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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 46話「作戦名『神々の黄昏(ラグナロック)』」(4thシーズン 策謀 ep10)
フェザーンへ
朝食作るユリアン。ちょっと幼い?
繰り返されてきたヤン家の朝。
レトロなトースターとか、この時代まで残ってるのかな。骨董品の粋だと思うけど。技術が一旦廃れても、同じような発明が積み重なるのかもしれないから、「ない」とは言えないんだろうな。
ユリアンの手際が十代の少年のそれではない。美味しそう。
何でも器用にこなせる子どもではあるんだけど、ヤンのためだからこそこうやって丁寧に作ってるんじゃないかなって思ってしまう。自分一人のためにはやらなさそうというか‥。
ヤンの寝室を覗き見るようなアングルすごいな。ユリアンのお尻込みの後ろ姿も気合い入って作画されてて面白い。
美味しそうな朝食。イゼルローンフォートレスが近くにあれば、ユリアンの朝食が食べられた時期に行きたかったな‥。あれいつだっけ。劇場公開の時期は要塞対要塞とかをやってたし、その前年だっけ。
寝汚いヤンとても良い。30秒で刻むんじゃない(笑)。
「後世の歴史家に何て言われるか」「後世の歴史家はまだ生まれてもいないよ」
このやりとり大好き。ぼやぼや胡乱なヤンの声、ひらひらする手。最高だ。これはちゃんと朝起きられますかって心配されるわ。
ユリアンが動く時の髪の靡き方がとても良い。
斜めに動いて夢から現実へ。ここも好き。
マシュンゴのモーニングコール。寝起きの配慮で映像なしの音声だけ。マシュンゴできる人だ。
自室にシャワールーム付いてるのすごいね?待遇良い気がする。少尉だから?マシュンゴのお部屋はどんな感じなんだろ。
ユリアンのシャワー浴びた姿が見られるとは思わんやん??
水滴を描かなくても濡れた髪は表現できるという後藤さんの言葉通り、ちゃんと濡れて重たくなった髪だぁあ。すごい。いつもより少し色が濃くなっている?のも、うねりが入っているのも。
作画のこだわりを惜しみなく話してくれるので、スタッフトークショーまた参加したいなあ。
(ほぼ)敵地へ!
同盟に立ち寄ってました
3日間滞在のハイネセン中々の強行軍だね。
あれ。ハイネセンまで4週間かかるんじゃなかったっけ。往復で2週間?ハイネセンからフェザーンは??
リバモア中将、一瞬だけだったけど歓迎していないことだけはわかる微妙な顔してるのが、何とも言えない。ビュコックにばっさり言われてるのも笑う。
ビュコックおじいちゃんに信書を手渡す時の所作が細かくて好き。
1年か。もうあれから1年経ってるんだなあ。早いな。いや、実際にはもっと経ってるのかな。今9月で、昨年の今頃はクーデターも終わってるし、その前だもんな、会ったの。
ノイエのキャスター付きの椅子のコロの音がめっちゃ好きなんよね。何でだろ(笑)。軽やかで気持ちのいい可愛い音なのよ。
イゼルローンでの会議中とか、同盟陣営の司令室の椅子とか出てきたらちょっと耳を欹てて見てほしい(笑)。
ビュコックが一瞬にこって笑うの可愛いね。
原作の初登場時は堅物おじいちゃんだったけど、巻数が進むごとにお茶目なところもいっぱい出てきたので、ノイエは最初からそこをしっかり組み込んでキャラ設定してる感じだね。可愛いおじいちゃんだ。
洞察力に優れているおじいちゃん、何てかっこいいんだ。
アイランズ国防委員長が直々に一少尉の任官を決めるのかい。そりゃあ傍目から見たら特別待遇に見えちゃうよなあ。議長のお気に入りを昇進させて駐在武官に取り立てたよ!って???わー。やだー。
迷惑です!って声を荒げちゃうユリアン、子どもっぽくて可愛い。16歳。まだ大人にならなくていいんだよ。
ユリアンの気勢に目を大きくしてから微笑むビュコックおじいちゃーん!!完璧孫を見る目ぇええええ!!!!!
