【感想】銀河英雄伝説Die Neue These 36話「要塞対要塞 Akt Ⅲ: 魔術師の帰還」(3rdシーズン 激突 ep12)
3期激突の最終話!(しかし要塞戦の決着は‥まだ!笑)
久し振りのオーディン
先週最後にちょろっとだけオーディンの面々が映って、その流れから久し振りにオーディンの話。
元帥府夜も稼働してるの、元帥がワーカーホリック気味な所為じゃない?大丈夫?ブラック職場になってない??キスリングとか、帰れないやん・・可哀想に。
薄暗い部屋で報告してたん?
それとも何かのホロ見てたからちょっと暗くしてたの?どうなの?
「極端なことを言えば」で窓に映るラインハルトが薄く笑ってるの怖いわ。まだまだ虚は健在なのな。美しいけど恐ろしい。要塞に要塞をぶつけてしまえば良かったとか言い出す。何千何万の命が散ることも歯牙にかけない。
眉根の辺りが少しだけ曇っているように見えるから、笑みには自嘲が含まれているように見える。本当、絵にちゃんと感情と情報が乗っているって素晴らしいよなあ。
オベが聞いてる報告は、当たり前だけど伝聞なので、「とか」が付くんだろうけど。ルビッチ(だったよね)は、「我が軍有利」をどう伝えたんだろう。オベに見抜かれてしまったのかな。
え、どうしたん、急に。何で今髪さらっとしたん??オベさん????????(笑)。
以前も急に目ん玉外してたし、表情が動かん割に意外と動作がうるさい(?)やつだな、オベ。面白いぞ(笑)。
シャフト超とばっちりな気がするww
任命責任は自分だけど、立案して推してきたのは別なやつだしーって、おい!!
「遇する方法を知らんな」
冷たい言い方ぁああ。いや、シャフトだからまあ当然っちゃあ当然なんだけども。興味はないしどういう画策をしようとも自由だけど、有害な奴は要らんって冷然としてるよな。知らんな、の言い方、ちょこっと語尾に小さな音が入ってる気がする。それがなんか好き。
武力だけで宇宙を手に入れるのは困難です。
無理とは言わんのやな。
それはいいとして、宇宙を手に入れる、とさりげなくキルヒアイスの言葉をなぞってくるの、敢えてそう言っているんだろうな、オベ。銀河を統一するとか、そういう言い方もあるけど、敢えてその表現を選択してる気がする。
私は宇宙を盗みたいのではない、奪いたいのだ。
のところのラインハルトが超絶美人で・・・劇場版の大画面で堪能したよね。眼を細めると、目の下のあたりが少しだけくっと持ち上がるんだよね。その細かなニュアンスが、冴えざえとした美貌と冷たい視線を湛えてるのをまっすぐに伝えて来て、最高にラインハルトだなあ。いいぞ!!!
御意って言うまでの間がいいよね。モノローグめっちゃ考えてしまう。
オベ、自分の示した道が最短最善だと言うことがわかっていて、それをラインハルトも承知した上で退けてくるからこそ、このクソガキ(貴族言葉でもう少しお上品に)とか思ってそうだなーって(笑)。
鉄面皮で良かったね、オベ。
AにはA、BにはBと言ったオベの適性ってのは、効率とか最速とかそっちの方であって、手段は問わない、心情も慮らない、希望も容れない、なので、まあラインハルトとは合わんよね。根本的に。それでも有能なところが本当にタチ悪くて最高だな。
この、ストレートにこの人はこう言う人!って言い切れないあたりが絶妙なんよな。キャラ同士の関係性に関しても。一筋縄ではいかないし、含みも十分にある。ビッテンのまっすぐさが眩しくなるくらいに。いや、そのビッテンだって、深みはちゃんとあるのがまた良いところで。
元帥府、広いな。元帥の地位にあると、この中に自分のオフィスが持てるということでいいのかな。この規模のものを自分でもう一つ建てられるってことではないよね?ミュッケンが部屋から出て来たとこあるし、三元帥が集ってたとこもあるし。
元帥杖配りまくってた皇帝の時、元帥府どうなってたんだろ。称号だけで実務してない人以外でだったら、部屋足りたのかな(笑)。
それにしても憂いを帯びたラインハルトの美しさよ。
横顔もきれい。靡く髪もきれい。え、これ作画してんの??すごいな。
風に攫われる髪の靡き方、すごく好き。
ペンダントを開く手の動きもめちゃくちゃ細かいよね。絵として完成されたものが延々と続くの、本当にすごい。こういうの、作品を見るにあたってはノイズになるから、意識せずに見てほしいんだろうなと思うし、実際こうやって感想書きながらじゃなければ、ほーって流してしまうんだけど、着目するとその緻密さにどきどきする。
後藤さんも言ってたけど、引っ掛かりにならないように「ちゃんと」描くとおっしゃってたのがよくわかる。多分、昔のアニメは「ちゃんと」描かれてないところがむしろ目を引いて印象に残っていた部分があるんだと思う。それを悪いとも思わないし、それが味でもあるんだけど、そうじゃないものを「違う」というのもまた違うよな、とわしは思うわけで。そんでもってわしは、多分後藤さんの精神が好き。モーショングラフィックの方も、気付かれなくてもいいからしっかり作りたい、というようなことをおっしゃってて、そういう職人的な姿勢も含めて、ノイエの作り方が好きなのだと思う。
だっていくらでもインパクト高く演出できると思うもん、I.G.さんだぞ。敢えてそうしないことに、わしは良さを感じているので、某版の信者がぐちゃぐちゃ言ってるのを見かけると、全部的外れで、うるせーーーーーー!!!!!!!!!!!!ってなる。
