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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 27話「嵐の夜」(3rdシーズン 激突 ep3)
先週のロイエンがなぜ走っていたかが分かる今週!
まずいことになった
全くな。
ミッタマが拘束されたと告げられるロイエンタール。
親友の為人と、権力を持った野獣どものダメっぷりが分かっているからこそ、ある程度は予想していたかもしれないね。でも、まさか帝国一の大貴族にってのは流石に予想外だったんだろうな。
ロイエンタールの能力がいくら高くても、自分の機転でどうにかなる相手ではないもんな、帝国において門閥貴族は。
ロイエンの作画、今回も美しいな。知ってたけど。
OP明け、滔々と正論ぶつけるミッタマ。
やっちまったもんは仕方ねえ、言いたいことは全部言っとこ、という感じかな?どうせ聞く耳持たんだろうが、言いたいことは言わせてもらうぞって圧を感じる。
いやあ。ミッタマの難解な単語を織り交ぜた流暢な糾弾、最高だぜ‥✨✨✨
ぐぬぬぬしてるフレーゲルとブラウンシュヴァイク。
処刑せよって言われて動じないミッターマイヤー、度胸の座り方が違うなあ。覚悟決まっちゃってるからなのか、冷静に状況を見ているからなのか。
アンスバッハ‥‥!!!!
ブラウンシュヴァイク公に連なる関係者の良心よ‥!!!
公の武勲を減じることになりましょう、という功名心を突いて翻意させるの、めちゃくちゃブラウンシュヴァイク公のこと分かってるやん。ずっと仕えてるんだろうなあってのが察せられて本当さあ‥‥。このアンスバッハをして、公にとって歓迎しない言葉を告げたヴェスターラントの惨劇。ブラウンシュヴァイクよぉ‥‥‥‥。
ブラウンシュヴァイクの処刑宣告には動じなかったのに、アンスバッハが止めると少し意外そうな顔をするミッターマイヤー。まさかこの場にそんな良識を持った人がいるとは思わなかったんだろうなあ。
当然の裁き。
ブラウンシュヴァイク公にとっての当然の裁きは、門閥貴族の一門に通ずるものを殺害したのだから、死んで当然。
アンスバッハにとっての当然の裁きは、軍紀に照して、ミッターマイヤーが行った処罰が妥当かどうか、それに対する裁きがいかほどのものか、ということ。
この辺りの言葉の選び方がいいよね、アンスバッハ。ブラウンシュヴァイク公に効く言葉なんだもの。
ふん!って床を蹴り付けて去っていくブラウンシュヴァイク公、だから妙に可愛いのやめて(笑)。5歳児やん。その程度のメンタリティという意味で、敢えての描き方だろうけども。
フレーゲル本当、腰巾着というか‥名前も呼ばれてないのにねえ。(貴族で他家だからこそ名字なのかもだけどさあ。いや、これは原作から名前なしキャラなので仕方ないんだけど、ふと考えると面白いなと思ってね)
営倉、明かり取りの窓があるからか、殺風景だけど居心地は悪くなさそう(こら)。
ちょっと反省してるのか気落ちしてるのか、エヴァやロイエンタールのことを考えていたのか。若干眉が曇り気味だったミッターマイヤーが、ロイエンタールの声を聞いて笑顔になるのいいな。
忠告を無碍にされたと怒るわけでもなく、言わずにはいられなかったと言うミッタマに、むしろ安心してるような風情があるよな、ロイエンタール。「まあいいさ」の言い方が優しい。
優雅に足組みながら「こぼれたワインは瓶には戻らぬ」とか言ってるよぉ。かっこいいのに何か可愛いんだよな。不思議だ。
ちょっと殊勝なミッタマと、それを宥めるというか、浮上させようとするかのように軽く流してくれるロイエンタール。いいコンビだね。
帝国軍服の肩のところのやつ、絵を描くにあたってまっったく仲良くなれないパーツなんだけど、シワに合わせて曲がるんだ‥‥‥??????どういう素材??????
