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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 35話「要塞対要塞 Akt Ⅱ: 激闘」(3rdシーズン 激突 ep11)

薔薇の騎士連隊は伊達じゃない

アバンは前回のおさらい。
OP終わりからのローゼンリッター大暴れ。的確に関節部狙いすましてくるの怖すぎるよぉ。
赤い中に一人だけ黒のシェーンコップ、カッコ良すぎる。赤のラインが入ってるのもいいな。

シェーンコップ、一瞬ゆらって動くのフェイント入ってるのかな。囲まれてなおのこの動き、やべえ。

オルラウの解説(?)を背景に、ローゼンリッターに擲弾兵を確実に減らされていくのを見守るの、どんな気持ちだろう。辛い。
最前線だもんな。そりゃ精鋭部隊配置してて当然だし、攻撃力の高さを考えるとローゼンリッターであることも頷ける。にしても、こえええ。

高いところ走り抜けてそのまま宙返り。着地の時にアンカー(?)出てるのも最高じゃ。強い。かっこいい。同盟の装甲服は敏捷性特化だっけ。それにしてもだよ。身体能力が段違いに凄まじい。

二時間で突入部隊のバイタルが4割を切るの、やべえ。捕虜になって装甲服脱がされたとかそういうのも入ってるのかもしれないけど、何にしろ損耗率が激しすぎる。
二時間艦橋で推移を見ていたのかな。歯がゆいだろうな。

もうこれ以上は無理と悟ったら撤退命令を出す。まだいけるのでは、とか思わないところがミュラーだな。

シェーンコップ、トマホークだけではなくナイフ的な武器も使ってるね。あの細さだと余計関節部貫きやすそうだし、百戦錬磨のRRはすんげえよ‥。

戦闘中に通信用の有線繋ぐの好き。軽量化のために司令部との通信装置最低限しか載せてないのかな。傍受させないために、とかもあるのかな。

RRに旗艦に乗り込まれたらと思うと肝が冷えるな。こわ‥。
敵艦に乗り込むことを提案する血の気の多いシェーンコップに、即座にダメと言うキャゼルヌ。優位に立っても基本構想からぶれないの、すごくいいよな。臨機応変にとは言い難いのかもしれないけど、攻めることではなく守ることが重要なのは変わらないので、初志貫徹がベターなんだろう。

「なぜです」がやや不満そうなのがおもしろ。自分たちなら余裕で制圧できると言う自信があるからかなあ。ムライさんの懸念を聞けば納得はしてくれる。話しながら応戦もできる。シェーンコップ、カッコ良すぎて痺れる。

「弱みに足を取られていては足元を掬われる」「秘密とはいずれ漏れるもの」
何と言うか、達観してんなあ。捕虜に取られるくらいなら部下に死ねとは言えない、と言うのを分かった上でのことなので、戦いにおける視野の広さをちゃんと持った人なんだよな。局所的な制圧に意味なんてないのを重々承知していると言うか。RRが揚陸部隊を追い払ったところで、劣勢は覆せないということだし。補充が効かない以上、帝国軍が時間をかけて延々と揚陸部隊を送り込んできたらどこかでジリ貧にならざるを得ないもんなあ。

中将待遇の客将が、艦隊の指揮権を貸してくれと言い出すのも、その人に実際に指揮権を渡してしまうのも、本当はダメなんだろうな。メルカッツさんもこの状況だからこそ申し出たのだろうし、キャゼルヌも信じると決めた人だからこそ信じて指揮権を渡せたんだろうし。熱いぜ。

「やってくださいますか」
の前の、おどきからの力強さに喜ぶ変化。いいな。
で、個人的な感情だけではなくて、他の人に対して「正当性」を問うのも忘れない。「みなで守っている」ということの確認。同盟はこの描写が安心する。まず答えるのがフィッシャーなのがいいね!!副司令官だものね。

