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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 41話「矢は放たれた」(4thシーズン 策謀 ep5)
41話ー!!
もう策謀も2章目に入ったとな!?早い。もう終わっちゃう・・・。
払暁の参集
午前3時半に起床を余儀なくされたお方の顔ではございませぬ。
いつもと変わらぬ美でありながら、いつもとは違うガウン姿‥。なぜシャツ‥?実は寝ていなかった??飲んだままころっと横になってうとうとしていただけだったのかな。というか、眠れてるのかな、ラインハルト。ちゃんと安眠取れてますか??
というのを延々と考えてしまう。この20秒にも満たないシーンから先へ進むのが難しい。自分で止めたり戻したりできる環境にいるせい‥。劇場とかTVで見てたら、待ってもらえないもんね(笑)。
謎モニュメントを舐めるように映すなあ。いずれこの像が何かわかるんだろうか。何もないんだろうか。
みんなこんな朝早くに呼び出されてもしっかり立っていられるの、すごいなあ。わしは寝る自信があるし、そもそも起きない自信すらもあるよ‥‥‥(出世不可能)。
シュトライトが扉にちょっと目をやってからヒルダに話しかけるの、良いな。秘書官殿って言う呼称が地味に好き。
シュトライトは門閥貴族の派閥にいたわけだけど、皇帝に対してはどのような感情を抱いていたのだろう。メルカッツほど帝国や帝室そのものに対しての「忠誠心」はなさそうに思うし、とはいえブラウンシュヴァイクを主君としてそこを敬ったり遠慮したりする気持ちはあって。要塞のワープ実験前にガイエスブルクに行った時、ラインハルトを少し心配そうに見つめていたところからも、ラインハルト自身に対しての反感は持っていないのだとは思うんだけど、幼帝に対してはどうなんだろうね。
ラインハルト麾下の提督たちは対して皇帝に対する感情は持っていないのだろうけど、その部下の部下あたりまで下がると、単純に帝国の頂点として敬う気持ちも持っている人たちがいるんだろうか。いや、平民は別に皇帝のことなんてありがたいとも思ってないからないか。
ラインハルトが来て、はっとして足早に戻るシュトライト。お咎めとかはないだろうけど、何話してたんだろ、くらいは興味持って‥たりはしないか、ラインハルトだし。
キスリングが意外と長身で‥。
この身長、多分キルヒアイスと同じくらいなんじゃないかな。
(この辺、劇場で見た直後の感想でも書いてるかもしれないけど、)キスリングは親衛隊でラインハルトの身辺にいる。やや斜め後ろあたりにキルヒアイスと同じような身長の赤毛の人がいる状況、なかなかしんどくないかね??
似たような気配を感じつつも、振り返れば違う人間が立っていることを逐一確認しなきゃならんのだよ?うわぁあああ。しんどーい!!!!
アバンだけでガウンからキスリングの身長により、情緒がジェットコースター(わしだけか?)。
モルト中将の憔悴っぷりが辛い。
主君の顔を直視しようとはしなかったケスラー。絶対視線を合わせないと言う硬い意志が伺える。それを心配そうに見やるリュッケ。君はいい子だな‥‥。キスリングも表情が。
動揺したりしないというところを評価されている人なので、有事の際はしっかりポーカーフェイスするんだろうけど、「身内」にはしっかり感情表して
いくタイプなのかな。朴訥そうでも白兵戦のスペシャリストなのかと思うとワクワクする。
無表情の意味はラインハルトの内部と、外からの観察では違うのだけど、辛い。
モルト中将は責任の重さを理解しているからこそ、その責任を取れることに対して感謝すらしているようにも取れる。悄然とと言うよりは、やはりどこか一個人としての終わりを考えて、一瞬武人としての形が取れたのかもしれないね。
シュトライトやキスリングは緘黙して視線を向けることなく見送り(心情では同情もしているだろうけれど)、リュッケは完全に表情に出して何事か声をかけたいとすら思っていそうな態度。若造にはまだ掛けるべき言葉など見出せないだろうけども、思い遣ってしまうところがリュッケの良いところ何だろうなあ。
ラインハルトの方を少し伺って、自分がこんなに揺れてもどうしようもないのだと痛感してるんだなあ。名を呼ばれてハッとなってラインハルトを向き直るところとか、表情の変化が細かい。
ちょっと小走りにな足音かわいいな、リュッケ。
この辺のエピソード、若干原作とは順番が入れ替わってるんだよね。ノイエの整理の仕方、わしは好きだよ。もちろん原作が最上、というのは揺るがずに。
払暁の元帥府に急ぎ参集した。
って‥ねえ?
