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こぐまちゃんで始まる東急線さんぽ

(これは7/7のおでかけ日記です)
薄曇りのまま今日が過ぎるかと思いきや!
ぐんぐん晴れてきた…☀
気力も回復してきたので、時間予約してあった世田谷美術館におでかけ。

砧公園
鬱蒼とした木々
見るだけで涼を感じる緑たち

🎫「東急線ワンデーパス」を購入し、まずは美術館最寄りの用賀駅で下車。
いらか道をブラブラ歩いて20分ほど。
環八を渡り、砧公園入口へ。
写真の木々を愛で、撮影しつつ、奥にある美術館に進む。

わかやまけんの世界!

子供の頃、近所に「しらかば文庫」という私設の児童図書館があった。
個人宅の一部を開放、小さな部屋は絵本でぎっしり!
「ぐりとぐら」も「バーバパパ」も「ひとまねこざる」も「うさこちやん」もそこで知った。
中でも大好きだったのが「こぐまちやん」。
本展のわかやまけんさんの作品だ。

昨年京都を訪れたときに名古屋展のポスターを目にし、今年世田谷美術館に巡回してくるのを首をながーくして待っていた。

わかやまさんはグラフィックデザイナーだったらしい。どうりで!
スタイリッシュなこぐまの線に納得がいく。
そして絵本は彩画ではなく版画(リトグラフ)だった。制作過程も拝見。
色ごとに版を刷り、重ねていく。
単純に見えたけど、すごく手がかかっている。制作の裏側を知ると、絵本の見方も変わってくる。

私はこぐまちゃんシリーズしか知らなかったけど、民話の絵本や他のシリーズも手掛けていたらしい。
「おばけのどろんどろん」もかわいかった。
絵本によってタッチが違う。
いろんな世界を持った人だったんだな…。

図録とポストカードをお土産に

ミニサイズのこぐまちゃん絵本を2冊持っているけど、いつかオトナ買いしたい…✨

館内カフェでキッシュと冷たいスープのランチ

🚃お次は二子玉川。
親に頼まれたお中元の手配をした。
髙島屋のパンカフェに惹かれつつ移動。

🚃三軒茶屋。 
キャロットタワーで開催中の写真展を見たかった。
でも歩き通しなのでひと息つきたい…。
駅周辺を検索している内ひらめく。

世田谷線に乗ろう!
(世田谷線もフリーエリア内)

よって🚃世田谷駅へ。
暑いので駅チカのカフェを探した。

のんびり世田谷線

2両編成で乗降口が少ない電車はローカル色が強い。
ここは東京で、世田谷区なのに、どこか遠くに旅行に来ているみたい。
ただコーヒーを飲むために電車に乗って、知らない街まで。


ああ旅だ。

外の景色を眺めながら思った。

泊まりじゃない日帰りだけど、数時間日常から離れて、私は旅してるんだな。
乗り放題のきっぷ1枚で旅気分を味わえる。

☕初めてのカフェは居心地が良かった。
コーヒーとチーズケーキをセットでいただく。こぐまちゃんの図録を開いて眺めながら一息ついた。

🚃再び三軒茶屋へ。
世田谷線乗り場とキャロットタワーは近い。エスカレーターで写真展の会場へ。

「 大竹英洋写真展・ノースウッズ」

偶然にも同い年の写真家だった。
北米の大地を旅して撮影した、動植物や自然風景がたくさん。
実際に使われたテントや服装も展示。
目線を低くして、身を潜めて、自然に溶け込んで。奇跡的な瞬間が次々と写し出される。
子鹿のうたた寝なんて正にそれ。
野生動物がすぐそこでスヤスヤ寝息をたてている…睫毛の黒々とした子鹿。
いかに彼が自然と一体化していたかがうかがえる。

何故彼がノースウッズを目指したのか。
その足取りを知りたくなった。
本を書いているようなので図書館で予約📗
子供向けの本もあるみたい。


遠くに行かなくても、気分次第で旅になる。
この日のシメは冒険の写真展。
誰かの体験を自分事のように感じて、わくわくした。


🏘そして帰路につく。

うちに帰るまでが遠足(旅)です😁。







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