アッテンの遠回り同意(笑)。
ヤンが支持するメルカッツ提督を支持するよ!!理論。いいぞー!!
パトリチェフの簡潔さ、グエンの支持せざるを得ん。みんな違う(笑)。

シュナイダーくん、うるうるしてるのめちゃんこかわいい。
敬愛する上官をここへ誘ったのはシュナイダーだもんな。自決を止めてまで捲土重来をと願った人が、艦隊を指揮する機会を得たんだ。感極まっても仕方ない。かわいいねえ。かわいいねえ。

艦隊戦

宇宙港に係留されてるヒューベリオン、かっこええ。
シャルチアン大佐がぴこぴこしてるのいいな。当然なのかもだけど、艦長は司令官よりも先に乗艦してるんだよなあ。というか、乗員はみんなすでに配置に着いてるよな。そわそわする。

シャルチアン大佐、ヒューベリオンがヤンの旗艦であることに誇りを持ってそうだなあ。それでも意固地にならずに帝国からの亡命者を司令官として迎え入れて職責を果たす宣言。かっこいい。
シュナイダーくんもにっこり。

下山さんのナレーションがいい。
かつては数万隻を指揮していた帝国の名将が、副官シュナイダー一人を伴って旗艦ヒューベリオンのブリッジに立った。感慨深い‥‥。

メルカッツの挨拶(?)を聞いてる同盟軍人たち、いいな。にっこりしてるアッテンかわいい。
良き働きの積み重ねに勝利がある。
前回ミュラーが、各々なすべきことをなし、とちょっと似てる。どこかでメルカッツの薫陶を受けてるといいな、ミュラー。ノイエはこの二人に何らかのつながり(上官、部下、も含め)を匂わせてくるので、たまらんぞ。何があったのかなあ。ねえ?

各自、今一度肝に銘じられよ。
返事のところで腕組みしてたグエンが姿勢を正したのが良いなあ。

そしてやっぱりどうしても無双になるRR。
部隊長からの撤退命令でてるよー!!帝国の擲弾兵、頑張って離脱しろー!!!
リンツ血気盛んだ。これでこそRRなんだろうな。隊長の士気高い。

強襲揚陸艇のデザインかっちょいいなあ。外装がくるくる回って溶解した壁ぶち抜いていくのも面白かった。ちょっと捻ったようになってるのもかっこいい。窓とか戦艦と対比しても大分大きいんだな、あれ。
くるんって向きかえるのもかわいい。中の人、酔いそうだけど大丈夫かな。

辛抱してくれって言われて眉を下げて笑うブルームハルトかわいい。
メルカッツ提督の手腕、とくと拝見。引いてやったからには上手くやるんだろうなってニュアンスを含んでるのかな。ふふふ。見てなさい、メルカッツ提督のすごさを。

シュナイダーくんはかなり吹っ切れてそうだなあ。メルカッツも前回の遭遇戦の時にすでに「敵」と言う言葉を使ったわけで、吹っ切れてはいるか。まず職責、自分の立場でのなすべきことを第一に考える人だから、同盟陣営にいる時点ですでに腹は決まってるんだろうな。すごい覚悟と生き方だ。

7000の艦隊で追ってきた。
回収しないと逃げられないし、帝国軍の危機。

同盟軍への命令だから「撃て」。同盟軍として戦っているのだから、相手に伝わる言葉で命じる。でも、軍服と敬礼は帝国式を捨てきれない。そこがまた素敵なんだよなあ。

揚陸艇の爆発シーンがきつい。撤退して収容を待つ中で砲撃されて座したまま死ぬの‥。きつい。しんどい。

輸送艦隊に即時撤退命令を、と言われて「ならん!」って即答できる司令官。ミュラーかっこよ。
今まで沈着な声だったのが、やや昂った必死の声になるのが好き。
ここで見捨てるような指揮官なら、誰も着いてこないんだよなあ。無謀に突っ込んで一緒に死ぬとかじゃなくて、救出に向かうと言うことが、どれほど難しいことなのか。でもだからこそ、危機に瀕した時に見捨てられないという安心感も得られるわけで。ミュラーは本当にすごいなあ。

