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【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 40話「迷宮」(4thシーズン 策謀 ep4)

雨模様のオーディン

帝都に雨が降るー。
庶民は馬車なのな。傘を差している人が少ないのも文化の違いなのかな。
でも人力を贅沢に使うことが至高なら、貴族こそ馬車に乗ってそうな気はするけど。その辺どうなのかなあ。

監視もシューマッハ大佐も、互いに存在分かってるんだよなあ。
監視側からしたらむしろ、おまえのことわかっとんねんぞって圧を掛けるためにややあからさまにやってんだろうし(気付かれても構わん、から読み取って敢えて)、それに気付かれてなお逃げないことの意味が重要なんだろうし。

緊迫した中と外の無言の牽制のし合いを無視した能天気なランズベルク伯。君が癒しか(笑)。

帝都の黒ビールはいい。と言われて、知っていて顔に出してしまうけど、気付かれなかったから言わない大佐、いい人だ。気分よく飲んでるのに水を刺すのもなって、空気読んでる。気遣いの人だ。こうやって人の気持ちとかを慮ってくれる(言う時はちゃんと言う)から、部下からも慕われてたんだろうなって偲ばれる。貴族連合にもまともな人はいっぱいいたんだろうと思うと、上の馬鹿どもが憎いな。

ボルテック弁務官の華麗なる帽子投げ。
回転がかかってないからふわっと着地するのも面白い。回転かけてたら壁の方まですっ飛んでいっちゃうもんね。

これで成功したように見えるか!
ご尤もです(笑)
朴訥に訊いちゃう部下?秘書官くん、帝都でやってけてる?大丈夫?

自分たちが均衡を保ってきたと思い上がっているフェザーン人には想像もできんのやろな。帝国と同盟が手を結ぶ可能性を。
歴代の皇帝なら無理だったけど、実権を握っているのはラインハルト。柵ゼロ。硬直した考えもゼロ。今までの均衡など知ったことかというお人。震え上がってしかり、やろ。相手が悪いよ(笑)。
皇帝を誘拐させて同盟に対して宣戦布告させようと言うお膳立てをしている中で、フェザーンの関与を逆手に取れるのだからな、という恫喝。静かな恫喝は華麗なる高笑いと共に。

ボルテック、ラインハルトを口だけとは思っていないこそ、その恫喝の意味も恐ろしさも分かってるんだな。そのくらいは有能。舐め腐って臨んだのが間違いだったのだと言う、自分への怒りも含まれてそう。
フェザーンが関与して時流を動かしてきた実績があるからこそ、ラインハルトの台頭も含めてバフが乗った状態だと思っていたら、素のパラメーターから規格外だった、と。自分たちがやっていた、という認識がなければ、ここまで舐めてかかることもなかったんだろうにな。フェザーンのやり方が悉く判断の裏目に出てるの笑うわ。

ボルテックは一応の切れ者。部下は朴訥。
と思っていたら、さらっと始末とか言い出す、恐ろしい部下。人を駒としか考えていないからこういうセリフが言えるんだろうな。権力の下にいる人間ってこうなるもんなん?
言葉と現実の乖離というか、その言葉が示す事象の重さを全く分かってなさそうな鈍感さが嫌。この人が特別悪いと言うわけではなくて、こういう「ゲーム」をして生きている人間は陥るものなんだろうなという普遍的ないやらしさがある。

フェザーンの裏側。部下は知らないのな。そりゃそうか。
補佐官を務めていたから知っている事実、ということやんね。
切り札、ね。

帝国の思惑

ところ変わって元帥府。
ルビンスキーは舞台には上がらない。踊らせるのは他人。舞台に立てば観客に撃たれる可能性もあるから。本当フェザーンは暗躍がお好きだこと。

ラインハルト、積極的にフェザーンの提案に乗ると言うよりは、やらせてみるもの面白い、というリアクションなので、お手並み拝見くらいのニュアンスなんだろうな。別にフェザーンのすることを当てにするつもりもない。手を貸す義理もない。勝手にやってろ、でもそれに際して恩を売ってくるつもりなら見当違いだぞ、と。
宮殿の警備を手薄にするかというオベの提案に、その必要はないって言ってるしな。実力なきものと取引するつもりもそもそもないんだよな、ラインハルト。
するっとヤンへの高評価が織り交ぜられている。
一目置いてるよなあ、あからさまに。
ちょっと三越さんのあたりで落ち合って、お兄ちゃんにお話聞いてもらいなさいな。(すぐに茶飲み友達にさせようとするムーブ)