熱い奴は常に声を張ってないとキャラと違うとか言う、直接的な表現しか食べられない人はノイエに向かない。内に秘めたものがほろっとこぼれて、それを掬い取って噛み締める。ノイエにはノイエの味わい方があるんじゃい。
あれ、愚痴になってる(笑)。軌道修正。
おれ自身の罪か。
そうだって自分で答えてるんだろうなって音の置き方。非常に好き。
わしがラインハルトが好きなところは、罪を自分の責任として背負い込んで立っているところ。他責しないのよな。ちょっと八つ当たり的なのはあるし、本当に他に責任があるときはしっかり追求するけども。
自分が犯した罪を、誰かの所為にしてそれを薄めようとする気が一切ない。思いつきもしない。そういう清廉さ、不器用さが、どうしようもなく悲しくて可愛いと思う。
そこで自分なんか・・って思うような奴はキャラとして絶対好きにならないので、自分の足で立って歩く、誓いを守るという強迫観念に支配されたような歩みでも、自分の意思で歩き続けるラインハルトが好きだなあ。
銀英伝には本っっっっっっ当に愛すべきキャラが鬼のようにいっぱいいるので、ラインハルト以外ももちろん大好きではあるんだけど(笑)。
ラインハルトがやることは全て正しいとも思ってないし、ヴァルハラでキルヒアイスに説教されろとも思ってるんだけど、最終的にラインハルトかわいいねって思ってしまうのじゃ。かわいい。
OPのローエングラム元帥府の提督たちの図。
この明るさだったらパズルも簡単だったろうに‥って毎回思ってしまう(笑)。
歯応えたっぷり1000ピースパズル、やってみないかね?
魔術師疾走
宇宙を疾走っていいな、何か。
戦艦に乗ってたら「走って」る感なんて何もないんだろうけど。
ビュコックがめっちゃ頑張って掛け合ってくれてた‥!ありがとう、おじいちゃん。この手筈とかも含めての「夕食」だったんだろうなと思うと、ビュコックに感謝の念しかないなあ。
艦隊司令たちの数、めっちゃ減ったなあ。寂しいなあ。アムリッツァさえなければ、ウランフ提督やホーウッド提督が、われ先にと救援を申し出てくれたかもしれないと言うのに‥。
首都星防衛より前線の今起きてる危機に対応しろよ、おい。
どこかでイゼルローンが陥されたら、ってこと考えただろ。それで保険のために、首都星の守りは絶対だと‥。戦略的見地というよりも、ただの保身なのがなあ。もう‥。
声は付かなかったけど、ビュコックの賢明さ、決定に対する不服、どうにもならなさはめちゃくちゃ伝わる。ビュコックさんありがとうね・・・。
辺境からかき集めてって言ってもねえ。イゼルローン回廊入り口近辺がその「辺境」にあたるのかな?でないと間に合わないもんね。
5000って‥舐めてるのか、同盟政府。
ヤンもちょっと眉が曇ってる。これは同盟政府側に対しての感情な気がするな。寡兵だから負ける、というのは、ヤンにはあり得ない・・とまで言うと信仰になってしまうから、それでも負けない策を考え抜くからね。
フレデリカがフレームインする前に、右耳の端っこの方で食器の音が入ってるのが細かくて好き。こういう細やかさが本当に好き。
ヤンがちょっとほえーって感じで口を開けてフレデリカの方に向き直るの(途中で口は閉じてる?)、気を許してるっぽくて可愛いな。
攻め方で、来ているのがラインハルトじゃないと看破してくるヤン・ウェンリーとか言う人、怖すぎるよぅ。ラインハルトのことを理解しすぎてやいないかい??もう、何なんだよ。その懐の深さでいっぺんラインハルトのとこに行ってあげてくんない?お茶でもしばいてきて。頼む。
要塞と要塞をどかーん。
いや、どかーんじゃないのだよ。
そんな朗らかに言うんじゃないよ。そうはならなかったって言うことに対する安堵も入ってるのかもしれないけど、まるで子どものようなヤンが、可愛いやら怖いやらで・・・。
身振りがめっちゃ可愛いのよな。
ローエングラム公なら、って条件で思考をトレースして、さっきのシーンで「極端な話」とは言え、ラインハルトが考えていたことを正確に予測してるのが怖い。本当に怖い。アスターテの戦場と帝国侵攻作戦の迎撃方法と、貴族たちを一掃した手腕などを見ているだけで、どれだけのことを正確に見抜いてるのか。もちろん話の都合はあるんだろうけど、それを負わされる魔術師が、一切その負荷をものともしないのがすごい。ヤンだしなって納得させられてしまう。魔術師め・・・。
フレデリカ、流石にヤンの元にいる期間も長くなって来たから、そこまで驚かないのもいい。口ではずいぶん過激なって言ってるけど、それは方法の話であって、発想がラインハルトならという思考によるものだと分かっているからかな。この人なら何を言い出しても何らかの「解説」があるというのが分かってる。これも一種の信頼なんだろうな。
作戦を任された指揮官の天井まで見破られてる。怖いよー。怖いよー。
長距離ワープったって、オーディンからイゼルローンの目の前に飛んできたわけじゃなし。イゼルローン回廊をまるごと飛び越えるのはやっぱり無理なんだろうなあ。イゼルローンの入り口付近までぐりぐり動かして来たか、パルスワープで来て、哨戒に引っかからないぎりぎりラインから最大限ワープして、その後航行で接近。という感じ?