いやあ、中央政府が遠く離れた地の動向を気にするのは正直分かる。神の視点で見てるから、ヤンにそういう野心はないってわかるけど、めちゃくちゃ有能な将官が僻地で力を付けまくるのはどうあっても警戒しちゃうよなあ。事象としては納得いく。わしが同盟市民でも、遠く離れた地に強強な英雄が存在してるの、またクーデター起こされたりしないよなって不安になるもの。
まあ同盟政府の場合、市民の生活が脅かされる懸念ではなく、自分たちの政権が奪われる恐れなあたりが救えないんだけども。
メンバーが固定しないように流動を計る。これもまあ分からんでもない。
けど、明らかな対立軸がある以上、最前線の戦力を低下させるが如き人事はやはり受け入れられないよなあ。
しかも恩を売ってくるわけでしょう?たまらんわ。
「そんなことをして何になるんです」
帝国を利するだけだもんなあ。
同盟の危機を呼び込んでおきながら、これを好機と考えて政権の影響を軍部に対して強めようとする、全体見えてますか????というようなトリューニヒトの派閥だから、こんなくそムーブをかましてるわけだけども。
トリューニヒト - 地球教 - フェザーン。この三者がどういう繋がり方してるのか、まだまだ見えてこないので、あほなムーブがルビンスキーからの指示で敢えて、という気もするしなあ。フェザーンの工作は同盟政府に対してのものだろうし。
フェザーン人を焚き付けて、フェザーン回廊の通過を阻止してもらう。
同盟のために。
うん、ひどいね。フェザーン人が無血で降伏させないように、ということでもあるわけでしょ?フェザーンが独立不羈なために、その自由を自ら守れというのは、国是としてとか、彼ら自身の矜持としてはありだと思うけど、それを同盟の利のためにやらせるのは何というか‥ヤンが躊躇うのも仕方ない。でも、それしか取る方法もないもんね。それこそ同盟側が政府として要求したら国政干渉だろうけど、内側にそういう種を蒔いて自分たち自身で判断して起たせようということだし。
フェザーン人の尊ぶ「自由」は、ボルテックが言っていたように形式上の独立を捨てることで損なわれるものではないとしたら、同盟の盾にすることも難しくなるしねえ。実利主義である以上、血を流してでも戦う意志というのがフェザーンにはあまり感じられないでいる。
ビュコックが信書をユリアンに手渡すところ、ちゃんとそちらにむけてあげるのとか、帽子を持ち替えて受け取るのとか、細かい!最高!!ってなってる、いつも(笑)。
先が見えていても手足が伴わない。文民の決定を無視して軍人が行動することを、ヤンは決して選択しない。
それを制度の所為と言ってしまうと、制度がなければヤンは政府の意向を無視した行動を取るだろうかね。ヤンが同盟軍人であることは多分、その文民統制の原則があるから受け入れている側面もあると思うんだよなあ。帝国のような軍人主導の国の場合、金に困ったと言っても軍人の道を選択したのかな。ヤンは生まれ育った環境、父親の影響、同盟の空気、本人の気質や適性などが全部合わさって今のヤンになっていると思うから、同盟の体制が違うというだけでも、何かしら今のヤンとは別のヤンになっていた気がする。