上級大将 / 元帥のパーツは曲がったりしなさそうだし、光沢もあるから金属素材やんね。そっちのパターンになったら素材変更するのかな。肩への着き方も変わるし‥ダメだ、また資料集熟読せねば。
どうやってこの局面を乗り越えようって言えるってことは、別に命を捨ててるわけでもない。そういうところがミッタマの好ましいところなんだな。自暴自棄になってるわけでもなくて。
ロイエンタール、密談の構え。
頼りたい。巻き込んで味方につけたい。ラインハルトへの評価、めっっっっっちゃ高いやん。ロイエンありがとう!!!!(推しが褒められるの大好き)
貴族どもの言う「金髪の孺子」だ。ロイエンタールの口からこの言葉が出るのが、何と言うか‥いや、意味は分かってるあいつら何も分かってなくてそんな風に呼んでやがるけど、おれは分かってるしって言うあれだよね(どれだ)。
ここ、短い時間の中にロイエンのラインハルト評がぎゅぎゅっと詰まってて若干早口っぽいのが、推しを説明してテンション上がってんのかなって感じで面白い(笑)。ごめん、ロイエン、真面目に話してるのにね。
‥‥‥‥‥‥。いや、やっぱり面白いって。
接点持てるぜ、やったー!とか、わくわくしちゃってるな、さては。
まだ知己ではないが、これから知己になるさ。
人見知りには絶対言えんセリフじゃ‥‥。
ミッタマが表情で応えて、ロイエンが少し身を屈めるところで、カメラの中で両者の位置が変わるシーンが妙に好き。
いつもすっと背筋が伸びてるロイエンの身を屈めることで、何となく彼自身の素というか、本音が出てきている感じ。そもそもミッタマ相手には身構えてないだろとは思うんだけど、ロイエンは自分の能力への自信とは別に、自分という存在への自己評価は冷笑とともに低めだと思ってるから、どうしてもどこかで気を張ってるのかなって。勝手に思ってる。
軍人を辞めるという選択肢はない。貴族どもが腐っているのは散々見た。制止できるようなものでもない。この仕組み自体の中で自分たちの矜持を可能な限り保つには、より良き盟主、主君が必要、と。現時点の階級が上だとは言え、ロイエンタールがこの時点で膝を屈することも視野に入れているのが、すごいな。それだけ兵たちの「信仰」のすごさを垣間見たり、武勲の本質を看破してるからだよなあ。好意的な関心を持ってるからこそ、見えてるものがある。
これからの人生を賭す代わりに、助力を乞う。
すごい決断だな。それだけ自分の目の確かさ、親友の目の確かさに自信がある、と。断られるとは思ってなさそうだもんな。
短気を起こすなと言われるミッタマ。
確か先週同じことを言われてた人がいたような‥???(笑)。
みんなちょっとずつ短気なのな。キルヒアイスだけはラインハルトかアンネローゼ絡みではなければ大丈夫そうだけど、その二人に関わることは誰よりも導火線短そうなので、均せば短気の仲間入り(均すな)。
「女と勝利は呼びもせんのに先方からおれの方に擦り寄ってくる」
ロイエンタールぅうううって感じの言い回しで最高に好きだね!!!!!
本当、双璧って全然違う二人の人間が普通に仲良しでにこにこしてしまう。
喧嘩ばっかりしながらも互いの実力や欠点、甘さや優しさを認め合ってる某両翼も好きだけどね!!
ロイエンの顔がやっぱり美しい。いいぞ。公式美形はどんどん美形にしてくれ!!!毎回気合の入ったロイエンとラインハルト、見てて清々しいほどに美が乗ってて好き。
細かな表情変化がいいなあ。好きだなあ。
オーディンに帰還
するとすぐに軍刑務所に収容されミッタマ。
食事係のお爺さんが意外と話のわかる人でよかった。
毒殺は恐れてないけど、太ってエヴァに嫌われるのは嫌。
ちょっとやそっとで太るような体質とも思えないし、太ったくらいでエヴァがミッタマを嫌うわけないし、勿論半分冗談だろうけど、エヴァちゃんに嫌われるのやだもんね!って言っちゃうミッタマが愛おしい。
ところでエヴァにはミッタマが収監されたという報は言ってるのかな。
無機的な通知が届く前に、ノイエのロイエンならエヴァのところに行っておれが必ず助けるから心配せず待ってろくらい言ってそうだな。あるいはエヴァにだけは何か言っといてって言われて伝言渡しに行くか。
他の版や原作だとそこまではせんだろうなって感じの冷淡さなんだけど、ノイエのロイエンはそういうところのフォローもやってくれそう。ミッタマがエヴァを大好きなのが分かってるから、エヴァを不安にさせないようにも心を配る。そんな感じ。
こりゃモテるわ。
でもモテればモテるほど、低い自己評価(プライドは高いし能力に自信はある、前述の通り)と衝突して、言い寄ってくる人を見下しそう。こんな男がいいのかって鼻で笑ってる感じ。え、ロイエン像がおかしい???おかしいかな(笑)。ノイエのロイエン、原作のロイエンのそういうところにフォーカスを当ててんだろうなって印象なのだもの。
声の距離感って大事だなって思う。
廊下にいるおじいさんは他の人に聞こえる可能性があるから小声。ミッタマもぎりぎりの声量で喋ってたけど、毒が入れられてたら教えてしんぜようって言われたことに対しては若干前をまっすぐ目に見て、通るように言う。
嵐の夜。
親友のために全力疾走する人が。
車使わんのかい!って突っ込まれてたけど、地上車だと足がつくんじゃないかな。交通網とか集中管理されてそうだし、接触を知られたくなかったとか、そういうのかなーってふんわり考えてる。どこかで「正解」話されてたことあったっけ?