時空を飛び越える、と言うのがいまいちピンと来ないよねえ。
ノイエは一応距離を飛び越える方に振ったんだっけ。亜空間っぽい表現は今後出てくるから、その辺りも含めて今一度設定資料集にまとめてくれると嬉しいな。設定資料集、待ってるよー!!!5期制作までに必要だと思うけど、そっちの仕事やってたら5期がつくれないのかも、というジレンマ(笑)。
占拠ではなく破壊を目的として来たら、確かに怖いよな。
同盟側も奪取したかったわけで、目的は占拠。目的がそうである以上、一部はいいとしても、内部の機能を全壊させるような攻撃は出来ない。それもあって長年攻めあぐねていたわけだものねえ。
要塞が推進力を持てるなら、新しい要塞をごりごり持って来てしまえば、互いに航行不能になって永遠に回廊を封鎖できる気がするけど、そうなるとフェザーンにより大きな力を持たせてしまうからダメなんだろうな。
ならばまだいい。
この状況をまだいいと言ってしまえるのは、ヤン・ウェンリーだからな気もするけど、確かにそうなんよな。
まだ陥落してないし、そこまで甚大な被害を被ったわけでもない。
そういえば要塞内の状況を送り続けてとは言ってたけど、ミュラー艦隊が要塞のこちら側に来てからは電波妨害とかされてるから、どこまでヤンに伝わってるんだろうね。
意味深に映るモニタ。きれいだねえ。
スパリタニアン・レールガン。うふふふふ。
フェザーンの暗躍
ヘンスローの情けなさがツボで、にやにやしてしまう。
これってフェザーンの‥何だ。自治領主府かな?
弁務官が乗り込んで来たってことやんね?ルビンスキーには会ってもらえなくて、ルパートが相手。かわいそうに。二重の意味で。
汗かきすぎだぞ、おじさん。
こういうの、全然慣れてないんだろうな。かわいそうに。
企業のオーナーだったのにあまりにも使えなくて左遷気味に弁務官事務所に放り込まれてるという噂のある、ダメダメ弁務官。左遷が外交の重要拠点ってどういうことよ??金と権力で腐った同盟政府がよぅ。前代のオーナーがめっちゃ献金してたから無碍にはできないし、フェザーンとなら経済的な利権で繋がってるから、滅多なことは起きんやろみたいなふわっふわな考えで、名誉職みたいな扱いで送ったんだろうなあ。
ルビンスキーの野望に火がつく前の、均衡を旨とした時代なら多分ヘンスローくらいのボンクラでも良かったんだろうな、弁務官。現実の外交官的なものから考えるとあれだけど、あくまで調整役はフェザーンで、弁務官自身は何もしないことを考えると、あり得るのよなあ。レムシャイド伯が白狐と言われる狡猾さを持っていたとしても、結局はフェザーンの匙加減なわけだし(本人たちは知らずとも)。
言い回しがツボなんよ。汗拭きな。そうそう。
煽り文句として「お茶が冷めますよ」が最高だね。ルパートのSっ気満載の煽りよ。
ヘンスローのドアップ。眉の下がり具合とか皺の入り具合とか、本当最高。目尻の弛み方も、やたらとリアル(笑)。
ちょっとヒートアップしてるヘンスローに冷水を浴びせるような普通トーンの「あれは不当な勧告でした」ってしれっと言うルパート。おまえ・・・。
何ですと!!!!?????