そういう細かな軌跡の果てにこの人はここにいるんだよ、というのが、銀英伝のキャラで、ヤンに限らず他の人もそれぞれそういう面白さがあると思ってる。アンネローゼを奪ったのが皇帝だったから、ゴールデンバウム王朝を覆す原動力を得たラインハルトも、皇帝じゃなかったら別の道を行っていたはずというのが田中先生の言だし。
面白いね。
半世紀以上民主国家の軍人を務め上げてきたビュコックおじいちゃんの、独白に近い述懐。重い。言葉が重い。二等兵から大将まで。すごいよ、ビュコック。
薬指の指輪ににっこりする。ビュコック夫人、お声はなかったけど激突で出てきてくれて嬉しかったよー☺️
車の中でもユリアンがビュコックの言葉を反芻しているのだろうと思わせる演出、いいよね。ユリアンには師がいっぱいいる。ユリアン自身が素直で熱心で健気だから、いろんなことを聞かせてくれる。導いてやるなんて人は誰もいなくて、ユリアンに水を与えるようにして、そっと見守ってくれるのめっちゃ好き。
市民を守るための軍隊なのだ、の言葉に重なるようにして光の中へ抜け出していく車窓の風景。そこが出口。ヤンとビュコック、同じことを言ってるもんね。
正統政府のビルの前。見ておきたいってユリアンが言ったのかな。それとも、ひと足先に旅立ったメルカッツ提督にも挨拶をと思ったのかな。シュナイダーくんがメルカッツには自分も会えないほどだって言ってたから、後者も含まれてるよね、確実に。
シュナイダーくん!?ダメだよそんな目立つ君がふらりと衆目の中に現れたら。どこかの帰りかね??警備兵がいるとは言え、裏口回りなさい!!
(正面からでないとセキュリティ突破できないとかもある?のかな??)
声掛けられて「ほえ?」みたいな顔してるのめっちゃ可愛いけど、警戒心薄くて心配になるぞ。
帰りたいのは山々なんだよ、この人も。許してやって、同盟の皆さん。
シュナイダーくんのスマイルがあれば、ここは抜けられるのか。いつもやってそうな気がするな、このやり取り。
同盟軍人が帝国軍人に声を掛けたら、色々言われたりしないのかな。大丈夫なのかな。集っている人はまだ理性的な人たちなのかな。
タキシードを着たハイエナどもがいる、高層ビルを見上げるアングルめっちゃ好き。天上人気取りか、正統政府。
フラストレーション溜まってそう。ここでもユリアンにはみんな色々言ってしまう、が発揮されててすごい。年も比較的近いし、シュナイダーはユリアンに気を許してるんだろうな。
若干口が悪いというか、貴族たちへのダメ出しするシュナイダーくん、良い。痛烈。ローエングラム公に対抗するには力不足過ぎんだろ!って憤ってるの面白い。ごめんね、わが推しが強大すぎるあまり‥(笑)。
天才が凡人に敗れた例は歴史には少なくない。
うん、そうだね。頑張れ、シュナイダーくんとメルカッツさん!!!
ここまで言ってから、愚痴を聞かせたって謝ってくれるシュナイダーくん、とても可愛い。振り返る時の髪の動きとか、気付いて苦笑する表情の動きとか、素晴らしく丁寧で。
そんなシュナイダーをマシュンゴも微笑んで見てるのいいな。
頑張ってる若者だものね。というか、マシュンゴも二十代なんだっけね?年齢設定あったっけ。
メルカッツの挨拶を託されて、うん、承ったって了承してくれるシュナイダーの良いお兄ちゃんっぽさがとても好き。可愛い。
同盟と帝国の敬礼。それぞれ相手に合わせて変えるのではなく、それぞれが相手を尊重し合う関係なのが分かるの良い。良いよ‥!!