ラインハルトが自居で報告を受けて起きたのが3:30。夏だと払暁は5:00くらい?いや、地球の日本と同じではないとは言え。スピーディーだな、みんな。というか、マジでよく起きられるな。みんなのお家はどこにあるのかな。官舎街みたいなのがあるのかなあと想像してたんだけど、結構みんなばらけたところに住んでそうなんだよな。少なくともオーベルシュタインやロイエンタールは代々のお家に住んでそうだし、特に元帥府の近くというわけでもないように思う。どこだ。どこに住んでてそんなに素早く参上してるんだ、みんな。
この早朝の色合い、めっちゃ綺麗だなあ。
いつもとは色彩設計も違うという話だったと思うけど。冷たい夢の中にいるようで、とても素敵。
自由に発言OKと言われて、口火を切るのはミッターマイヤー。攻め方とかの話ならおそらくビッテンフェルトが先に発言するんじゃないかと言う気がする。
首謀者は誰であろうといずれ判明する。捕まったならばケスラーが自白させるし、捕まらなければ得々と誘拐犯みずからが名乗りをあげる。誘拐が目的ではなく通過点である以上、それは自明のこと。
やはりみんな、あんまり幼帝自身には思い入れも何も持ってはいないもんなあ。誰がそのカードを手にし、何をしようとしているのか。その点のみが大事。軍人であり、ラインハルトの麾下である以上はそれも仕方ないとは思うんだけど、やはり何と言うか‥エルウィンが哀れだな。
ミッターマイヤーやロイエンタールに対してはみんな大体敬語。ルッツに答えたビッテンフェルトは敬語じゃない。この辺りの整理、絶対こんがらがるけども、同階級は敬語じゃない、階級さがあると上に向かう場合は敬語、なのかな。海鷲とかだとまた変わるんだろうけど、軍務上は。
ええ声の人しかおらんな????(今更ながらの気付き)
その中でぽやんとしたように見えるアイゼナッハ。癒し枠だな、君は。
第二の同盟、という可能性に対して、同盟そのものを考慮に入れるべきとわって入るオベ。いやあ。オベだなあ。
同盟は本来ゴールデンバウム王朝と戦っていたいわけで、その王朝を倒そうとする新興勢力とは、むしろ協力関係になれる可能性を十分に秘めていた。それをルビンスキーが気付かせないように、巧妙に導いて、同盟の取るべき道を細く細く削っていった結果がこれなのだから、同盟は本当になあ‥。
不敬な企て。
この辺りの声に、本来のラインハルトの強さやそこから感じられる高揚はないのよなあ。淡々と、表面だけは叛徒への「敵意」を強調しているだけで。
ヒルダの目は、なんでもお見通し。
国璽は宰相府にあるから、国政に支障はない。マジで皇帝不要なんだよなあ、ラインハルトにとっては。
口外禁止と艦隊を出動可能な状態にしておくこと。
最終的にはそれだけ言うために早朝に集められたん!?とか言う人がおらんのが、できた人たちだなあ。通常勤務時間に言ってくれてもよかったやん!?とか思う人いなかった?本当?(笑)。
ロイエンタールが先に出てきたのは考え事をしていたからなのかな。ミッターマイヤーは他の提督たちにまた後でなとかちょっとくらいは話してそうだし。ロイエンタールは解散と言われて、思考をそのまま続けながら歩き始めていた、というのがしっくりくるかな。
エヴァちゃんの手料理が最上のもの、という主張を隠さないミッターマイヤー、とても可愛らしい。小走りも可愛ければ、惚気も可愛い。
ロイエンタール、親友に呼び止められてくるりと身を翻した後の姿勢がとても優雅。ロイエンタールだなあ。
朝食への誘い。心からエヴァの手料理を食べさせたいと思っているのと同じくらい、今の参集の意図や腑に落ちなさを共有したかったのじゃないかな。というか、ノイエのロイエンタールはあんまり断ることをしなさそうなんだけどなあ(笑)。まあでも流石にこんな朝早くからご飯くれーって言うのは厚かましいという認識は持ってるわけで。エヴァちゃん大丈夫?ロイエンタールを誘ってくるよってミッタマちゃんと事前に言ってある??