輸送艦が沈む時に他の戦艦も巻き添えにしていく描写‥。そりゃそうならざるを得ないけども。‥‥ん?宇宙って、沈むのかな??戦艦はどうやってその「高度」を保ってるんだろ。推進力だけだと思ってたけど浮力的な何かがある?でも無重力空間だと「浮力」というのもなあ。動力って前後にだけ働いてるわけではないのかな。爆発のエネルギーに押されて下に向けて動き出すと止められないとかそんな感じ?

損耗率7割はやばい。揚陸艇のサイズ考えたら、戦艦からのビーム一発で破壊されるもんな。怖いよ。単座式戦闘艇もだけど、戦艦サイズが標準の宇宙で、このサイズは怖いって。

救援が来たことを知った時のおじちゃんの「ミュラー提督」に込められた安堵と喜びと‥。よかったねえ。リューベックの双頭の主砲もめっちゃかっこいい。主砲撃つときの重さがまた最高にいい。
大きなものが動いているとはいえ、宇宙空間だとあんまり関係なさそうなんだよな。戦艦なんかはむしろスムーズに動くのが当たり前だと思うし。それでも演出的に「重々しく」することはできるし、それがめっちゃかっこよくて、やはりノイエは最高。

揚陸部隊の回収完了。よかった。
リューベックの主砲ぶっぱが画面右下で大暴れしてるカット、最高です。強。1万対7千やもんね。駐留艦隊、叩ける間に叩いておきたいし。

と思ったら。
左右に艦隊出現。側面からの攻撃はやめろー!!!!!!!!
トリグラフとマウリヤ。いーーーやーーー!!!!

そうだね。そんな短時間に交戦域特定して回り込んだり、普通はできないよね。普通は‥うん。
包囲陣に引きづり込むには、そうせざるを得ない状況に追い込めば良い。
敢えて逃して助けに来させ、そこを討つ。メルカッツの策の冴え方、凄すぎる。ある意味、敵への信頼がなければ成り立たない。ここでミュラーが旧知であるということが効いてくるの、最っっっっっっ高!!!!

ここのリューベックの艦橋とヒューベリオンの艦橋が交互に映るの燃える。
「窮地にある友軍を捨ておけぬ。ナイトハルト・ミュラーとはそういう男だ」
っっっっっかぁあああああ!!!!
ミュラーの為人を知っているメルカッツだからできる作戦。ミュラーを高く評価しているからこその作戦。
ミュラーもメルカッツも、魅力が爆上がりする仕上がりなの、本当に感謝しかない。かっこいい。

してやられた、のミュラーもかっこいいなあ。
何万人もの部下を率いてる将官だからこそ、喚くようなこともせず、下を向き自身へ怒りを向けるように、ぐぬぬってしてるのが堪らん。若くして大将になるだけの器量がはっきりと感じられるミュラー。
瞳は死んでないのがまた堪らぬ。かっこええ。

ケンプ‥いや、わかる。わかるよ。
完璧な作戦立てたもんね。揚陸部隊が同盟軍最強の薔薇の騎士連隊にごっしゃごしゃにされるのは完全に予想外だし、敵陣にミュラーの性格を知っていてそれを盛り込んだ作戦を立てられるメルカッツがいることも想定外だし。

放火凄まじく、通信不能です。
そうだね。めっちゃ戦ってるもん、今。
ところでここのケンプ、いつも以上にでかく描かれてない?心象風景?
こっちでもぐぬぬ。

ヤン・ウェンリーめ。

いや、ごめん。メルカッツさんなんよ‥。
とばっちりでヘイト貯められるヤン、ちょっとかわいそう(笑)。
まあでも同盟の最前線から司令官を召還するようなあほ、普通はいないもんね。