フェザーンを目前にして、思い出す、フレデリカさんのこと。
何でこんな話になったのかは想像するしかないけど、挨拶に行った時、ちょっと話したら二人してヤンの心配が口を突いてしまったのかな。心配筆頭だもんな(???)。
エル・ファシルの人たちのヤンへの態度にご立腹デリカさんの表情がめっちゃ可愛い。何これ、可愛い。劇場でもこれを大画面で拝めたの、とても良かった。可愛い。
フレデリカさんが言ってるヤンイメージ、めっちゃ心当たりあるわーってユリアン内心思ってそう(笑)。
私が好きになってあげなきゃ〜のくだり、原作読んだ時からんんん????って思ってるんだけど、このフレデリカに言われたらそうかぁって妙に納得しちゃうので、何か魔法にかけられている気がするぞ。
ヤン、尊敬はできても恋人にしたいタイプの人間とは違いそうだもんなあ。いや、全然分からんけど(笑)。ダメな人を好きになる人は一定数いるから、フレデリカさんの認識もその一環だとしたら、多分そう思っている人がそこここにいるんだろうな(笑)。
フレデリカもそうだけど、そういう人は得てして自分からぐいぐいはいかないんだろうし、ヤンも自分からぐいぐいいくタイプじゃないから、表層に現れる事象としては「モテない」になるんじゃなかろうか。
なんてそんな分析がどうでも良くなるほど、フレデリカさんが可愛い。やっぱりどうあっても可愛い。何だその乙女な動きは。軍人然としてしっかりやってるのを見続けてきたから、素顔が覗いたフレデリカ、めちゃくちゃ可愛い。
声がね、声が。めちゃくちゃ可愛い。遠藤さん最高。
トト子ちゃんも至極可愛いけど、フレデリカの、知的かつ可愛いが成立するの、本当に可愛い。
ユリアンのフレデリカさん呼び☺️
きれいなお姉さんが一途にヤンを想っているのを見て、ほのかな憧れが思い出になっていくのかな、ユリアン。
いざ、フェザーンへ。
ここは敵地
ヴィオラ大佐のいやらしい声よ。
見下してるというか、反感から来る嫌味ったらしさ全開の声。
こんな態度取られたら、かちーんと来てしまいそうだけど、流石にユリアンは冷静だわ。自分への敵意というよりは、ヤンに対するトリューニヒト派全体の姿勢の表れ、と。
ここ、マシュンゴの方が奥にいるように思うので(顔の大きさ的に)、ユリアンの顔の向き的にマシュンゴの方を見ているわけじゃないのかな。街の色々を見ている?あ、やっぱりマシュンゴが奥だった。
女子にモテるぜ、ユリアン。
きゃっきゃしてて可愛いぞ、フェザーン女子。そこで声を掛けてくるでもなく、さんざめいてそのまま去っていくのが十代の少女っぽい。
モテることに対して照れるでもなし、普通に市民の気持ちに余裕があるとか言っちゃうの、どうなってるんだ十六歳。一生分はイゼルローンで既にモテてそうだもんな‥。ユリアンの達観ぷりがすごい。お姫様、お手をどうぞが素でできる王子様だもんな。かっこええ。
ちょっと覗いてみようって結構な高級ラインの店に入ったよね、ユリアン。フェザーンの目抜通りの旗艦店。ハイブランドショップっぽいけど、フェザーンの文化的にはこれが通常なのかもしれない。どうなんだろ。
襟の立て方とか、同盟とも帝国とも違うラインの服装がメインになってそうなところが面白いよなあ。より未来人的なファッションが混在しているのな、フェザーン。
マシュンゴがお付きの人に見えるから、ユリアンをどこぞの坊っちゃまだと判断したのかな、店員さん。十代の少年にいきなり服勧めるのすごいな(笑)。フェザーンの人は買ってくれるなら誰でもOK!ってスタンスだろうから、まあ別に違和感があるわけではないんだけども。
高いね。とか言ってみるユリアン。
飄々と先月より30マルク高いとか言っちゃえる狸っぷり。ヤンが見たら泣くぞ?(笑)。
誰に習ったんだとか問い詰めそう。犯人候補は二、三人かな?