これだけ同じような建物が並んだとこから、よく間違えずに到達したな!?何気にすごいぞ、ロイエンタール。間違って隣ピンポンしてTAKE 2だったらどうしよう(そんなわけあるか)。
え、君、まさかこれより前からチェックしてた?ここがミューゼル大将のお住まいかって。ってか住所どこから調べたの!?帝国の情報管理局の女性職員から聞いたんか????
原作でもふわっとしてるとこなので、あんまり突っ込んじゃいけないね。
ピンポーン。
夜中に呼び鈴鳴らしちゃダメでしょ、ロイエンタールくん。貴族のお屋敷みたいにその家の人にだけ届く音じゃないんだよ?
モニタないのは、一般家庭にはテクノロジーが提供されてない、と言いたいところだけど、TV電話とか普通にあるはずだもんな。おや?ノイエではない設定になったのかな。馬車だしな。地上車も平民階級乗れないっぽいし。そうか。
リンベルク・シュトラーゼの下宿にクーリヒ・フーバー両夫人がいるかはわからなかったね。真夜中でもう彼女らは寝てるからキルヒが対応してる、で通せるっちゃ通せるし。わしあの二人好きなので、「星を砕く者」完全版を作る際は(外伝も全部作ってI.Gさん!!!!)しっかり出してくださいね🥰
あれだけ走ってきてすぐ息が整うの、軍人さん!って感じだな。生き整えてる間はあったし、流石にぜーはー言いながら誰何の声に応えてたら不自然すぎるもんな(笑)。
どうぞお入りください、でキルヒがにこっとするの、何かしらを察したってことだよね。濡れた黒合羽の処理とか、タオル出してあげたりしたんだろうか。ずぶ濡れの少将をラインハルトの前に立たせるとも思えないので、ドライヤーの最大風速ぶつけたかもしれない(ラインハルトの髪を整える時は勿論弱。何の疑問もなく日々のお世話をさせる。え、してるよね?)。ラインハルトを待たせるのも論外なので、手短に素早く、乾かす方法でやってると思う。
ラインハルトの声、真意を確かめるような色もありつつ、どこか嬉しそうだな。戦術顧問として付いていったはずの名だたる将官が自分に至急目通り願いたいと言ってきたのだものね。願ったり叶ったりの状況。味方に引き入れるならと、キルヒアイスとリストアップしてそうだし、そのトップに名前が載ってそうなロイエンタールとミッターマイヤー。うっきうきしちゃうよねえ。
手で着席を促すのはいいとして、経緯を説明するのに結構な時間があったのでは‥‥?僚友ミッターマイヤーがブラウンシュヴァイクの係累を軍規違反を理由に処刑したところ、軍監獄に収監されました。助けるためご助力願います。くらいで済むか。じゃあまあそんなものかな。
あ、企み笑顔。美しいね。
腹の探り合い。この時点で階級という外側のものだけでなく、既に精神的な主導権もラインハルトが持ちつつあると伺わせるのが良い。いや協力を申し出てる側が遜るのは勿論だし、ロイエンタールの見極める視線はあると思うけども。
何が卿に危険を冒させる?の問いに答えるロイエン。
「ああいった」の「ああ」の部分の掠れ方が印象的。熱が入っている。本気でそう思っていると感じさせるだけの熱。
単なる僚友ではないのだと察するよな、これは。嬉しそう。
断ると言ったら?の返答で、閣下がそのようなことをおっしゃるとは、わたしは思いませんって言うロイエン。薄く笑いながら、そんなこと言うはずないの分かってんぜって顔。そんな理解するほど、どこで見てたんだい、ミューゼル大将を。今回の件ですぐミューゼル大将を巻き込もうって提案した以上、めちゃくちゃ観察してただろ。この人ならわが主君になり得るかもしれないって思いながら。
ハルトさまも涼しい顔で試してくる。この二人の腹の探り合いというか、ちょとひりつく感じのやりとり、大好きでね。策謀編のあれも勿論好き。
その空気を察して、視線を走らせるキルヒアイスも好き。絶対まだ警戒してるよね。
空気もトーンも変わって、ゴールデンバウム王朝についてどう思うか問う静かな声。
この夜、一番大事な質問。
この問い掛けを、帝国で発することの危うさ。この問いに、答えることの危うさ。ロイエンタールは問われた意味をきっと瞬時で理解してるし、キルヒアイスもラインハルトが切り出したことで、ラインハルト自身のロイエンタールへの評価が一区切りしたことを察したんだろうなあ。
ラインハルトだけ平常の顔をしているのがとても良い。
ロイエンタール、唇の作画が美しい。中村さんの声が出てくるのがめちゃくちゃしっくり来る。
患者が死んでも構わん。過激なお医者さんだなあ(笑)。
音ががほぼ消えてるのも緊張感があっていいし、ティンパニの音だけで静止の手と、ロイエンタールがそれを自然と受け入れて言葉を止めたことをすっと入れてくるのが堪らぬ。
声も表情も明るくなるロイエンタールとラインハルト。
二人の間で成ったものを見て、ほっとしたことでしょう。
窓の外、めっちゃ雨降ってんなあ。
自分が高く評価していた人に、自分も親友も同じように高く評価されていたのだと知って、瞑目するの良いな。
キルヒアイスが外を見てるの、ロイエンがまた雨の中を帰るのを心配してたのか、まだ警戒の残滓があったのかどっちだろう。前者かな。
どうしても、のとこで少しふって笑ってるのがいいな。
わくわくして来てるな?