グエンの感嘆もいい。ラオとアッテンの会話もいい。
帝国にはまだまだこんな指揮官がいっぱいいるのかなって心配するラオに、これほどの方はそうおるまいよって答えるアッテン。言い回しといい、田中芳樹!!って感じ(伝われ)。俯いてにこってする一連の表情もめっちゃいい。目を閉じて眉を上げて笑う、あれ。感服をアッテン流に表現するとああいう表情になるんだなあ。

あれほどのお方が、真っ直ぐにミュラー艦隊を見つめているのも本当に‥何を思ってるのかな。
前艦隊火力最大で前進。容赦ない。そこが素敵だ、メルカッツ。

アイヘンドルフ、25、6話以来だね。パトリッケンは初登場だっけ。
ミュラーの小僧を救ってやってください!!頼みましたよ!!

一緒に出撃する指揮官、私的通信しがち(笑)。
双璧だけじゃなかったね。何らかの話し合いはしちゃうんだろうな。連携取らないとってのももちろんあるんだろうけども。

そうこう言ってるうちにまた分艦隊が‥。ミュラー‥‥。
守りを固めつつも突破口を開くために自分が最前線に立つミュラー、偉すぎる。

メルカッツ、以前からミュラーを高く評価していたのか。孫‥というような年齢差はないけども(メルカッツ、ぎり50代だったはずだし)、精神的孫というか。シュナイダーがそれを知ってるってことは、幾度かメルカッツの口からミュラーの名が出ていたってことなんだろうな。
というか、シュナイダーくんは確か二十代半ばだった気がするけど、いつからメルカッツの副官なんだろ。

わざわざ敢えて、いかなる場合も眼前の職責を果たすことが職務と言ったメルカッツ。こんな形でミュラーと放火を交えることになることも本音を言えば望んではいないし、殲滅することも本意ではない。というのが逆に滲んでいる気がする。シュナイダーの言葉にも、言外に本当によろしいのですかという確認が含まれてたと思う。それに対しての答え。ミュラーも腹を括って包囲網を抜けようとしている。われわれも腹を括るべきだ、という無言のやり取りに見える。そして汲み取って良いお返事するシュナイダーわんこ。かわいい(かわいいで締めるな)。

少しでも多く、敵戦力を削いでおきたい。
そうだね。容赦してる場合じゃないものね。
刻一刻と変わる戦況の変化、心拍数が上がっちゃうぜ。

帝国軍の救援が確認されたら、損害を被る前に後退する決断。
メルカッツとフィッシャーの話の速さ、素晴らしいな。フィッシャーもちょっと好奇心で、ヤン提督なら撤退一択だろうが、メルカッツ提督はどのような指示をされるのだろうかってワクワクしてそうだな。

どなたかに殿を任せたいって言われて適任者がおりますってにやりとするフィッシャーさん、意外とお茶目。にこにこ。

位置関係的に、アッテンボローたちはミュラー艦隊を追い抜いて、あるいは回り込んでイゼルローン方面に布陣しつつ退いたってことだよね?すげえ‥‥。

全面的な崩壊を免れた。けど、やっぱりぐぬぬってしちゃう若さが眩しい。

救援からの疑惑

や、本当になあ。いくらミュラーが艦隊編成を巧みに変えて頑張っても、救援艦隊の存在がなければ後退もしてくれなかっただろうからなあ。包囲陣からは抜け出せても、やはりもっと撃ち減らされてたんだろうな。

卿らが来てくれなければ今頃は…‥その先は口は出しません。
閣下の手腕あってこそと慰められて、少し悲しそうに笑うミュラー。複雑よな。その言葉自体はちゃんと受け取るのが、良い子。

白兵戦時に捕虜捕えられてたんだな。RRが出てくる前の警備兵たちかな。踏み込まれて劣勢の中で捕えられていたら、ヤン提督さえいれば‥みたいなことを口走ってしまってもおかしくはないかな。