さくっと即決!お買い物早いね。
ヤンから通帳、エピとしては拾われなかったけど、もらってるんだろうな。というか、多分この時代だと通帳とかではないのかな。銀行とかも提携して同盟の銀行のお金を直接フェザーンマルクに換算して支払いとかもできそうだし。そのあたりもあってエピソード削ったのかもね。紙の通帳ってことは流石になさそう、ノイエだと。
横のカップルの彼氏さんが見てるのは二人?マシュンゴ?それともにゃんこ???(笑)。他の席めっちゃ空いてるのに隣にいるのは何事だよ。にゃんこに惹かれて座ったのに、マシュンゴの方に行っちゃって、未練の視線かい?
マシュンゴが猫ちゃんなでなでしてるの可愛い。大きなお手手の優しい手つき。優しい人なんだというのが一発で分かる描き方。好き。
猫も丸々としてて可愛い。
ユリアンの話を聞きながらもずっとなでなでしてるの、愛おしいわ。
慣例に倣って敵情視察。
着けられてることにユリアンも気付いてるんだね。動じない。
敵と味方が同じ場所にいられるフェザーンの特異性だよなあ。
国力のバランスといい、フェザーンの立ち位置が面白い。100年ちょっとの歴史しかないはずなのに、現時点のバランスが「均衡」だと錯覚できるほどには力をつけて来たの、凄すぎるんだよなあ。
バランタイン・カウフ‥。
ヤン提督に似てきたことを指摘されてきょとんとするユリアン可愛いし、二人で笑い合うのも可愛い。この二人もとても良いなあ。元気にイゼルローンに戻ってくるんだぞ!な!!!???
敵地のさらに中心へ
ウェルカムパーティー。
裏町がきれいとか、ぺっとが太ってるとか、フェザーンの印象を聞かれて答えるのそれ!?って思うけども、豊かだとか人の気持ちに余裕があるとか、そういうのを婉曲的に告げてるのが、背伸びしている感があって、ユリアンがんばれー!の気持ち。フェザーンの人たちは直接話法の方が得意そうだから噛み合ってないのも含めて、がんばれー!!!(笑)。
惑星改造システムと並べられる(?)美女の笑顔。千金の価値を持つのか、本心を簡単に見せてもらえないよの暗喩なのか。どんなものも金次第、の例えなのか。得難いものも金で買えるという意味なのであれば、千金の価値の方かな。
相手が十六歳だから流石に美女そのものを買うという話にはならんかっただけなのかな。発想自体が下衆でやだけども。フェザーンの女性の話を振ったのも、少尉殿が目障りになった場合の籠絡方法を品定めしてるのかな。端的にヤだな。
内心やだなって思っても顔に出せない立場のユリアン。ストレス大丈夫?
ひとしきり笑って解放してもらえたらから良いのか。この人たちの軽口っぷりならいけるかなと踏んだのかな。
やや唐突に話題を転換して、会話に引き戻すの、手慣れてなくてハラハラする。がんばれ。がんばれー!