敵が増えることを憂慮なさるのですかって訊くキルヒがそもそも微笑んでんだもんなあ。ああ、ラインハルトさまわくわくしてんなあって分かってて敢えて言ってるもんな。会話で戯れてるだけだよ、この人たち。かわいいね。
頼もしい味方が増えることを楽しんでいらっしゃるように見えます。
正解!!!
にこって笑うラインハルトさま美しい✨✨✨全カット美しいけどさ、キルヒアイスと二人だけで、表情などを固定化させておく必要もなくリラックスして会話や状況を楽しんでるんだから、輝きも増すと言うものよ。
あ、もしかしてうっすら唇桜色だな・・・!?11話のプロージット後のワイングラスを口につけるところでうっすらピンク唇になっててほぎゃー!!!ってなったけど、ここもか。というか、実はいつだってうっすら唇に色付いてる???流石ラインハルトさまやじゃ・・・。
わくわくうきうきしながら窓のそばに歩いてくるラインハルトを見守るキルヒアイス、にこにこしてそう。と思ったら意外と真顔。話している間はじっと注視する。一言も聞き漏らすまい、感情すらもすべて。という声が聞こえて来そうだよ。
小さな居間。ここで家にいる間のほとんどを過ごして来たんだろうなあって思うと、込み上げるものがあるな。
後ろ姿の体格の違い、細かな立ち方の違いなどの書き分けが絶妙。
急転
軍法法廷はまだ先なのに、何か来たよー???
ってマン大尉ー!!!!!!!
映画館であれって思って、エンドロール確認して自分の一瞬の特定能力にちょっとだけ自信を持ったなあ(笑)。
マン大尉はあれだよ。イゼルローン攻略で、フォン・ラーケン少佐を宇宙港に迎えに来た人。え!?って思った人は7話を見返してきたまえ!(笑)
ミッタマー!!!!吊るされてるー!!!!!!
(原作も勿論好きだけど、ノイエの一連の流れも好きでなあ)
多分ジャケットの素材的に、来てたらあそこまで腕上がらないんじゃないかな。肩のあれもあるし。(そこまでして吊るさんでも‥趣味か??拷問係さんの趣味ならしゃーない)
腕にめっちゃ負荷かかってそう。痛いヨォ。
力が抜けてる人体ってそういう感じの形になるんだってめっちゃ勉強になる(何の勉強?いや、絵だよ)
帝国軍服のズボンの腰の後ろのところ、スリット入ってるのがめっちゃ好き。デザインかっちょいい。ポケットの上のラインにも銀糸の縁取りあるんだね。ほほぅ。スリットの左右にボタンもあるし。前側も飾りボタンやスタック?も付いてる。シャツも全開できないやつなんよな。おしゃれ‥。ルドルフの趣味かなあ。こればかりはありがとうと言うよりない。複雑だけど。
コート脱いだら上半身裸でばきばきにキマりきった変態さん相手に、気取った物言いをいうやつだ程度の返しで済ませられるミッタマの胆力すごい。好き。ちょっと嫌そうな顔してるなあ(笑)。
みんな大好き拷問係。
メディアミックスごとにそれぞれ色付けてくるから、どんなタイプのやつで来るのかってわくわくしてた(おい)けど、予想をかっ飛ばしてすごいの来たな…‥って劇場で笑いそうになった。
拷問係のキャラデザ、確か寺岡さんだったよね?筆が乗ったんだろうか(笑)。キャラデザの属性もりもりっぷりもすごいし、中の人絶対楽しんでんだろうなってふと過ぎるような、いやらしいいいいいお声。公式からも突っ込まれてた、釘バット以外に腰から下げてる道具何!?っていうね。くすぐられるのめっちゃしんどいらしいので、有効な拷問方法ではあるんだろうけども、他が禍々しいからか妙に可愛く思えてしまうトラップが(笑)。
麻酔なしで歯を抜くことができるとかそういう特技設定あったな。いや、それは特技ではないか。歯医者か肉料理の名人としても第二の生を遅れるだろうとか何とか(半分皮肉なんだろうけど)。