モルト中将ーーー!!!
原作だと(というか、語られなかったけどノイエでも)リップシュタットの際にオーディンを守っていたのはモルト中将なんだよなあ。積極的にラインハルトに味方したと言うよりは、古風な武人で皇帝を守っていた、皇帝のいる帝都を騒がせるのはダメ、というような判断だったんだとは思うけど。
メルカッツさんも本来ならそう言う立場で、自分の忠誠心に素直にいたかったのだろうな。

結果的にそうなったとしてもね!!!!
赦したという事実は大事なんだよ、ラインハルト。君にはそれができるのだから、結果だけを求めるのはダメなんだって気付いてくれ。心の中のキルヒアイスに問うのだ、今こそ。いけません、ラインハルトさまって穏やかに言ってくれるから、さあ。

そんな悲しそうな顔するならおやめなさい。
必要と効力と結果のみを求めて、強く振る舞えるのはその目の前の人だけなんだから。無理するのはよくないよ。いくら最短の道に見えても。

ああ。決断しちゃった。
この考えている間。多分常人の10倍くらいの速度でいろんなことを考えてんだろうな。ヴェスターラントの時の決断からこちら、人命の関わることの判断のリミッター外れちゃってんだなあ。
いや、軍人である以上、ヤンが言うように味方をどれだけ効率よく殺すかを考えるのが将なのだから、ラインハルトはもっとずっと前から人命の決断はしていたんだろうけども。
戦略的、戦術的な犠牲ではなく、謀略のとばっちりで命が刈り取られてしまうのを黙認できるようになってしまうんだよなあ。
仕方ない。
怖い言葉だね。仕方なくなんてないよ。
でも、自分が倒されることも、相応の実力の持った他者になされるのであれば「仕方ない」という腹の括り方をしちゃってるからなあ、ラインハルト。

ケスラーは得難い男。そうだね。外伝の時代から知ってるもんね。

皇帝が誘拐されるということは、大事件というか、帝国にとって常なら根底を揺るがされるようなことなので、本来憲兵総監といえども責は免れなさそうよな。

密林に道を拓く。
そのためには良い木であろうとも切り倒さなければならない時がある。
わかるけど、迂回すればいいやん????って思ってしまうよなあ。ましてやそれが人であり、自ら動けるものである以上、気持ちよくそこをどいてもらえるようにするのが政ではいのかね???
オベにとって、人とは何なのだろうね。
そしてその人が形作る国とは何なのだろう。
オベがゴールデンバウム王朝を倒したい、新しい「枠組み」を作って健全に保っていけというのはわかる。でも、それが何のためになのかが正直よく分からない。そこがオベの魅力でもあるんだけど‥‥。自分のため、ではないよね、多分。ゴールデンバウム王朝を倒したいというのは自分、あるいは自分の周りのためなのかとも思うけど、そのあとは?

敵だけではなく味方の大量の死体の上にこそ、すべての英雄は玉座を築いてきた。それはそうなのかもしれないけど、だからこそそうならないようにしようと言う志は、間違ったものでもないと思うけどなあ。世の英雄に倣う必要ないじゃん。ねえ??
それが当たり前なんだから、それを避けようとするのは無意味だよ、というある種の発破なのか?

白い手の王者など存在しない。

そうだけど!!!!!!
ラインハルトの手を白いままにしておきたかったキルヒアイスのことを思い出してくれー!!!!!!!
オベ、ハウス!!!!!!!

カウンターで繰り出した、おまえにも適用するぞ、それ。を簡単に肯定されてしまったよ。これだからオベは。
必要とあらばって。覚悟決まっちゃってるよ、この人。怖いよ。

間。
呟くような「よく覚えておこう」。
キルヒアイスが「必要ならな私が血を流しましょう」といったなら。止めただろうな、ラインハルト。その覚悟は分かっているから。でも、自分のためにキルヒアイスが血を流すのは、普通に嫌だなって素直に思っちゃう。そこがキルヒアイスと、他の提督たちの違いなんだなってのを再確認でもしたのかな。
それでもオベの言葉にややドン引きしてたのかな。

わんこー!!!!!!
静かに寝息を立てるわんこ、可愛すぎる。オベが帰宅した時はちょっと耳立てたりしてたら可愛いな。というか、ここで寝てるの?待ってたの?え、かわいいな??????

お召替えをって言われるオベ。お貴族さまだなあ。
呼び出しを見越してるのも流石と言うか。元帥府に残っていても良かったのではと思うけど、ご飯食べに帰ったのだとしたらちょっとかわいいじゃないか。オベに食欲があると言うことが、人間っぽくてとても良い(人間だが?)