肩を竦めたり、向こうの方でバカバカしいと言いたげに興味を失うリアクションがそれぞれ入ってるのいいね。それくらいフェザーン人にとっては「あり得ない」と感じるものなのな。
何でも売り買いできると言った側から、ねえ?自分が値札を付けなくても、勝手に付けられることがあるでしょうに。
人に聞かせるように。でも無邪気を装って。
やや芝居がかったようなユリアンの言葉に、パーティー会場の耳目が集まる。子どもが何か言ってる、程度の興味ではあるんだろうけど。
誰が決めたのか。
100年前に決まったことだから、今いる人たちは「決まっている」状態をずっと享受しているわけだもんね。そうじゃなかった時代、フェザーンがまだ現在の地位を確立していなかった時代は、回廊は通り抜け放題だったわけで。通り抜けた先に地理的不利によって退却させられていたんだろうけど。
ルパート、ユリアンの見解を聞いてから動いたの、慌てて止めれば却って信憑性が増すばかりか、それを自治領主府が後押ししているのを悟られる可能性もあるもんな。タイミング見計らってるの、ちょっと面白い。
でも、ヤンに吹き込まれたにせよ、ユリアンがそういう毒を振り撒いてくることに、それが有効であればあるだけ、ルパートの心中は乱れそう。忌々しいんだろうなあ。
根拠の提示に対して、あくまで噂って言われてもねえ。
先日ラングが一つの噂が一艦隊にも勝る場合もある(意訳)みたいなことも言っていたことも含め、噂はある意味で強い。根拠なき噂で毒まみれにされたら溜まったもんじゃないし、むしろそれが真実であれば余計に。
現実で根拠のない無責任な噂が社会を分断しているのを見ると、たかが噂されど噂。あんまり耳を傾けたくはないなあ。
ヴィオラ大佐の走り方が重そうで、表現の力すげぇ!ってなる。膝の沈み方なのか、リズムの刻み方なのか‥。こういうところがアニメーションの面白さだよねえ。
ルパートの牙
一応形式的には報告はするけど、何というか声が。最初の頃の取り入るような愛想の良さみたいなものが、息子であることがバレたと知ってから、なくなったよね。ルパートの牙が見え隠れする。隠し通せない青さも含めて、本当いいキャラだ。
ヤンが何を洞察していようとも、どうすることもできない。
ルビンスキーの認識はいつも間違ってないのよな。
心配しているとしてもそれはあんたのためではないさ。
この顔。絶妙な表情してるよなあ。先週のユリアンを高く評価しているルビンスキーに見せたあの表情も含めて、複雑な心情が表情に出てる。
隠し部屋のセキュリティかっこいい!!
手をかざしてるのは指紋認証かな?階段のところは生体認証?他の人が入ろうとしたら黒焦げになったりするんだろうか。怖。
というか、ここはどこじゃい?廃墟とかさくっと片付けられそうな印象があるけど、フェザーン。むしろ金にならん場所は放っておく薄情さがあっても納得はいくか。
堕とされたデグスビィが、ちゃんとパジャマ着ててお行儀良いな‥??ってちょっと謎の感動をする。服、着るんだ。そんな状態でも。いや、マッパで出てこられても困るので、映像的配慮かもしれないけど。
躊躇なく入って行ったけど、取り込み中だったらどうしたんだろう、ルパート。ルパートが人員の手配をしているからその辺は把握済みなのかな。
デグスビィの指が、苦悶の形にへしゃげていくのな。力なく落ちそうな腕で頑張って指弾しているから、めっちゃ力入ってんだなあ。
自治領主に取って代わる宣言するルパートと、地球教大司教に取って代われと唆されるデグスビィ。靡かないのは、自意識過剰な人間ではないということなのかな。おれならできる!みたいな増長はなかったのね。麻薬でラリってる時ならそういう方面のハイもあったかもしれないけども。
犬は犬なりの夢を見ろ。
この辺、糾弾というような激しいものじゃなくて、絞り出すような嘲笑なのがすごい。
効果的だから常用されるし、常用されるから陳腐にもなる。
脅しは有効、だね。やだやだ。
犬め‥!!
うねりが加速
ユリアンはパーティー終わり、ベッドに寝転んで反芻中。
お部屋は官舎?ビル群の中にある部屋だね。今日だけはホテル泊なのかな?