ミッターマイヤー、原作では気付いているのかはわからないと濁されていたけど、ノイエだとちょっとした引っ掛かりは感じているという印象だな。ロイエンタールを誘ったのも含めて。
受益者が必ず存在し、それは門閥貴族ではない。卿「も」ということは、ミッタマもそこは同じことを考えてるんだよな。
最大の受益者が実はラインハルトであるという結論、ロイエンタールはある程度確信を持っているんだろうけど、それを親友に対して披瀝しないのが慎重だな。でも、大規模な軍事行動を予測しているミッタマ。
思考自体がそこへの道を全て詳らかにしていなくても、優れた嗅覚が一足飛びに先を洞察することができてします。ミッターマイヤーも十分すげえのだ。
ヤン、首狙われてますよ。
というか、ノイエの明敏な提督たちはおそらく可能性は絶対に考えていて、それを実際に口にするまでの確信を持っているかという違いなのだと思う。し、そう感じる。(コメンタリーでもこの辺は言及があったようだけど、聞き返さないと確信は持てないので保留)。
ロイエンタールは親友に示唆するほど確信の度合いが強い。ただ、断言するまでには至っていない。
真摯な糾弾
ヒルダのもの言いたげな視線を拾ってあげるの、意外と優しいな。後ろめたさがあるからなんだろうか。ヒルダの視線、ヒルダの問い。それはむしろラインハルトの望むものだったのかもしれないね。
「違わない」。これを抑えた調子でいうものだから、自責が籠っているように聴こえて、何と言うか‥しんどい。それで実際責任取らされるのはモルトであることも踏まえて。
息を呑むヒルダ。顰めた眉。確信を持ってはいたとは言え、あっさりとなされる肯定。その声に触れて感じる自責。
(このシーン、ちょっとハルトさまの体小さすぎん・・???腰の位置がおかしいのかな。でもヒルダと対比するとそうおかしくもないのかな。
光と影の着き具合でおかしく見えてるのかなあ。赤のペリースが体の左側面を隠してしまっているからかな。いつもちょっと違和感があるのだよなあ)
ヒルダはラインハルト自身のことを考えていて、ラインハルトはあくまで公人としてのラインハルト・フォン・ローエングラムとフェザーンとのやりとりの話をしている。わしにはそう感じる。だからちょっと上滑りしてるというか、噛み合ってなさがあるのかな、と言う気がする。ラインハルトはキルヒアイスを失って、頑なに「自分」を考慮しなくなっている気がしてる。
改革者、簒奪者、独裁者。そういう役割にのみ自分の「価値」があるというか。うーん。上手く言えんけど。姉上とキルヒアイスがいない世界に、心からの愛着は持っていないんだろうなあ。寂しいね。
フェザーンとのやりとり。
同盟に対しての大規模な軍事行動。
光と影の顔。表情も素敵なら、この表現もとても好き。アンバランスで、どちらにも転がりうる。
モルト中将を犠牲にすることの糾弾、本当にあなたはそんなことを望んでいるのかと聞いているようで、やや縋っているようにも聞こえる。いや、怒ってるんだろうけど。そんなことをしてはいけないでしょう!と叱るような。
そもそも分かっていてやってるから、ラインハルトに返す言葉はない。表情そのものは映さず、やや下方に向けられた顔で、視線を逸らしたのだと匂わせる。(次のシーンでは実際視線が逸らされてる)
リュッケからもこの視線。
言い出すまでの時間は、リュッケの中での整理の時間でもあったのかな。この間がかなり好き。