この後の必要以上にフレーゲルに謙る演技過剰気味なところとか、フレーゲルの暴走に真顔になってるとことか、去り際に妙な余韻を残しているところとか、印象的過ぎる(笑)。濃い、濃いんだよ。最高だぜ👍
いつか誰か、彼のスピンオフとか書いてくれないかなあ。公式は正伝完走と外伝完走の方を頑張ってもらわないといけないので、こういうのは二次創作でカバーだ!!(大っぴらには言えんやつ)(こういうサブキャラというか一瞬キャラのエピソードだけを募る企画とかやってみたいなあ)(言うだけなら誰でもできる)
細かい息が入ってるのいいなあ。ヘッドホンで聴いてると細かな音が拾えるのでおすすめ。劇場の音響だともっとはっきり聞こえるんだけど、雑音のある場所でだとやはりヘッドホンが一番。
滔々と変態さん理論をテンション高くわざとらしく演じた上で、「理解していただけますか?」のちょっと下がったトーン、マジでいやらしくてぞわっとする。嫌だけどいい!!くそー!!!!(笑)。
この状況でも煽るミッタマ。勝算ありと踏んでるからこその挑発なんだろうけど。振りかぶった拷問係の口の中がしっかり描かれてて、舌ピアスの存在感が異常(笑)。もう、どんだけ個性爆発させてくんだよ!!!
ミッタマキックが炸裂!!!!!!!!
足振り上げてそのまま蹴るんじゃなくて、ぶら下がってるからこそ、逆側に反動つけてから蹴ってる。やべえ。歴戦の勇者のそれだ‥‥‥‥。
だから、どんだけデザインに盛るんだ、スプリットタンって!!!!!!!!!!!!!!??????????(笑)。
これで公務員なん、この人????うそやろ????????????(原作確認タイム。内務省社会秩序維持局の雇員。うーん‥公務員‥‥とは言えないのかな)
いいとこ入ったんだなあ。足ガクガクさせてら。
無抵抗な人間を甚振るのはいいけど、反撃されることは全く考えてない。
ざまあ。
これで笑って通常に戻れるのは、強者なんよ‥‥‥。よく脳震盪とか起こさなかったな。ってかよく舌噛まなかったな。
若様。うん、そうか、若様になるのか。男爵だけどな、その人???
ブラウンシュヴァイクのところの家系図どうなってんだろ。フレーゲルは甥だから、ブラウンシュヴァイク家を継ぐわけじゃない気もするんだけど、皇位が視野に入らなければ、いずれはエリザベートとフレーゲルを結婚させてブラウンシュヴァイク家を継がせるとか考えてたのか???
そういや何でフレーゲルと一緒にいるんだろうね、ブラウンシュヴァイク。波長があったから??
せっかく(過剰だけど)謙ってくれる拷問係くんに「話しかけるな下郎」って吐き捨てるフレーゲル。おまえはよぉお‥‥。正しく腐った貴族ムーブかましてくるから、いっそ清々しいわ。
ミッタマ、すでにフレーゲルを豚認定。
「豚が人間の言葉を喋るなよ。こちらが恥ずかしくなる」
こちらが〜のところで小首を傾げるような仕草を入れることで、さらに煽るぅううう。ミッタマの煽り力がずっと高いまま維持されてる。これは敵対する側からは堪ったもんじゃないよなあ。フレーゲル、憐れ(笑)。
フレーゲルの中の人の震えるような声、実はあまり好きではなかったんだけど、意外とフレーゲルだと気にならないと言うか、力一杯なので面白いくらいハマってるよなあ。
敢えて鼻目掛けて頭突きして、鼻血噴出させるミッタマ、怖いくらい的確だな。頭突きの前にニヤってしながら身を引いて、それにフレーゲルが不審そうな声を発してるのがまた良い。
血出過ぎじゃない??どこ切った??つか止まるのも早い(笑)。
救援
殺してやるってミッタマだけに意識を向けさせたの、ロイエンを入って来やすくするためだったりする?どこかの時点でロイエンが来てること悟ってそうな気がするな、ミッタマ。
流れ弾が後ろの兵に当たりそうでひやひやする。フレーゲルが連れているからといって、その兵自身がダメなやつかは別だからな!!