戦いには色々あって、でも腹の探り合いみたいなのはユリアンは得意じゃないんよね。いや、あれが得意な人間ってそもそもほとんどいなさそうだけど。
あ、いや、同盟メンツにはいっぱいいるか‥?でもキャゼルヌとかも意外とダメそうだしなあ。素直な人には向かなさそう。
強い敵認定されているラインハルトににっこり(推しが強強認定されるの大好き)。極力戦いたくない師父より、やや好戦的な弟子。どうせ戦うのならという意味ではあるんだろうけど、戦い自体に好意的になれるのは、ヤンよりもラインハルト寄りな気がするぞ。
武者震いするユリアン。そう、いつか。あの背中に追いつきたいもんね。
11月。演習と情報戦の進行、物資などの調達。未曾有の大規模遠征の準備が着々と進む帝国。ユリアンの着任から少し後、か。
ボルテックの部屋の窓は便利窓ではないのかな?それとも外部からの目を気にしてカーテン下ろしてるのかな。あ、フェザーンの弁務官事務所だから、そこまでの設備はないのかな。
手をすっとやって複数モニタのページが送れるのすごくない!?
欺瞞情報をバレずに送るボルテックの度胸よ。欺瞞情報を用意する側もすごいけども。
イゼルローン方面から急進してフェザーン回廊へ侵入する先鋒はミッターマイヤー。次陣にミュラー、そのあとがラインハルト自身。布陣えぐいなぁ。
直属部隊の指揮解説はオーベルシュタインに移ったけど、ここは参謀が決めたからかな?ここは閣下が、ここは私が、とか、発表部位を話し合ってたら可愛いけども(笑)。
トゥルナイゼーーン!!!!!
「残念なラインハルト」だっけ。何かそういうキャラデザコンセプトを聞いた気が(笑)。めっちゃ自分に自信がありそうで、とても良い。
ラインハルトと同年なので、このくらいの若造感があっていいよね。チャラそうなのも含めて。
フジリュー版のトゥルナイゼンも、印象的でめっちゃ好き。独特の世界観持ってていいよー!
ノイエのトゥルナイゼンもいっぱい「活躍」してほしいな!
お声、誰だろ。クナップシュタインとかと一緒だから、聞き分けができない。現時点でトゥルナイゼンの声聞き分けられてる人、いるんだろうか。
ヒルダの軍服、女性ものの軍服がないから、小さいサイズの男性ものを着てる感じがしていいな。貴族たちはテーラーで誂えてるかも、というような話もあったのでオーダーではあるんだろうけど、元々女性物のデザインがないから、パターンを無理やり女性ものに合わせた感じかな。ブカブカなのではなく、ラインが合ってない感じなのはそういうことなんだと思ってる。
また細かな解説聞きたいなー!!
資料集に載せてくれるかな。
(※テーラーで誂える、はまだ公式設定としては確定していなかったはずなので、その辺は今後の情報次第です)
ミュラー!!この空気の中で作戦名聞くの、すごいな!?
というか、今まで作戦名なんて付けてこなかった(少なくとも発表されてない)のに、いきなり作戦名あると言う前提で訊くのね。前代未聞の大規模戦なので、あるやろ、という推測?
作戦名何?って訊かれて微笑むラインハルト、可愛すぎんか?
微笑むってかわくわくそわそわしてる笑みだぞ、これは。よくぞ訊いてくれた、さすがミュラーだくらい思ってそう(笑)。
作戦名は‥まで不敵に微笑んでいたのに「ラグナロック」で元帥の顔になってるの、本当最高だぜ。
謎の風も吹くと言うものよ。
原作だと前髪を払ってってなってたけど、そういう演劇的なカッコつけ、ノイエのラインハルトには似合わないもんな。あっても可愛かっただろうし、見たかったのが本音ではあるけど、美人が風を吹かせる謎仕様も良いので問題なし(笑)。
びっくりから高揚してざわつくの、欲しかったけど、原作のざわめきは陣容発表前で、自分こそがこの作戦の先鋒に!というような名乗りをあげるシーンなので、順番入れ替わってる以上、静かに高揚して笑む提督たち、という方面に変えたんだろうな。
キスリングたちはしっかり驚いたままなの、提督たちの歴戦のすごみを感じて好き。
最後の止めは、わし的にはださ‥げふんげふん。
ドヤぁってしてるわが推しが可愛いから、いいか(いいんだ)(いいんだよ)