鎮痛な表情でモルト自決を告げるリュッケ。リュッケ、ラインハルトと同い年でこういう素直で優しい反応をしてくれるのが、癒し。ラインハルトも本来であればこのくらい人の生死に対しては多感であっても良いはずなのに、血の道を進むと決めた以上、一つ一つに傷付くことこそ欺瞞だと思ってしまっているのかもなあ。
モルト中将の件、翻意して欲しかったのかな、ヒルダ。どうなんだろ。ラインハルトやり方自体に対してなのか、ラインハルトがそのやり方を続けることで壊れていくラインハルト自身の方を向いているのか。前者かな、やっぱりで。でもオーベルシュタインと戦わなければいけないと考えたのは、後者の方があるからだと思うし。
原作だとモルトの自決より提督参集が後なんだったな。
偽善。この辺の言い訳めいた言葉、直接ヒルダに聞かせたのはノイエの改変だけど、何だろうな。このヒルダに対しては、これを聞かせてあげた方が安心するように思う。
(このシーンちょっと眉毛太くないか、ラインハルト。太眉も可愛いけども)
死者が出ると、その分取り返しのつかないものが増えていく。
それをヒルダは危惧しているように見える。欲目かな。
お辞儀をして踵を返すヒルダの、髪の動きがとてもきれい。
言葉にできない思いが増えていくよ・・・。
陰謀進行中
黒狐親子の会話。ひりついてんなあ。
ルビンスキーの鼻、すごくとんがっててマジで狐の鼻面みたい。すごい。
皇帝誘拐成功したよ報告。
フェザーンまで2週間で着くって早くない??
オーディンが回廊よりにあるのかなあ。イゼルローンからハイネセンが1ヶ月。ハイネセンは同盟領の奥深くで、オーディンは帝国領の中心部とかそういう違いなんだっけ。
ボルテックの功績に異を唱えるようなルパートを面白そうに見やるルビンスキー。まだまだ若造だなあとか思っているのかな。ノイエのルビンスキーは少なくともこの時点ではルパートのことを憎からず思ってはいそうなんだよなあ。腹の内も大体見え透いているから弄んでいるようにも見えるけども。
だとすれば、という話し方を、ルパートは意図的にしていない気がする。まだそうと決まったわけではない、とルビンスキーが受けていることから、確定情報ではあり得ない。そもそもルパートの情報収集能力より、ルビンスキーのそれが劣るというわけはないんだろうから、それに対しての過信もあるんだろうなあ。
「先走るな」
優しいような、諭すような。ルビンスキーってこんな声で話しかける人がいたんだって不思議な気分になるな。もちろんそれがルパートに届いているかは別の話で、ルパートには侮られているとしか受け取れないんだろうけど。
補佐官の息子を乗せたまま愛人のマンション前まで行くその神経がすげえ。
というか、原作だとドミニクの元からルビンスキーの足は遠のいていたから元情人とされていたんだけど、ノイエだとガッツリ現在進行形で関係しとるんだよな。‥悪趣味だな。
レムシャイド伯、見るたびになぜかほっこりする。
白髪おかっぱの所為かな。めっちゃ似合ってるので変とかそう言うのではないんだけど。シュトックハウゼンみたいな髪型、一度してみてもらいたいな。あるいはメックリンガーみたいに結ってみて、おじいちゃん。
大神オーディンも照覧あれ。
ミュラーも使ってたし、やはり帝国人的にはよく使う系の表現なのかな。
決意と喜びなので、どんな時にも使える便利表現。
陶然としてからの、酒だって召使に言うトーンの傲慢さ。この落差がめっちゃお貴族さまで震える。
皇帝誘拐が成功した報を持ってきたと踏んでいたのかな。
書類までしっかり用意して、まあ。というかここは紙なのな。電子じゃないんだ。
銀河帝国正統政府。
笑っていいのか、これは??