ご飯の後、タイミングを見計らったように通信が。
いや、違うな。手持ち無沙汰に水飲んでたのか。席を移動してる間に通信が来ても面倒だから、動かずに待ってたって感じかな。
割とどこでも通信するから、すごいな。ちょっと待て、今余計なものが映るから!とかないんだ(笑)。割とオープンなオベ。

この二人の話の早さよ。
事態を俯瞰した時に道筋が見えていること、そこで必要な事項の整理が早いんだろうな。
考えることが分かっているから先回りして調べているし、調べていることも分かっているから、再出頭を命じた。爆速。

先々帝第三皇女の孫。遠いなあ。
フリードリヒ四世の兄弟全員死んでるから仕方ないのか。F4の父親が730年マフィアの時の‥?その後にもう一人いるのかな。帝国年表どこー!!!(事典には間の表記がなかったよな・・?)

象牙細工‥?象ってこの世界にいるのかね??それとも代々伝わっているものを細々と掻き集めて蒐集してるってことかな?
後者っぽいな。象まで連れてきているとは思えないし。戦艦には‥まあ乗るんだろうけど。あるいは遺伝子工学で造り出してたり?

ボーダンドルフ伯爵夫人。そんなさらっと知らん人の名前言われましても。それらがすらすらっと出てくるほどに人物相関図がちゃんと頭に入っているのが恐れ入る。(今回は3人だけだとは言え)

女の子。
オベが女の子って言うの、なんかかわいい。女子とか女児とかじゃないんだよなあ。エルウィンは直系の男児って言ってた気がするんだけど。

生後五ヶ月。そりゃ笑うしかないわー。
銀河帝国の玉座と言うおもちゃを持った赤ん坊が宇宙に一人くらいいてもいい。この辺の言い回しと、ばかばかしさに自嘲するような笑とのバランス好きだなあ。
とことん興味なさそう。肘着いた姿勢がやや砕けていて、ちょっとオベに慣れてきたのか??(笑)。

7万5千帝国マルク。円換算いくら!?
というか、ここまで調べがついてるのか。調べての、フェルナー?嬉々として色々調べてそうだな。いや、フェルナーはフェザーン方面だから別の人かな。どちらにしろ緩衝材はやってあげてるんだろうな。オベの配下で胃痛にならない唯一の部下、フェルナー。

宮内庁の予備費から精算させてあげるの優しいね。あとで返せよって脅しが付くのかな。ラインハルト自身はそんなケチなことはしないだろうけど。


大冒険の計画

新無憂宮の地図ゲット!大冒険の予感。わくわくするぞ!!
この地図欲しいなあ。地図もパズルとかにならないかな。
フェザーン、相当苦労したとは言え手に入れてくるのすごいな。どういうルートで得られるんや‥‥。あ、でも完全な地図というわけでもないのかもな。ランズベルク伯の言うご先祖の抜け道とかは記載されてないんだろうし。されてるのもあるんだろうけど、網羅されてるわけではないはず。帝室がわかっていないものをフェザーンが知ってるはず‥‥って思ったけど、全部を一度ではなく少しずつ集めて組み上げて蓄積していけば、ある程度まではいけるのかもな。人間の手で作っていることには変わりないんだろうし、設計図は一度は作られたはずだろうし。
ランズベルク家のように相伝で伝えられているものも、部分的には取り込まれてそう。ローエングラム家のように一度断絶してたりすると、散逸してそうだしね。

宮殿を部分的に閉鎖。
大量に解雇したもんな。
手を入れなければすぐに建物は傷んでしまうし。こんな時こそ同盟のお手伝いロボットとかお掃除ロボットの出番だろうけど、帝国にはなさそうだし。あーあ。

一部解放して入館料でも取れば良いのに。なんて考えるのはセキュリティ上ダメなのかな。

ランズベルク伯、きらっきらしながら語るから何と言うか‥うん。
20歩ごとの衛兵とか、人員の無駄にしか思えないけど、それを良しと思える感性があるんだなあ。
暗殺を恐れて宮殿を捨てる方法がいつでもある、と。ふーん。

恐れ多くはあるが、皇帝陛下をお救いするため。
それで禁を侵せるのだから、柔軟なのか、やはり自分に酔っているからなのか。輝かしい伝説の一つとなる。きらきら。本当に芯からそう信じてるんだろうな。純粋な人だよ、ランズベルク伯。

