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風に吹かれてどこへゆく〜2/19㈬のさんぽ〜

開口一番「さっむーいっ!!」と叫び出したくなるような陽気。
マフラーで襟元の隙間を埋めるようにして、おでかけをした。久々のnote記事。忘れないうちに綴ることにする。

年度末のあれこれ、両親の通院、日々の家事…
頭がいっぱいになっている。ああ最近自分のこと全然できてない…noteも書いてない、本も読めてない。できないことばかりを羅列するのは、心の余裕がないのだと思う。
家でやることは数多ある。
けど、ここで堂々巡りしても仕方ない。出かけてしまえ。

最寄り駅から1つ下って、地下鉄に乗り換える。
色々と延伸して便利になった。停車駅を数えながら進めば、あっという間に降車駅だ。
時刻は11:30。

まずは腹ごしらえ

お出かけ先では必ずパン屋をチェックしている。
こちらは、目的地に行く道すがらにあったお店。
イートインで紙カップのコーヒーがサービスされる。購入したパンをトレイに載せて、イートインスペースへ。
広々として木調が心地よい。
パッケージを撮りたくて肝心の中身を忘れちゃったけど「美瑛のコーンパン」、とても美味しかった。生地がもちもちしていて、噛むのが楽しい。このエリアはファミリー層が多いせいか、パンの価格帯も手ごろ。ソーセージドッグは子供が持ちやすいようにスティック付き。チーズも入っていた。ハートの目玉はチョコレートプリンパン。ほかにも買いたかったけど、次の目的地もある。次回のお楽しみに。

竹林のある公園

公園を抜けると現れるのが横浜歴史博物館。
引っ越す前は30年近く横浜市民だったくせに、一度も訪れたことがなかった。

正面

開催中の企画展「仏像入門展」。展示数は少なめだけど、内容はぎっしり。お寺以外に美術館・博物館で出会える仏像を見るときのポイントが解説されていた。
展示パネルを読んでから、すぐ横の仏像を見るとわかりやすい。

横向き

最近の展示はケースを取り払ったものも多い。加えて本展は撮影可能な仏像も多かった。
こうやって周りをぐるりと眺められる機会はそうない。木で造られた内部がどうなっているのかも見ることができた。

後ろ向き

長い時を経て、剥脱したり失くした部分もある。でも対面したら動けなくなった。なんて静かで満ち足りているんだろう。厳しい修行を終え、悟りを開いた阿弥陀如来像。余計な装飾はないけれど、しっかりと通った芯が感じられる。

憧れに似た気持ちを抱きながら、常設展へ。
原始から近世まで、時系列で発掘品やジオラマを展示している。
社会や歴史の授業で聞いたことあるかも…記憶を引っ張り出しながら追いかけた。
横浜という地名がいつからあったのか。
昔はここまで海だった。などなど、今と昔を比較するのも楽しい。
読書スペースで「まんが日本の歴史」を開いていたらボランティアの人に声をかけられ、ギャラリートークに参加した。
今日は中世。展示を見ながら更に深い解説を聞く。昔の職場があった六浦は、中世交易の拠点だったとか。鎌倉の帰り道に立ち寄る観光地だったとか。あの小さな駅が!今では想像できない歴史の1ページもあった。

カフェサロンでおやつ

駅への帰り道、10年以上前に知人に教わったカフェサロンを見かけた。「すごく分厚いホットケーキのお店なんです!」熱く紹介されたっけ。
一度食べに行ったけど懐かしくて再訪。
焼くのに時間がかかるから、文庫本を読みながら待った。
…直径はそこそこだけど、高さがある。
ナイフを入れてバターとメイプルシロップを。
口にいれるとシュワッと溶けるよう。
このカフェサロンは中学生以下は入れない。大人向けの贅沢な空間だ。少々お高いけど、贅沢な時間を満喫した。

さ、明日も頑張ろうっと。


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