ようやく来たか、みたいな笑みを見せるミッタマ。いややっぱり絶対分かってたやろ。
ロイエンタールのこと、下級貴族だってことは知ってたんだな。フレーゲルのことだから、戦術顧問の名簿見て格付けとかしてそう。
この曲ここでかかるのが熱い!!!!!!!
ラインハルトの「降臨」は、艦隊にも勝るもの。
ミッターマイヤー、ロイエンタールの両名と、ラインハルト、キルヒアイスの二人が繋がっていること、フレーゲルには知られずに済んでた。嵐の中を走った甲斐があったね、ロイエン!
諸々の事情により今ここでは「撃てない」ことがわかってて挑発するラインハルト、最高。この煽りも本当大好きで。
「試してみないか」
「わたしが導いてやろう」
直球で言うと、何かエロい。そこはかとない色気を感じる。何だろう、こういう物言いを真正面からされて、通常運転できたなら、それだけで誇っていいと思うよ(笑)。
爪の作画も綺麗だなああああ(現実逃避)。
いいタイミングでアンスバッハ来た。
引鉄を引きかけたところを、指を緩める動作。細かい描写で惚れ惚れする。
アンスバッハの要請に従って、あっさりフレーゲルから視線も銃も外す。屈辱だろうなあ。あれだけ煽って来といて、何の関心もなく翻られたら。だから粘着されるんだよ、ハルトさま‥‥‥‥。
待て、待て!!の無様さ、たまらんな。
見向きもされない。かわいそ。
フレーゲルもあまりアンスバッハを見てなかったよね。どうしてここに、とか言うし。ハルトさましか見てなかったとか、どんだけ視野狭窄に陥ってたのかね、君は。
あっちとこっちに向かう靴音が、歩速までで細かく違いながら、距離感もしっかり出されてて震える。この細かさ。最高っすよ、三間さん!!!!
まさか叔父上が自重とか言うと思ってないから、びっくりしちゃったねえ、フレーゲル。あわわって口が開閉するの細かい!
アンスバッハの動じなさ、いいなあ。
本当であった場合の可能性を捨てきれないってのは、アンスバッハをそれだけ重用していることを知っているから、なんだろうなあ。
いやあ。悔しそうだねえ。平民上がりの生意気な少将を痛めつけてやろうと思ってたら、奪還されるわ顔に泥塗られるわ宿敵揃い踏みされるわ、倍返し以上だ、これは。ははは。
やれるもんならやってみろ的な美しい笑みの応え。
完全に役者が違うよ、フレーゲル。
アンスバッハの事後処理。
おっしゃる意味がよくわかりませんが、でうっすら微笑んでる。看破されてんなってわかっててはぐらかしてるし、はぐらかされたのわかって応じてる。こういう、通じ合うところがあったというのがね。
そうはお思いになりませんか?(そういうことでいいですね?)
そう、思うべきなのだろうな(仕方ないからそういうことにしといてやろう)
副音声が聞こえる。表情と声から。
あー何か、辛い。アンスバッハの評価が高ければ高いほど。あの場で彼に対面して、何の警戒もしなかったことに繋がる。実際アンスバッハはすごい人だったよな。一点の曇りもなくブラウンシュヴァイクに忠義を向けることができて。
よろけたミッタマを支えるために動いたロイエンタールの髪がふわっと動くの、細えええ。
「遅かったじゃないか」って言わせたな、ミッタマに!!!????
いや、うん、わかるよ。言ってほしいよね‥‥‥覚えてろよ、ちくしょう。
男爵を蹴り倒すのを待ってた、だって。突入タイミング慎重に計ってたくせに、このぉ。わかってて応じるミッタマ。その二人を微笑ましく見守る幼馴染二人。
忠誠の近い方が、武士。いや、騎士?
古めかしい感じだけど、それが妙に似合うのがいいね。忠誠に対して信頼を寄せてくれ、なのか。いいな。
キルヒアイスに次ぐ貴重な盟友を手に入れた。強い味方、ゲットだ!!
ナレ裏でひっそり余韻を残して去る拷問係さん。いや今までおったん!?何で!!!!???
ちょっと気になってたの?それとも報酬もらい損ねたなとか思ってんのかな。
車の中でご機嫌なハルトさまを見て微笑むキルヒ。帰ったら小さくお祝いでもするといいよ!!!