ラインハルトのことも「ローエングラム公」ってずっと呼んでて「金髪の孺子」とは呼ばんのよな。礼節は守ってる。ロマンチストだけど退廃的ではなく、自分の身分やそれを支える土台に疑問を抱かなかっただけのちょっと鈍感な善人、という感じ。もちろん恵まれていたからこその善性だとも思うけれども。

シューマッハ大佐の何とも言えない顔が。
否定せず、苦笑で飲み込んであげるのな。ランズベルク伯には余ることだとわかっているからこそ、ここで議論をするようなことはしない。的確だよ、大佐。

フェザーンの工作員にやらせる。シューマッハの重要視しているポイントはこっちなんだろうな。ランズベルク伯はあくまで計画の実行と成功に対しての効果を考えてるけど、シューマッハはその先、失敗した際の保険に、フェザーンを表立って噛ませて、言い逃れできないようにさせておきたい。だからラインハルトに見抜かれるとわかってても、積極的に噛ませようとする。

ランズベルク伯、心底フェザーンにこれ以上やってもらうのは申し訳ないと思っているからタチ悪いぜ。でもそうやって、他人に悪いと思えるところが、この人の良いところでもあるんだろうな。
他の貴族連中ならむしろ積極的に使えって言いそうだし。シューマッハの思惑とは別のところで、他人が奉仕するのは当然なので、成功させるためには他人が苦労しろってスタンスになるだろうし。そう言う意味でもやはりランズベルク伯は異質なんだなあ。

ゴールデンバウム家だけの臣下だけでやり抜いてこそ、光彩を放つ偉業。
夢見ちゃってるところと、ピュアなところと、人がいいところが、ブレンドされたランズベルク伯。シューマッハも見守り体制に入るわ。
溜息からの、それもそうですねの微笑み。
何だろ、アンスバッハにも似たものを感じたけど、子供を見るような目になるんだな、みんな。

五世代前の先祖が勅命を受けて造った。ランズベルク伯の「運命」に箔をつけてしまったじゃないか。ご先祖ー!!!!

すやすやランズベルク、何だろう、不思議な癒し効果があるね??
不要だが??????????
眠っているランズベルク伯に真実を囁くシューマッハさん。夢は覚さないでいてあげるの、本当。何と言う優しさ。


監視を解く命令出したの、オベの独断かなって気がするなあ、これ。
さっきまでのラインハルトは特に警備側を緩める気もなかったし、この程度できないやつなら知らんって感じだったし。そもそも何が何でも成功させようとなんて思ってないし。
オベの鉄面皮だと嘘吐いてもバレなさそうだし。
いや、でも流石にそんな風にラインハルトが言ったと嘘を吐くのは後々問題になった時にやばいので、ないかな。
監視を解けと言った時点でケスラーは色々察するんじゃないかなあ。不自然だもんね。

監視が解けたから街も歩ける。街を歩いてみたら、憲兵や兵士が臣民に対して漢字がよくなってるし、仲も悪くない。改革の健全さを目の当たりにすることで、余計自分たちのやろうとしてることが「逆行」なのだと知る構成。好き。

ハットの一部がぺろっとしてるのはオシャレかな?
ボルテック、めっちゃオシャレそうやしね。てかいい声だ。
ラインハルトに手玉に取られたのにシューマッハにやや高圧的なの、ちょっと笑っちゃう。こいつめ‥!!
というか、図書館は静かなものでは??閉鎖空間でなければ人目についてしまうんだろうけど、内緒話には向かない気がする。とは言え、何らかの目的を持って来るならばお店か駅か図書館か博物館か。似たようなものなら人が来ないエリアがある図書館がマシなのかな。
あとは軍人が寄りつかないエリア、という意味でも最適なのかもな。
市民に開かれた場所ということで、遠慮してそう。(休日の憲兵がいる可能性はあるけどね)

要求がエグい。的確にフェザーンを噛ませるぞ!
当然フェザーン側は渋るよな。
実行犯にはなりたくない。ローエングラム公の改革が「正」の流れである以上、止められないとわかれば切り捨てられなければ、道連れになる。
そういう保身の保証をことごとく潰していくシューマッハ。やるなあ。
フェザーンの手のひらの上で踊るばかりと思うなよ。
(ここで部下がどうなってもいいのかって言ってたらどうなったんだろ。ラインハルトのところに駆け込まれたら困るから、ここで脅しは悪手か)