人選には苦労なさったでしょう。ろくな人材いねえなの遠回し表現、と受け取っても?人が悪いぜ、ケッセルリンク。
帝国に戻ってからとかまどろっこしいこと言わずに、さっさと首班として宰相の地位にその首を据えて、最終的には切られてしまえってところかな。正統政府は甘い餌で、それ自体を永続させる気なんて、フェザーンにはさらさらないのだろうから。
煮え切らないレムシャイド伯の態度から、即座に言を切り替えてくるの、見切り早いな????事情を慮る、あなたの立場もわかりますよって演出だったんだろうな。
ランズベルク伯はそれでいいけど、シューマッハさんは解放してあげるのが一番報いになるよー。なんてことは、絶対レムシャイド伯の想像の中にはないんだろうな。名誉ある地位につくことの方が、地に足を着けて生きていくことよりも素晴らしいと考えている人たちだものな。
この期に及んでまだ「金髪の孺子」呼ばわり。
メルカッツの軍務尚書就任の当人の意向無視。異論の出るはずもない、と自分がもたらすものが歓迎されるとしか考えられないのなあ。
メルカッツを譲ってくれる。コマじゃないんだよ、人なんだよ。
はあ。お貴族さまはこれだからよぉ。
メルカッツが指揮するはずの軍隊の件を指摘したのは、中身のなさを論うことになるから、ルビンスキーならしなかったと原作に書かれていて、なるほどなあって気になった。嗜虐性の発露なんだよな、ルパートの。人が悪いぞ、若造。
指摘されて不機嫌になったようには見えないな、このレムシャイド。やや楽観的に考えてて、費用の面を気にしてるだけっぽい。軍人とは違うから、それなりの人数をメルカッツに任せれば鍛え上げてくれんだろ、くらいの理解のなさなのかもしれない。これはこれで、レムシャイド伯の解釈として面白いと思う。
あと二週間で訪れる銀河帝国の夜明け。
意味深な視線で伯を見つめるルパート。とんだ道化だとか思ってるんだろうなあ。
一方その頃皇帝は
密航船、ロシナンテ号。
エルウィン、訳もわからずこんなところに連れてこられて、それを理性的に問いただすようなことができないから、暴力性として発露してしまったの、あまりにも可哀想。本当可哀想。
それにしても、侍女さんついてるなら、扉のところで食事受け取ってから渡せばまだマシだったのではと思わざるを得ないなあ。シューマッハはエルウィンの警戒されてそうなので近付けないとしても、侍女さんはある程度エルウィンも知っている人を連れてきた‥というわけではないのかな。
原作だと若い女性だったけど、ノイエサンスーシに残っていた中からの人選だと、年輩の人になるんだよな。手配したのはフェザーンだろうけど、どこからの人選なんだろね。
船員さんも災難だね。動作が大きくて、今までにないコミカルさを感じられるロシナンテの船員たち。ボーメル船長も癖あるわあ(笑)。
船員を宥める口調がなんか好き。
「わかってるでしょうに」の言い方かわいいね。
もうやんないもんね!って怒ってる船員に逆ギレするでもなく受け入れてあげるあたり、いい船長さんだなあ。操縦席の船員が隠れたのは、睨まれたからもあるけど、次に白羽の矢が立つのを避けたかったからなのだろうか。
やれやれ、の表情。ノイエでここまで大きく表情を出す人珍しい(軍人さんは抑制が効きまくってるからなあ)。
ランズベルク伯意外と大きい?というか、ボーメル船長が意外と小柄なのかな。あんな音聞こえてきたら何事ですって言いたくもなるよ、そりゃ。
ランズベルク伯も大変だねえ。誤魔化すとかそういうの、慣れてなさそうだし。力任せに押し留めるとかもやったことなさそうだし。
袖の下だけはスムーズ。
お貴族さまめぇええええ!!
大丈夫、ではないよな。大丈夫かを判断するのはその侍女さんなんよ、ランズベルク伯。逃げ場のないところで、暴力の吐口にされるの本当可哀想。シューマッハ大佐が奥で抑えてくれているのかな。大変だね、本当に‥。
フジリュー先生版だと、率先して献身的に面倒を見てくれるベーネミュンデがいてくれて、エルウィンも懐いてるので、その分だけでもエルウィンに救いがあるんだよなあ。ベーネミュンデのやったことが許されるかは別にして。
ボーメル船長、常識的な人でよかったねえ。
ここはさっきの・・?
ルビンスキーが来ていたマンションでは??と確実に気付かせてくるの、ドギツイな。鉢合わせの心配はしなかったのかな。そこはドミニクと連絡とってるから大丈夫なのか。いや、いいのか、それで。
ウィスキー?ブランデー?
コレクションあるの面白いね。親父のコレクションだったりする?それともルパートの持ち込み?ドミニクの趣味?
サングラス?偏光グラス?目元を何がなんでも隠したい心理の現れですかい?