ヤン不在の情報が伝わってしまった。シェーンコップも言っていた、秘密はどこかで漏れるもの、と。しっかり漏れてしまった。
たった一人を恐れなければならない。優秀な軍人であればあるほど、その不条理さは疑問に思わざるを得ないよなあ。個人技でどうにかならぬものであるはずの戦争が、たった一人で覆るなんて。
そこに鎮座する、イゼルローンを味方の血を一滴も流さず鮮やかに奪取して見せたという、ヤンの「偉業」が証拠になる。誰一人真似できないことをやってのけることができる人間。それがヤン。

その凄さを認めているから、恐れることは恥にはならない。
優れた敵には相応の敬意を持って挑もうではないか。そうすることでわれわれには決して恥にはならんだろう。
はあ。かっこいい。敵に敬意を向けられる指揮官、これでこそラインハルトの麾下って感じだな。

不在ならば救援に向かってくるはず。索敵と警戒を回廊全体に張り巡らせて帰途を捕らえる。これが叶えば、心理的にもイゼルローンに大打撃を与えられるもんな。
通信さえ回復してればなあ‥。せめて一言、先にケンプを説得できる時間があれば。

敬礼の下ろす順番まで細かく表現するノイエちゃん。好き。

ヒューベリオン、見たよね!?って副官に確認するミュラー、かわいい。
オルラウさんとこうやって会話しながら色々整理して行ってるのかな、ミュラー。指揮官といえど、自分だけがえらい!とかそんな驕りとは無縁なミュラーだからあり得るな。いや、別に他の大将が驕っているとは思わないんだけど、何となく。

ヤンがいないなら、ヒューベリオンには誰が乗っていたのか。
答え:メルカッツ提督
わかるかー!!!って一徹返しされそう(笑)。

魔術師ヤンとはよく言ったものだ。本当にな。
だが、で険しい顔になるミュラー、最高。二度は負けまいよ。
がんばれ、ミュラー!!!!!!

居場所

帰ってきたメルカッツたちを迎える作戦本部(でいいのかな)が、オペレーターも含め敬礼して待っててくれるの良いな。感謝の現れなんだろうなあ。

メルカッツ提督と握手するキャゼルヌ先輩。全面的な信頼を置いてるし、これからもそうだよっていう、周りへのアピールも含めてはいるんだろうけど、まずは心からの感謝の表れだろうなあ。特にもう一方踏み込んで両手でぐっと握手したのは。

居場所ができたよ、イゼルローンに。
イゼルローン組の高官たちはすでに受け入れてはいたんだろうけど、名実共に「味方」だと受け入れられたのは多分この時なんだろうな。
感極まったシュナイダーが可愛すぎるし、それを察知してにっこりするあっテンも、そのアッテン含めて微笑ましげに見てるラオもかわいい。
このあたたかさがイゼルローンよなあ。にっこにこしちゃう。


ようやく本隊と通信できた!
と思ったらケンプが深々とお怒りモードに。
兵力の再配備を独断で行ったのは確かにあれだけど、いつ通信が回復するともわからない状況で、敵がより強力な「武器」を手に入れるかもしれない可能性を排除するために動くのは、悪手とは思えないんだよなあ。
でもこれは、「ヤンがいない」ことを知ってるから思うことで。パトリッケンたちの疑問にもあるように、最前線の任地を離れることなんてあり得ないというのが通常の考えだし。兵力の分散を狙った流言と言われても仕方ない。

ちょっとミュラー!!??君はどこで捕虜交換式のあとのキルヒアイスとそんな話をしたんだね!?帰路?帰路なのか?キルヒアイス艦隊に所属していたのかい??キルヒアイスがラインハルトに良い将官がいるんですって話をしていたから、ミュラーの登用がなったとか、そういうことをこねこね考えてしまうわけなのだけど、いいの?ねえ???