そりゃそうも言いたくなるわ。
「と」にアクセントが入らないのが、自分で言ってて何となくルパートの手のひらで転がされていることに気が付いたっぽくて‥御愁傷様だな、弁務官。
内政干渉だったから無視してくれても良かったのに。にやにや。って意地悪ぅううう。
「フェザーンの好意」これもまた‥なあ。言い方よ。利権とかそういう話やろ???いやあああああああな感じだなあ。
必死にお前らが言ったからやで!!どうにかしてよ!!って言いたいのに、ルパートには無風。「済んだこと」扱い。不憫。
どうなさるおつもりですかぁ?で若干の嘲りの入った語尾がめっちゃ腹立つ。最高に腹立つぞ、ルパート・ケッセルリンク。そこがまた最高でたまらんのがとても腹立たしい。くそぉ、好きだ。
真俯瞰の構図、全体を知って見ているのはフェザーンだよって隠喩も入ってる?意図は違っても、わしはそう受け取った。それでいいのだ。
それにしても横長の割にテーブルの奥行き狭くない?
資料とか出して打ち合わせる時も不便そう‥。あ、でもモニタとかは中空に出すから大丈夫なのか。
ルパートの横顔、顎に指を当ててるから、口パクに合わせてしっかり指と手全体も連動して動いてるの細え。
将来あり得べきヤン政権。
こらー!!先日もそれで毒だったでしょ!!ぺっしなさい!!!!
すーぐ毒餌撒いてくるな、この補佐官。
口角の上がり方が嫌らしくてとってもいいぞ、ルパート(いいんかい)。
声の強弱の付け方がめっちゃ巧み。
やや小さめな声で話して集中させて、刷り込むようにやや強めの声で現政権への奉仕を疑わせるように仕向ける。軍事的な英雄、実際に国を救っているヤンの人気、その政権が出来上がるとしたら、勝ち馬に乗るべきではないか。そう唆してるのよな?
‥‥‥詐欺師の自伝とか読んでそう(偏見)。
過去の結果としての現在より、未来の原因としての現在。
ルパートめ、いいこと言いおる。しかしその根底が唆しなので‥もう!!立派な小狐だよ、君は!!!!!
魔術師、帰還の途
哨戒艦に見つかったー!!
戦略シミュレーター見てたってことは、何らかの作戦会議中だったのかな。
奇襲なんて考えてないよーって言うヤンに驚く面々。免疫ないんだな、魔術師に。アラルコンの「はあ?」がマジトーンだ(笑)。
モートンさんの方はいい人そう。よく出世できたなと思うような柔らかさだけど、戦場になると冴えて厳しかったりするんだろうか。ヤン寄りのタイプ?
あ、ミュラー艦隊の存在は分かってるのか。そういう狙いだというのを看破した時点で、最後の通信とかで送ってるんだろうなあ。で、通信封鎖が解けてないってことはまだいるんだなっていうことなわけで。
この時点で5択が生まれてしまうの、本当何というか‥魔術師だなあ。
選択を迫られるのって怖いよね。既にケンプは選択をミスってるというのは、神の視点を持ってる視聴者しか知らないことだけれども。
犠牲者が出ない < 楽。
これがヤンの価値観(として全面にヤンが出している、ヤン・ウェンリーという将官の価値観)。敢えて出してると思う。
本当は犠牲者が出ないことに重きを置いていても、「英雄ヤン・ウェンリー」の虚像はこっちだろう、と選択して発言してそうなんだよな、ヤン。
これは原作のアスターテのところから描かれてたけど、職責に対してこうあるべし、というのを割と守るというか。もちろん自分が納得している部分にだけではあるんだけど。辛さとか判断に迷ったそぶりも見せないようにしてるし、かなり意図的に仮面を被ってみんなの前に立ってるんだと思う。
何だよそれ、しんどいな。だからこそ、ユリアンやキャゼルヌたち、素の顔に近い(多分他人というものに対しては絶対何かしらの仮面を被ってると思う、この人)面を出せて、肩の力が抜けるんだろうなあ。
楽でいいももちろん本音だろうけどもさ(笑)。
モートンさんの副官がめっちゃにっこりしてるし、モートンも苦笑気味からこの人はこういう人だったなって分かってそうなのめっちゃいいなあ。一方で楽とか言っちゃう軍人に、青二才めがとか思ってそうなアラルコン。副官の表情は見せません。どっちの顔してるのかなあ。意外とにっこり寄りだったりして。
各自恙なく頼むよ。
そう言われて承諾してくれるくらいには命令に従ってくれる人でよかったよ、アラルコンさんよ。
やっぱり長距離通信封鎖中だったね。
イゼルローン要塞の面々は救援部隊の到着を知らないはず。
膠着長かったね。攻めあぐねてたもんね。
起死回生を狙うケンプの目。死んでなくて良い。
先週末の「わが軍、有利」を勝利に結実させるために。
アイヘンドルフ、パトリッケンの二人が言っていたように、焦る気持ちを分かってるからこそ、閣下落ち着いて!って思っていそうな気もするけども。
ケンプ、見た感じはめっちゃ落ち着いてるのに、最初の方から妙に浮ついてたり不安定よな。功名心と切って捨てるには、ケンプは誠実過ぎて。子どもたちにすごーいって言われるお父さんでありたいんだろうなとか色々考えてしまって、辛い・・・。ケンプ、家族のもとへ帰るんだぞ。フラグなんてへし折ってしまえ。
と思ったのに。
双璧に出陣を命じるラインハルトさん。
そりゃあロイエンタールも疑問を呈するって。
武勲を上げさせるためにケンプを派遣部隊の司令官に据えたはずなのに、結局われらが?何で??だよ。
ロイエンタールの「・・が、」の間と音がとても心地よい。戸惑いと不審と、多分また先に言って帰ってきたら含んでるものの片鱗がもっと感じ取れるんだろうな。楽しみだ。
ハルトさまの小さな笑いにも色々含まれていそうだなあ。
絶対納得いってない「は‥」なんだよなあ。
それでもよしとする、この二人のひりついた関係性も見事だと思うし、大好きなのよ。
むやみに戦線を拡大するな。それ以外は善処に委ねる。
この信頼感よ。ケンプに対してここまでの信頼感は示してなかったからこそ、ケンプはもっと奮起せねばと思ったところもあったんじゃないかね?