武人としての矜持。かっけえね。
何も暗殺するというわけではない。歴史の流れに投げ込まれた小石として、与えられた役割は全うする。そういう覚悟、かっこいいよ、シューマッハ。

ボルテックの胃痛が先日からやばそう(笑)。

決行!!わくわく大冒険

陽動。って、これだけの武器、よく運び込めたな????
元から何らかの工作に使うために用意していたものなのかな。

ケスラー、不審なものを感じ取ってるな。
こうでなければやはりここまで出世はできんのだろうな。

縁起物??あれ、縁起物なん??カーニバルの仮面はまだしも、ホルマリン漬けの色々まであったけど?????
グリュックスブリンガー‥秘密の小部屋とかそんな感じ?
あ、グリュックスブリンガー自体が幸運を運ぶもの、なのね。「これ」ってのは博物館に掛かってるのかな。

間一髪でよく避けたな。というか、侵入者避けにしては反応鈍くない??あ、違うか。宮殿から外へが想定だとしたら、追っ手への攻撃を想定してるのかな。だから一拍遅れ。うむむ?
侵入しようとした後があるなら、同盟やフェザーンの工作員が入り込んだ可能性もあるのかな。となると、入り口自体はそれほど難しいものでもないんだなあ。地図なしで入り込んで白骨死体‥になってるならあれだけど、もし瀕死の人とか見つけちゃったらどうなってたんだろ。
地下広いな、マジで。
途中で上に向かって掘り進めたら宮殿内には侵入できそうだけど、一発で見つかっちゃうよな(笑)。

ランズベルク伯があの指輪をうっかり落としたりしてなくてよかった。本当によかった。五世代前から伝わってるギミックがちゃんと動くのすごーい。エネルギーの供給源はどこだー(そこ??)。

さくさく行くよ!!!
シューマッハは兎も角、ランズベルクも息を切らさず着いてきてるの中々だな。お腹はぽよんとしてるのに。体力はある方なのかい?


扉が開かれても反応しないエルウィン。ここへ来るのは自分にとって必要な人間ではないとわかりきってしまっているのかな。悲しい。
声を掛けてこないかあ不審に思ったのかな。
ようやく顔を上げてくれて‥。

知らん大人がいても、怖がるでもなく怒るでもなく。
崇められる体験だけが蓄積されていってしまって、自分を害するものはいないと学んでしまったのかなあ。
なぜ跪かない人間がいるのか、というところだけが疑問になって発露するの、かわいそすぎやろ。

熱の籠ったランズベルクの口上、興味ねーもんなあ。
くまちゃん‥ぎゅうぎゅうしたらんとって。
シューマッハ大佐の冷静な視線が辛い。

ああ。耳が。くまちゃん‥!!!!

ランズベルクも不器用な人なんだよなあ。子供であることと皇帝という立場。前者を前提にして話すことができない。もし前者の、子供として接することができたなら、エルウィンの態度も少し違ったものになったかもしれない。というのは夢を見過ぎかな。

あの声に気付いて来てくれる。その程度には気に掛けてはくれてる。
くまさん、何体目なんだろ。壊しては新しいくまさんが差し入れられてたり?
ランズベルク伯のわたわた感と、シューマッハの洗練された動きの違い。撃たずに倒れてくれてほっとするところとか、何というか、手を汚したことないんだろうなあ。恵まれた人なんだなあ。

茶番だな。YES!!!
救出だと思い込めるのは、ランズベルク伯だけだよ‥‥。

すぐに追っ手がかけられないのも、人員が足りてないから。
そもそも実権がラインハルトに移っていて、今更7歳の皇帝を狙う族がいるとも思わんかったのかな。

モルト中将‥!!

帝国軍のこの顔を隠した装備、めっちゃカッコ良いな。今後出て来る陸戦部隊が大のお気に入り(前にも出てきてるかもしれないけど、印象的だったのはそこなので)。

残留熱量!?すげえな。しかも二人分、足跡が違うのバレてる。

外部に通じる道の存在。それを知っている何者かが侵入した。
ジギスムント一世陛下の像に手をかける。
逡巡している間に犯人は遠くへ。皇帝は拉致された。
モルト中将の心中察して余りある。

ケスラーの元にも報告が。
宇宙港の閉鎖と検問。大事。地上から飛び立てなければ、どこかにはいることになるもんね。
フェザーンの手引きでやってきた二人。解かれた監視。皇帝の不在。
絶対気付いてるやん、ケスラー。

帝国内が改革により活気付いてきたというのに、さらなる激動の予感。
がんばれ、ケスラー!!!!