公然化すると強気に出ることで追い詰められるのも、ラインハルトが有力者となりつつあるから、だよね?本当、ロイエンタールは見事な人選をしたよ。
ブラウンシュヴァイク公の手、見間違いようがなくブラウンシュヴァイク公の手だな。貴族たち、物に当たりがち。
窓に映る景色も全部作画してるんだもんなあ。I.Gさんのクオリティ、半端ねえ。
エーレンベルクさん、モノクルくいくいさせてる。お元気かね?この人も意外と眉毛に特徴が(笑)。他の2元帥、お髭が特徴的だもんね。
公然化されたら詰むやつと、公然化を強行しようとするやつ。そりゃなかったことにするしかないよね。それも権力者の特権、と思えばこそ。普通はなかったことになんてできないし、提案もされない。帝国だから問題視されないだけ。怖いね。
廊下でショックのあまりよろっとして壁に手をつくブラウンシュヴァイク。この人にとって、自分の意見が通らないのはこれほどショックなことなんだなあ。本当、深い病をお抱えで‥‥‥。同情すら感じるのはメルカッツさんの視線やアンスバッハの視線を、ここまでで見て来たからだよなあと思う。
ノイエの良いところでもあり困ったところでもあるなあ、「敵」側のキャラにすら何らかの愛着を覚えてしまう。ここまででそういう「救済」がなかったのって、もしかしてマクシミリアン・フォン・カストロプだけでは‥‥??(笑)。
エーレンベルクの立ち回り、こういうトラブルを収めるのは得意だったりするのかもな。色々理ではなく利があってこそのあれこれだとは思うけど。
ミッターマイヤー少将を釈放し前線へ行かせる。意図としてはまあ死んでこい何だろうけど、それをそのまま直球で聞き返すの、腹芸がないと見せる腹芸のようで、ラインハルトさま怖ってなる。
オブラートにもう少し包んであげて‥(笑)。先走るなって言われちゃうのもまあ当然と言うか。建前言わせてあげてよ、エーレンベルクに。おまえの意図は分かっとんねんって先に言われてしまったら上司の立つ瀬がないでしょう???(笑)
化かし合い。ロイエンタールとの腹の探り合いのヒリヒリしつつも楽しんでる感はなく、下手に出て見せて手のひらで転がしてる印象。19歳、末恐ろしい‥‥‥‥。
「戦いはある?」の声とか、猫かぶって可愛いったら。
恩着せがましく、今これ教えてやってんのすげえことなんだからなみたいなこと言ってるエーレンベルクの表情が細かく動いてるのいいなあ。って、眉毛そうなってんのか!!!!???(笑)。
「わたしの?わたしも出征するのですか?」
にゃんこちゃんめー!!!!!!!
からの「にやり」。このにやりがだいっっっっっっすき。ラインハルトは基本的に清廉な人だけど、野心も策略も持ち合わせてるところがあってこそ、その心の清廉さが輝くと思ってるので、こういう描写、大好きっすね!!!
車乗り込んで、扉が閉まる時に影の落ち方が変わるのとか、笑ったことでキルヒとここで顔を見合わせたんだなとか、そういうのわかるのが本当素晴らしいなあと思う。
小さな部屋にこの四人が揃ってるの、幸せ空間すぎる。
この時が一番幸せだったんだろうな。新たな信頼できる強い仲間を見つけ、先の話ができて、目指す場所がより明確になり、道のりがより鮮明になる。希望しかない。時間よ止まれ、止まってくれ‥‥‥‥(泣)
これを遠き日、わが友の後にやるのがニクいよね。最初にやると話はスムーズに通るんだけど、二度目を通る醍醐味が薄れてしまう。
わし、銀英伝の小説は繰り返し読めば読むほど、解像度が上がれば上がるほど、読んでしんどくなっていくものだと思ってるしそれが魅力だとも思ってるだけど、ノイエもその傾向がしっかりあるなあ、と思ってる。
26、27話を見た後で1話から見返すと、見え方が変わるんよな。少しずつだけど。48話まで行って1話から見返るのも勿論。繰り返し見ることを計算に入れられた作品なのだと思うんだよ、ノイエ。わしは大好きだよ。
キルヒアイスもにっこりしてる。みんな微笑んでる。
この先の展開を思うとあまりにもしんどい。大好き。苦しい。
そして現在へ
昨日ミッタマのお家に泊まったロイエンタール、出勤の前にリンベルク・シュトラーゼに寄ってんの?話してる内にあの頃に思いを馳せて、思いを新たにするためにも寄って行こうかってことになったのかな。
何にせよさ、そこまで心を砕いてくれるのであれば、もっと早くに‥いや、二人とも上官になってしまった上に、余人が手を出してはいけないと思っているからこそ見守っていたのかもしれないし、式典が数日ずれているだけで元通りになっていたかもしれないので、双璧に責任の一端をなすりつけようとは思わないけども!!!けども!!!!!!!!!!
結果論的な見方をどうしてもしてしまうので、あの時さあ!!!って思ってしまうのも止められないのだよ‥‥‥‥。悲しい。
嵐が通過した後だから空がきれだね‥‥‥(現実逃避)。
ミッタマの回想‥!!!!!!やめろ、幸せな光景やめろ!!!嘘、もっと見せてくれ!!!!!!!!!!!えーん!!!!!!!!