双璧が功績を立てたのは、二人が秀でたからでもあり、ラインハルトを他の提督よりも少しだけ理解しているからでもあり‥ケンプさん‥‥。
何ならお父さんパワーでラインハルトを高い高いでもして上げた方が良かったのでは??(即刻しばかれそう)
双璧、飛び立ったらすぐ会話する。
というか、戦艦に乗り込むまでに話せ?
何でわざわざ艦橋を繋いで、衆人環視の前でやるんや???
何かの布石なのか、証拠作りなのか、気になるじゃないか。
宇宙港まで時間あったやろ。あとで話せるからいいか、とか思ってたんだろうか。あ、ミッタマがエヴァちゃんに出征の連絡入れに行ってしまったから、宇宙港まで一人だったのかもな。
そうかそうか。納得。
ロイエンタールの状況分析ちゃんとしてるところ、いいなあ。
対してミッターマイヤーが、ラインハルトの命を受けた以上、行って善処するしかないと割り切ってるのも、いい。
ロイエンタールはラインハルトの意図を気にする。主君たるもの彼にその有能さを以て、ロイエンタールが膝を屈するに値するかを示し続けなければならないという関係性のためか、常にラインハルトの真意を探ってる気がするなあ。
ミッターマイヤーはそういうのを分かってるからこそ、声が優しいのかな。ロイエンタールにも、ラインハルトにも、ケンプにも、ミッターマイヤーは等しく優しい眼差しを向けてくれている気がする。大きな人だな。
ここは元帥ではなく宰相なのな。どう違うんだろ。
いやまあ同一人物を指す言葉ではあるんだろうけど。
国政を委ねられたものとして、現皇帝に変わり最有力の人間としてのラインハルトから命を受けた、という強調かな。元帥は階級でしかないもんな。
宇宙艦隊司令長官も、皇帝の意を受けて動くことになるはずだから、皇帝を凌ぐ権力者たる宰相、になるのか。ふーむ。
この辺にミッターマイヤーの誉が見える気がするなあ。
帝国軍人なんだよな、ミッタマは。平民でも。
「わかった」の言い方も好き。
仕方ないなって波動も含まれている気がする。こうやってミッタマ、幾度となくロイエンの「考え過ぎ」を横に逸らせてきたんじゃないかな。
そういう関係性と時間の流れが香るんだよな、ノイエ。好き。
はい!ワープがかっこいい!!!!!!
帝国軍の反撃
救援部隊がやってきているという状況の変化で、ようやく打てる手が見つかったのかな。長いこう着状態の中で。
ある意味、帝国軍にとっても「救援」だったのかもね。
この戦略シミュレーションの動き、誰が作ってるのかめっっっちゃ気になる。こういうのは副官?いや、参謀の仕事かな。面白いなあ。
救援艦隊を叩いてから、ツヴァイヘンダーと全艦隊での挟撃により攻略すると言ってもさ?シェーンコップが言うように、揚陸部隊での制圧は無理だよね。宇宙港の封鎖くらい?要は兵糧攻めになるんだろうけど、水素プラントがある以上、イゼルローン要塞内の方が持ち堪えられそうなんだよなあ。あ、でも100万単位の民間人も変わらず食べさせることになるからちょっとしんどいか。
というか、民間人、1ヶ月シェルター生活?きっつ・・・・。前線に暮らしている以上覚悟はあったんだろうけど、覚悟があれば耐えられると言うものでもないだろうしなあ。膠着状態になったところで、一時解除とかになってたんだろうか。
こういう状況も十分に考えられるし、最もこういう状況を考えついているだろうヤンが、ペットを飼わないし飼えないと判断してるところがとても好感が持てるなあ。
ヤンは何だかんだ言って、めっちゃ「戦場の人」だと思う。本人の自覚とか適性とか志向とかは置いといて。
意見具申、と言い出す時の、ミュラーの口元のカットめっちゃ好き。少し下を向いて意を決してからの、「意見具申、よろしいでしょうか」。
ケンプの「言ってみろ」が怖すぎるよー!!!!