静かな「それで?」が怖いよ、ケンプ。
萎縮することはなく、少しだけ奮起するようにして、答えるミュラー。がんばれ。がんばれ!!
同盟のクソさがわかっていれば、あいつらクソだから最大の要衝から司令官離れさしちゃう愚行もやっちゃうんすよ!!!って言えるのに。のに‥!!!
神の視点を知らなければ、ケンプの判断も決して間違ってるとは言えないところが辛い。数週間に渡って保ちこたえているということも、多分ケンプの中ではヤンがいるという根拠になってるんじゃないかなあ。ヤンがいなければ、もっと楽に陥落できるはずだろう!?って。

ミュラーは若い分、柔軟というか、可能性は色々考えられるし、ヤンがいないということ自体があり得ないからこそ、死にゆく捕虜が口にしたことを気にしてるのかな。死ぬなら虚言を吐いて死ね、なんてこと、同盟側が命令するとも思えないし。

ヤンがどんな奇計を使うかわからない。そう言ったのはおまえやん?
って詰められて、ケンプの意思が変わらないことを悟った顔。悲しそうであり、何とも言えない。ミュラー‥。ケンプの言ってることも、一理は絶対あるもんな。

善戦したけどそれだけ。何の実りもなかった。
大将に登るくらいなのだから、プライドもある若者が、面白いわけない。でも、それを顔に素直に出すほど無作法でもない。ゆえに眉と目の動き、短い返答の声だけで、そのやりきれなさと不服とを表現するの大好き。
ケンプ‥。落ち着いて、ケンプ‥。かわいい奥さんと子どもちゃんが待ってるもんね。父ちゃんすごいんだぞ!って見せたいもんね。誇れる自分でありたいもんね。でもね‥。

ああああああああ。
歯痒い!!!!

通信が切れた後、ミュラーの表情を映さないの、いいよね。

オルラウさんがいて良かった。本当に。
この、独白に近いミュラーの言葉、拾って答えてくれる。
総司令官ではなく副司令官。総司令官の方針に従うのがよろしい。
軍人として「正しい」道を示してくれる、年長者。
巨大な獲物を〜のところで少しだけ振り返り気味に顔が動くのも良い。でも表情は見えない。良い‥‥!!!

決断したらもう迷うことはない。ミュラー、かっこいいぞ!

オーディンが現状の報告を求めてきてる。
これはオーベルシュタインかな。ラインハルトが積極的に、戦局どう?って言ってくるとも思えないし。少なくともこの時のラインハルトの心理状態的に。
「戦況有利」
まだまだ挽回できると信じているからこその言葉ではあるけど、現状を見るに、やはり誇張と言わざるを得ないよなあ。膠着状態で、同盟が勝っいるとも言えないので、嘘ではないけども。いや、でもやはり虚偽に近い印象はあるなあ。当初の策は瓦解してるわけだし。その辺素直に、こんな状況だけど今新しく立案中だし、もう少しかかるよ!くらいにしておけばなあ。
双璧が来ちゃう可能性があるし、もし他の人が来ても、その人が来たお陰で勝てたってなったら武勲も何もなくなっちゃうから‥かな。総司令官はケンプなんだから、心配しなくても良いのに・・。

この辺のケンプは本当しんどいったらないな。
斜め後ろからのショットが好きすぎる。表情を見せない演出、大好き。
しっかりと目を開いたケンプ。報告を嘘にしないためにも頑張らないとね。

ケンプとミュラーが頑張ってる時におまえええええええええ!!!!!????
って感じのロイエンタールのカット。おい。おい!!!!!!!

ミッタマはお家で静かに本を読み、
ヒルダは退勤。オベはフェザーン方面の動向踏まえた情報の整理?

で、ハルトさま‥!!!久しぶり!!!
久しぶりでも麗しい。虚無と憂いが加わって、さらに美しくなるって何。最高か。あのケープも着てる。全身見せて。

次回、魔術師の帰還。
ヤンが帰ってくるぞー!!!!!