ミッターマイヤーの決心、清いなあ。ありがとう。
ロイエンタールの少しだけ間が空いた「あぁ」。
完走後に戻って、彼らの言葉の聞こえ方の違いを是非とも味わってみたい。完走まで応援するぞー!!!!(この場合の完走は、外伝も含む笑)
ちびっこー!!その角度から虹が出てることよくわかったな!?(野暮なこと言うな)。
嵐の空の後に広がる青。そこにかかる虹。新しい朝、希望の象徴。凶兆とも取れる自然現象を入れ込んできてるの、本当うまいよなあ。
(その後悪いことがあったなら凶兆となり、良いことがあれば吉兆となる。それらを積み重ねて文化がつくられるので、どちらにも転びうる、という意味でね)。
音楽ぅううう。また大好きな曲がかかる。
今度からオーコメとかの時にテロップで今流れてるのはこの曲ーって曲名流してくれないかな(笑)。違うアレンジで曲名違ったりもするやん?ダメです、覚えられません😭
ミッタマ、ロイエン、オベが上級大将昇進。
ってその後ろ姿ラーベナルトさん!!!
ビッテン、ケンプ、ワーレン、ルッツ、メックリンガーも大将昇格。
ファーレンハイト、降伏して来たところでしっかりと評価されて昇進させてもらえるの、政治的な判断もあるだろうけど、有能な人なんだなってのも同時に印象付けられていいよね。
政治的にも軍事的にもトップに立つ人。有能すぎる‥。
宰相兼任の証の赤いペリース。傍にその色を置くことが精神安定剤でもあり、生きていれば彼が宰相の地位に就いたであろうことへの暗示であり、色々本当にたまらん。さっきの執務室で光を背負いながら立ち上がるところからずっと一貫して背中しか見せないことも、頑なさの表現‥かな。
シーンに込められた意味や感情は、受け取る側の妄想でしかないかもしれないけど、それを考えうる行間がしっかりと取られていることが本当に素晴らしいことだと思う。説明しすぎないからこそ生まれる余白。
それがもやもやする人には合わないんだろうとは思うけど、行間、余白大好き人間で、原作のそういうところが大好きなわしなんかには、ノイエの描き方本当にクリティカルヒットなんよね。物足りなかったりマイナスの面がないわけでは勿論ないんだけど、クリティカルヒットの部分の加点が凄まじくて、押し並べて大好きとしか言えん。好き。好きだ。
レンネン、シュタインメッツ、アイゼナッハ。あの泉の広場(違う)に行くの躊躇って躊躇ってそわっとしてそう(笑)。ミュラーはあれで度胸と愛嬌があるから自然と混じれそう。ケスラーはメックリンガーと旧知‥でいいのかな。あの辺は何らかの接点がありそうな気がする。同じ郡内なのだから、レンネンたちもあるっちゃあるか。
シュタインメッツの艦長エピ欲しい。欲しいよ!!!!
レンネンの上官エピも欲しいので、星を砕く者も黄金の翼もノイエでアニメ化してもらわないとな。にこにこ。
ケスラーの憲兵総監服、騎馬姿も相まってめちゃくちゃかっこいいな。馬に乗って揺られている方の動きと、微動だにしない背筋。軍人さんやで‥妙なところで感心してしまう。
扉のところに衛兵が配置されたね。親衛隊が発足されて、セキュリティのことをようやく考え始めてくれたのだよね。
ミュラー!!!!漸く会えたね、ミュラー!!!!
最年少だから真面目に真っ先に来て待ってたのかい?そういうところ、すごく可愛いぞ。アイゼナッハの後ろ髪ちょろんも相当可愛いけど、ミュラーのアホ毛も可愛い。可愛いが前後に並んでる。可愛い(語彙力どこいった)。
ミュラーへのナレがモリモリで素晴らしい(笑)。
石造りの床を硬そうな素材でカツカツ言わせたら砕けません!?大丈夫??
誰もがその眩い光を見ずにはいられない。でも、その恒星の隣に寄り添った星はもう墜ちてしまったのだよ。悲しい。
輝きの中にある空虚。誰にも直接見ることは叶わない。誰にも触れさせないだろうから、ラインハルト自身が。
肩の飾りが歩くたび、腕の動きに合わせて微妙に動いてるのも細え!!!!!
憂いを纏った凪いだ表情。
憂が加わったことでより美しく、半神の域まで達するラインハルト。
悲しいね。悲しいよ。
時代だけは進んでいく。ラインハルトも進まざるを得ない。
次回、改革者。
ぜーはー。
前回よりもおとなしめにしようと思ったのに、それでも1万字超えました!ごめん!!!(笑)。
次回もよろしくー!!!!