おまえ、もう一回失敗しとんねんからな?の圧よ。わかるけども。
まず初手で褒める。社会人の鑑のようなミュラーよ。
あ、ミュラーもシミュレーションちゃんと触れるんだ。そりゃそうか。いきなり大将になったわけじゃあないもんな。
モニタ越しの声になるとちゃんと籠るの好き。
ミュラーの度胸がすごいよな。自分も大将であると言う自覚と自負があるからこそ、臆せずいられるんだろうな。芯がしっかりしてて、ミュラーは応援したくなるキャラだな。ケンプも、策の有効性が分かったからこそ、失望気味だったミュラーを見直して、突っぱねずに受け入れた。それを直接的ではなくとも、間とそのまっすぐな視線で表してるの、いいよ。
一瞬ミュラー、微笑んだ?安堵の笑み、かな?
すぐに引き結んだ口元になるのもいい。気を引き締めてかからねばね。
撃ち減らされてもまだこれだけの数の戦艦が残ってるのか。
アイヘンドルフとパトリッケンの部隊も合流してるか。とはいえ1万隻くらい?もう少し少ないかな。
水雷弾、ファイエル!!!
いっぱい持ってきてたんだね、水雷弾。
急いで司令部に戻ってきたからジャケットもまだ着てなくてスカーフもストール巻きになってる珍しき防御指揮官。でも、多分、白兵戦はもっと前だよ。長いシャワーだな??2週間くらいか?(笑)。
わしの中では膠着状態に飽きて、「彼女」のところに行っていたと思ってるけど。もしくは「装甲服での戦い」がRRの訓練ならそれはそうだろうなって気はする。ぱっと見、他のRRのメンバーはいないから、指揮官だけ来たとか。
公式が「装甲服での戦い」って言っちゃったから、辻褄合わせに混乱してます。ふふふ。(揚陸部隊との戦いのことであっても、もう、ノイエちゃんったらうっかりさんwで済ませます。わしはモンペです)
また要塞砲ぼこぼこ撃ち合うことに。一発でどれだけのエネルギー使ってんだろ。そんなに無尽蔵に撃ってて大丈夫なものなのかな。宇宙には未知のエネルギーがあるのかもな(笑)。
訝しむキャゼルヌ。
動き出すミュラー艦隊。
そりゃあそんなこれみよがしに動き出したら気になるよぉ。
救援艦隊が真実か、否か。
そこまでしっかり思考が進む司令部、いいぞ!
しかも思考のキャッチボールでさくさくっと分析が進むのがいい。
ムライさん、ケンプの策をしっかり読んでるのが、さすが参謀だなあ。
多分策の候補は無限に上がるんだろうな。だから、それを思いつくことももちろんすごいんだけど、どれか一つに絞ることこそが難しいんだと思う。
その決断をいつも担ってるヤンとかラインハルトの重積とすごさよ。
決断に迷うキャゼルヌへの助け舟かな。ユリアンに振ったの。
眉根の辺りにちょっと面白がるような感情も見える気がするなあ。「ぼうや」って呼び方も若干煽りが入ってるよな。半人前、だもの。
「両方かもしれません」
どちらかと考えている大人たちに、両方と言ってのけることのできる子ども。いいぞ、ユリアン!!!思考の柔軟性が誰かを彷彿とさせるなあ。
大人は多くのことを知っているがゆえに、選択肢も無限に思いついてしまう。そのどれかが「正」であるということを経験上知っているからこそ、どれかを選ぼうとする。もちろんそうやって決めていかないといけない場面は多いんだけど、選んだ経験の少ないユリアンだからこそ、二つ同時に成立する思考ができたのかもね。
怪訝そうな大人たちに、臆することなく自分の考えを披瀝できる若さ。いいな。
パトリチェフが口開けてるの、めっちゃ可愛い。キャゼルヌが咳払いして、ちゃんと聞き直すのも好き。
敵の動きが不自然すぎます。
だからこそ罠を疑ってるんだよって優しく諭すようなキャゼルヌさん。
周りの目がちょっと厳しく(=大人を見る目で)見ている視線に変わっていくの、すごくいいな。
侵入からの占拠が困難なことは前の戦闘で証明済み、って言われてにやっとするシェーンコップよ。そうだね、薔薇の騎士連隊、鬼のように強かったもんな。
ユリアンの立板に水の説明。本当すごいよ。君、17歳・・?だっけ。
ヤンのそばにいて、思考の端々を見てとっていたからじゃない。吸収できる素地があって、ヤンの役に立ちたいと背伸びして一生懸命ヤンの考えをなぞってみたからできることなんだよね。ユリアン、健気な子。
そしてヤンと同じく身振り手振りが可愛い。
シェーンコップにポプランに、ヤン。先生が超一流すぎる。
シェーンコップ流のユリアンへの褒めと、裏に透ける、ヤンへの感嘆。
面白い人だなあ。
その言を持って微笑むオペレーター二人!!わしは見逃さんぞ!!