ルビンスキーの息子であること、自分から自分から告げたのかな、ルパート。それともドミニクから誘導されて答えてしまったのかな。ルビンスキーから聞いたと言われたら、ルビンスキー=ドミニクラインの強さに、逆に奪ってやることへの高揚を刺激されたのかな。あり得る‥。手のひらのウチとも知らずに‥。え、ちょっとルパート可哀想になってくるじゃないか。
フェザーン回廊の自由航行権の件は、原作では事実として報告に上がってきているわけではなかったような‥?どうなんだっけ。仮定の話を事実のように話しているということなのかな?
ドミニク、権力争いや覇権争いにはとことん興味がなさそうな顔してるのに、この上を帝国の艦が通り過ぎていくのかということには反応するの、なんと言うか、ドミニクらしいのよな。
手の動きがゆらゆらかわいい。
長老議会のこととか無視されちゃってる(笑)。
まああの辺をアニメで描くのは難しそうだし、丁寧にやってたら尺足らんしなあ。そもそも、本来は罷免機能があるのは民衆に見せるフェイクで、どんな決断が出ようとも、地球教の意思でしか事態は動かないというということだから、まあ削っても差し障りはないと言うことかな。
ドミニクさん、煽るなあ。
あなたが自治領主になれば。ルパートにとっての甘い言葉。あなたは父親よりも上手くやれるでしょう、という悪魔の囁き。
というかドミニクさんの格好がセクシーすぎる。どうした、その側面の開き方は!!!!!!????????(他の女性陣が鉄壁ガードなだけに、フェザーンの自由を謳歌しているドミニクさんが自由すぎて心配になるのじゃ‥)
無節操な生き方。
ルパートの憎しみの根源はどこだろう。自分を顧みなかったことなのか、母親を捨てたことなのか。複層的なのだろうとは思うけど、力点がどこなのかなと思って。
いないことになってる息子。多分他にも同じ境遇の人は何人かいるんじゃないかな。その全てをルビンスキーは認知してない、それをこそルパートは言っているんじゃないかな。ルパートに対しても息子だと知っていながら認知していなかった訳でしょ?ルパート自身がそれを望まなかったということもあるんだろうけど。
あなたがいるじゃない。の吐息混じりの声と髪の流れ。
ルパートにシーンが映った時にも髪の動きが手前で映っているのがめっちゃ好き。
親父をクズと罵ることに酔ってるよな、ルパート。
自嘲も含まれているとは言え。そんな男の息子なのだということに対する感情は、嫌悪一色なのかな。それにしてはそこに固執しているのはルパートの方な気がするけども。
クズの排泄物。
その言葉を口にしながら、内心傷ついてそうな顔してるのが、いじましいなあ、ルパート。
頼み事をと言われて、どうぞ、と促すドミニクの冷静な声がすごくいい。
ドミニク、煽りはするけど甘えはしないのだよなあ。そこが好き。ルビンスキーに対してもどこまでも対等であろうとしている気がするし、演技では下風に立つことはしても、実質何かを売り渡すようなことはしない気がする。裏切るなら自分の意思。破滅するのも自分の責任。そんな肝の座り方。
ドミニクの動作は媚びというより許しに思えるな。高圧的な態度を取ることを許してやるというような包容力の結果。え、ドミニクに夢を見すぎている??(笑)。
味方にするの?
手下にするのさ。
若いな、ルパート。自分が全てを動かせるという過信と傲慢ゆえの、物言い。坊やなんだなあと思わされる。がんばれ、ルパート。
ドミニク、本当巧みだなあ。すごいなあ。
手のひらをころころ転がるルパートが可愛く見えていたりもするのかな。
色っっっぺえええええシーンで終わりになったよぉおおおおお!!!?????
劇場の章仕立てだとこの後に別のシーンがすぐ来るからんんん!!!!???って思ってるうちに次の感情の波が来るんだけど、話数区切りで見ると余韻がすげえのな。
アダルティ銀英伝。おとなの銀英伝ってコメンタリーで言われてて笑った。
最後まで冷めた目をしてるルパート。手玉に取ってるドミニク。
フェザーン組はフェザーン組で本当複雑だなあ。
ということで41話終わり!
あと7話しかないって本当?え、やだ‥!!!!!