と答えたのですが、後日送られてきた詳細を見て一気に及び腰になりました。


めちゃオシャレやん。と。


これはあくまでも持論なのですが、表現というものは大きく分けて二つに分類できます。
“芸術”と“大衆娯楽”です。

“芸術”はどことなく高尚で敷居の高い雰囲気と仄かな狂気を纏っていて、“大衆娯楽”は親しみやすい庶民的な空気を感じます。この辺はおそらく世間一般的な感性と僕のそれにズレはあまりないと思うのですが。
ただ、どちらも楽しみ方は微妙に変わってきますし、その場その時その人それぞれの需要は違います。よって、この二つの間には明確な優劣はなく、また明確な境界線というものも無いと思っています。
ただこれだけはハッキリと断言できるのですが、僕が生み出すものは純度100パーセント、混じりっけなしの“大衆娯楽”の方です。

そんな僕の感覚で言えば、実際に拝見させて頂いたサテツマガジンは完全なる“芸術”側の雑誌でした。アウェイが過ぎます。サッカーの試合だったら一挙手一投足すべてにブーイングを喰らっちゃうレベルです。そんなのされたらヘソ曲げちゃいます。褒められて伸びるタイプなのに。

「いいのだろうか」
この6文字が頭を埋め尽くしました。本当は7文字なのに、それすらワケがわからなくなるくらい不安になりました。

しかし、マリナ油森さんだって僕の作風を知らないワケではありません。むしろよくご存じかと思われます。もっと言えばこのマガジンの創始者である増田ダイスケ氏だって僕が書いたものを読んでくださっているはずです。承知の上でのオファーだということです。僕はその意味を考えました。
そういえば「いつも通りに書いてください」と。お声をかけてくださったときに、マリナさんはそう言ってくれてました。

「ええい!どうにでもなれ」と大胆不敵に、それでいて恐る恐る大切に書き上げました。
初めて僕が書いた文章に触れる方が心置きなく笑ってくださるようにと心を込めて書いたのは言うまでもありませんが、普段から僕が書いたものを読んでくださっている方も思わず「ニヤリ」とできるようなものが書けたんじゃないかな。なんて、恐れ多くも思っちゃったりなんかしちゃったりなんかしちゃったりしてます。

とまぁ、そんな感じで。
僕は精一杯頑張りました。
後はそれを読んでどう感じてくださるか、どう受け取って頂くかは読み手様に委ねるしかありません。お口に合いましたでしょうか。お気に召していただけたら幸いです。



最後に。
サテツマガジン創始者であり企画もされている増田ダイスケさん、直接誘ってくださったマリナ油森D、そしてすべての製作に携わったチームの皆様へ。
この度はお誘い頂きまして誠にありがとうございました。とても素敵な企画に関わることが出来て光栄です。
それから、直接繋がってはいませんが(数名ほど繋がっている方も居ますが)同じ誌面を飾った書き手の皆様へ。
すべて拝読させて頂きましたが、とても素敵な作品ばかりでした。気後れするくらいに。ご一緒できて嬉しいです。僕たち、もうお友達ということでいいですかね。テーマも「イケてるともだち」ですし。いいですか。いいですよね。
うれしい。そうなれたらいいなって思ってた。待って。風、冷たい。

かと言って、こちらからすすんで話しかけたりするのかと問われれば。
それはしません。増田さんからは「ガンガンいっちゃって大丈夫ですよ!」なんて言われましたが。
でもなぁ……。
知らない人ってちょっと苦手だし……。
なんか恥ずかしいし……。
ていうか、本編より長いあとがきってどうなの?って感じだし……。
この辺にしときます。

とにかく、そんなアレで。
ありがとうございました。
サテツマガジン、是非読んでみてください。


御後が宜しい様で。



【おまけ】

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お金は好きです。