あったかい雰囲気がいいね、第十三艦隊。
メルカッツ提督ー!!
机回り込んできてるのかな?自分達がでしゃばるのは違うなって思って後ろに控えてたのかな。
同盟側で出た結論を補強し遂行する。メルカッツ提督、惚れ惚れするわ。
もう何の躊躇もなく(元からキャゼルヌたちは持ってないだろうけど)、メルカッツに指揮を任せられるの、心強いよねえ。
ユリアンがヒューベリオンの環境に招かれた!
筋を見込まれたのかな。「艦橋にな」って後で付け加えるの、ちょっと茶目っけですか、閣下。目が優しくなってることもあって、微笑ましいぞ。
読み通りに現れてしまったケンプ艦隊。
ガルフピッゲンもちゃんとシュナイダー事典には載ってた。よかった(?)。
分かっているとはいえ、後背からばしばし撃たれてるの怖くないのかな。宇宙の中でエネルギーは減退しない気がするんだけど、その辺どうなってるんだろう。ちなみに艦隊運用により、これだけバシバシ撃っても味方を後背から撃つことはないらしい。すごい(笑)。これだけの艦をしっかりそうやって配置しているすごさよ。
嬉しそうに撤退!って言うグエンとアッテンボロー、THE十三巻隊って感じよな。かわいい。
封じ込め成功で、ミュラーと共に救援部隊を叩きにいくぞ!!
がんばれケンプ。戦況をひっくり返せ!!!
今度こそ、魔術師
ひたすらいない魔術師にぐぬぬしてきた帝国軍のみなさん!
ようやく大本命、魔術師の登場です、どうぞ!!!!
みたいな感じ(どんなだ)。
救援艦隊もまだ要塞とは不通であることを確認。
空戦隊に連絡とって、例のあれの確認。
これは輸送艦?戦闘艇の空母?アンビルベース、宇宙を翔る?どれだ(軍事に疎いのでさっぱりじゃよ)。
整備部そこなんだ。
メカニックの人がちょっとウキウキしてそうなの面白い。そうだよね。絶対楽しいよね、これ。
一方パイロット側は不満そう。
共通してるのは、ヤン提督の命令じゃなかったら、断固お断り。この、ヤンへの信頼なんだろうな。メカニックの人は、単純にメカ的なワクワクにも溢れてそうだけど(笑)。
廃棄予定のお荷物。それをどこでヤンが知ったのか気になるなあ。
いつの時点での、ってのがあるか。アスターテ以前から処分に困ってとかなら、書庫漁ってる時に見つけたりしてそう。
あるいはマスメディアがちゃんとしてた頃に、槍玉に上がったのかもしれないな。防衛費をそんな使えないものに注ぎ込みやがって!みたいな記事で。移動中暇だから読んでたとか、ありそう。
マシュンゴー!!戦艦内ではあんまりやることなさそうだけど、しっかり護衛が板について・・。
空戦隊の準備できちゃったよ・・・。あーあ・・・。
早退距離をゼロに保つのも、中々の技量が要りそうだね。回頭してるわけないし、バックしてるわけでしょう?逆噴射とかできるのかな。
流石にそのくらい想定して造られてはいるんだろうけど。
ケンプが釣られてしまったよー。これで追うしかなくなった。止まっても結局、なあ。
20000VS5000だものね。一隻残らず撃沈されておるわ!とも言いたくなりますわな。うん、君は悪くないよ。真っ当な判断をしてるよ、ケンプ。
火力最大!!!がんばれ帝国軍!!!!!
決然とした二人の表情、大好きだぞ。
この辺りからヤンの顔に影が落ちてるの、いい演出だよね。ヤンには先が見えちゃってるもんな。怖いわ。
ランサー・スパルタニアン、きーーーーーたーーーーーー!!!!
このぐおおおおって引いていって、がしゃんがしゃーんって起動するの、テンション上がる!!!
あ、さっきのパイロットさんだ。
嫌そおぉおおお(笑)。空戦隊の人間としては、機動性をゼロにされるこの兵器がお気に召さない。それは同盟側でも同じなんだよな。パイロットなりの矜持というのが、多分ある。たとえばこの人とケンプがランサー・スパルタニアンへの意見を交わし合ったら、いい酒が飲めると思うなあ。
レールガンこええええええええええ!!!!
軍事国詳しくないんだけども、レールガンって何?軌道によって射出される実体弾なん?(Wiki見てきた。ほうほう。電磁力で金属片を射出する、と。やっぱり物理弾なんだね)
戦艦の外装にぶち当たって穴が開くのが、すごく重そうで、ひえってなる。金属片が当たったんだから、時差をおいて内部の機関が爆発していくの、まじで怖い。トゥール・ハンマーなら原子の藻屑に一瞬で還元されてしまうけど、この、被弾してから時差があって爆発が起きるの、地獄よな。戦艦の主砲でぶっ壊されるのもアレだけど。どれも嫌だけど、一番マシなのはトゥール・ハンマーかな。苦しまずに済みそうってだけの選択。
移動しなくて済む宙域だから、固定砲台として囲んでみました。
ぎゃーーーーー!!!
