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続きのフィンランドデザイン展〜美術館さんぽ〜

ザ・フィンランドデザイン展
Bunkamuraザ・ミュージアム 1/25

以前こんな記事を呟いた。

今頃続きの記事を書いている。
時差がすごい…すみません。追憶の彼方から引っ張り出しました。


フィンランドには行ったことがない。
映画「かもめ食堂」を観たり、シナモンロールにハマったりはしたが想像の範疇を超えないでいる。

「大いなる自然を忘れない」

展覧会パンフレットより

これがフィンランドデザインの思想だという。大地からの恩恵を生活に取り入れるライフスタイルを愛してきた。
自然に囲まれた住環境は日本と似ている。

長く厳しい冬。
室内にこもる時間を少しでも豊かに。
心健やかに過ごすための工夫から生まれたのが室内を彩るデザインだ。

●光を取り込む建築
●湖や氷河などの自然を思い起こさせるガラス製品
●鮮やかなテキスタイルは太陽や花々をイメージ

家具や食器、ポスターに写真、ファッションに至るまで展示は多岐にわたる。
その中で印象に残ったのが椅子だ。

アアルト夫妻の椅子。
シンプルでいて座り心地の良さそうなデザイン。病院や公共の場で採用された。
サナトリウムの椅子は肺を病んだ人が呼吸しやすいように、立ち上がりやすいように工夫されていた。
曲線なので柔らかさも感じられる。

グンネル・ニューマン《バラの花びら》も。
うっとりするような色合いとなめらかさ。
この作品がいちばん心に残っている。

機能的なのに、どこかあたたかい。
自分たちが心地よく暮らすためのデザイン。


長い冬ごもり=現状と重ねてしまった。
テレワークなどで自宅で過ごす時間が増え、おうち時間の充実化に目を向け始めた人も多いと聞く。


日々の暮らし方にも思いを馳せた展覧会でもあった。

松濤カフェのショートーケーキ✨

展覧会後、カフェで休憩してから次のギャラリーへ移動。
歩けるんじゃない?
と軽い気持ちで出発したら案の定迷った…。

道端のキレイなもので気を紛らす

渋谷のBunkamuraから原宿を経由し、青山のギャラリーまでザクザク歩いた。
1万歩超え。
私はどうして地図が読めないんだろう…。

とはいえ、気になるお店を見つけたり「楽しい迷子」ではありましたが。

なんとかお目当てのギャラリーにたどり着き、「原マスミ展」を鑑賞。
吉本ばななの装画で知ったひと。
大きな瞳が印象的な女性の絵。


帰りは最寄りの地下鉄で♪


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