魔術師とんでもねえよ。
発想の転換。これができるかできないか、が勝敗の分かれ目ってのがキーになってそうだね。よく出てくる、今回。
フレデリカの賞賛のような声にちょっと恥ずかしげな顔をしてから表情を隠して、頭を掻くのめっちゃヤンっぽい。
不意を突いて囲んで損害を与えても、全く慢心しないし油断も解かない。だからヤンは負けないんだろうな。
そうだね、要塞の駐留艦隊が動いてくれてればね。でも通信はできないし、何の確証もなく出撃してくることはない。
普通ならね。
ヤンが思い浮かべるのは、キャゼルヌ先輩とかではなく、ユリアン。
彼に期待してしまうヤンの自嘲気味な笑い。
そして、思い浮かべるのが今のユリアンではなくて、ちょっと前のユリアンなのが、いい!!そうだね、そんな子どもだったんだよ、ユリアン。それでもって、この少年が戦地に引き摺り出されるのが見たくなくて、イゼルローンの陥落を請け負ったんだもんね。その少年に期待してしまう矛盾。
ユリアン可愛い。
艦載機を固定砲台側際に。これには元撃墜王のケンプもブチ切れ。
なんたる邪道。うん、怒っていい。パイロット同士で飲んでくれ、いい酒を。
邪道でヤン・ウェンリー判定をするな(笑)。
ケンプの赤くなるとこ、そこでいいんだ?って初め見た時、思ったな。眉間にめっちゃ力入ってんだなあ。
ちゃんとケンプもわかってる。これだけでは勝ちは譲らないと。対応できるという自負もある。そうだ、いけいけー!!!!
艦載機を潰してしまえばいいのだー!!!
当然、ヤンには読まれてますよねー。
ヤンがモニターを見ていて、フレデリカに声をかけられて彼女に振り向く時、最後までモニターに視線を残してるのいいな。フレデリカが示した先はヤンが見ていたのとは違うところだったのかな。
「あれを‥!」の嬉しそうな声。フレデリカさん‥!!
ヤンの嬉しそうな顔。
で、メルカッツ提督の平常通りの「撃て」。この言い方がアスターテやリップシュタットの時の「ファイエル」と同じ強さなのが、この宿将の職責に対するスタンスがぶれないことを表していて、すごいよね。メルカッツは多分真意で言えば皇帝陛下の御為を完遂したかったはずで、同盟人として生きるつもりはない。でも、同盟に身を寄せた軍人としては、きちんと自分の役割を認識し、その職責に対して今まで通り臨む。
ここで撃て!!って怒鳴ったりするのはメルカッツじゃない。微塵も気負わず、ただ淡々としているのが、メルカッツのすごさだと思う。
トリグラフかっけーーーー!!!!!
同盟艦は下と後ろが派手だよね。下からのアングルも楽しい。
あああああああ。
帝国軍がぁああああああ。
帝国側の動揺が画面に伝わる。
ミュラーの悔しそうな声。震える手が握りしめられる。
部下たちに向けてではない、自問自答。
これまでなのか、、、否!!のところのミュラー、コマ送りで見たい。大好き。音楽の湧き上がる感じも最高なんじゃああ!!!!
ヤンとメルカッツに挟撃されて、保てるのがもうすごいのよ。
ヤンとメルカッツがすごいということを示した上で、殲滅されないしぶとさを見せて、帝国軍も決してダメなんじゃないと示される。うう。ありがとう。
全面敗北の深淵に雪崩れ落ちようとしていた。
この表現が大好きで、困る。下山さんのナレ、好きだよ。
もはやこれまで。撤退に全力を注ぐべき。
この一言で、視野が開けたのかな、ケンプ。
撤退して要塞に戻って・・・って要塞の存在を思い出した感じで。
あー。思いついてしまった。
天才二人が呼応するように要塞に要塞をぶつけたらええねん、って言ってたとんでもない作戦を。ここまで追い詰められないとそういう発想が出てこないものなのだよ、人間ってさ。
そこの軍神と魔術師さん、ちょっと人間辞めないでもらっていいかね?
斜め後ろを振り返っていたのを、視線戻して、悔しくて悔しくて。
あと一歩で銀河系宇宙を手に入れられる、そう確信していたはずなのに。
握りしめられる手は、悔しさをというよりも、思い付いたことに対する覚悟を決めたということでもあるのかなあ。
開いた瞳の美しさ。ケンプの覚悟。
悲しいほどに美しい。
幕僚たちがドン引きしてるのもいいな。
そういう作戦なんだよ、二人とも。聞いてる?
劇場特別公開時はこっから3ヶ月待ったんだっけ。4ヶ月?
今回はそのまま続けてみられるからよかったね!(笑)。
いや、悶々としながら待つのも楽しかったよ。本当だって。
次回、決着!!!