無車検、無保険で交通事故加害者になるとどうなるのか?①慰謝料と債権者編
大前提として俺君は専門家ではない。
間違った知識もあるかもしれない。
名称なんかも間違ってるかもしれないので注意。
インターネット上では重過失による事故の損害賠償は自己破産できない。
そんな記事が多くみられる。
被害者のブログはよく見るが
加害者の声なんかほぼ見ない。
当時は本当に情報不足で途方に暮れた。
なんなら加害者が質問しようものなら関係のない人間が質問に全く関係のない罵倒をしてきてケチョンケチョンにされる。
この国では一度道を踏み外すと再起不可能なんだなぁと痛感した思い出。
そもそも法が言う重過失とは?
っという疑問があるはここについては今回は触れない。
とりあえず自分の場合は
無車検、無保険(自賠責、任意保険)、夜間通行止めの峠での警察の検問突破→先の一般道にて対向一般車と正面衝突。相手二人は重症。
どう考えても情状酌量の余地のない腐れ行為の重過失になるとおもう。
(俺の場合だけど)一部の債務は自己破産で請求は来ていない。
一つは自分から払うと申し出て支払い中。(この一件は逃げられないと悟ったので)
とりあえず無車検無保険で事故を起こすとどうなるか?
①まず被害者側に自動車保険に加入している場合、基本的に相手の保険会社が窓口になります。相手も加入していないパターンは不明。
②早々に保険会社から「第三者行為による傷病届」にサインしろと迫られます。これは交通事故によるケガ等を保険適応の価格(1点1円)で受診できるようにするもの。基本的には事故等のケガには保険は適応できず自由診療となるので1点2円以上請求することも可能。
これを1円とする内容なのでサインしない手はない。
ちなみにこの治療代。
自己負担分の3割は相手の保険会社が負担。
残り7割は健保協会が負担。
なのですが
最終的にはどちらも加害者である俺君に請求が来ます!
なのでこの時点で債権者に
・保険会社
・健保協会
が債権者の仲間入り。
③その他にも現金が必要になったりすることが多々あります。
状況によりますが多額の現金が必要になる場合があります。
場合によっては職も失います。
その場合は返す当てもなくカードローンを使用するでしょう。
俺君は使いまくった。
この時点で債権者に
・金融屋
が仲間入り。
④事が進み最終的にはお金のない俺君の代わりに相手の保険会社が被害者に治療費、慰謝料、損害賠償等を支払います。
ありがとう保険会社!
っとはなりません。
保険会社は被害者から請求権を譲渡してもらい
俺君に保険会社から支払った金額すべての弁済を迫られます。
⑤実際保険会社から支払われる金額って安いんです。
弁護士が介入すると倍になったりします。
保険会社の相場と弁護士が入った場合の相場が違うんですね。
なので被害者側が保険会社から支払われた賠償金は安い。
差額を払えとと弁護士を使い訴えてくるわけですね。
ちょっと昔にCMとかで流行りましたよね。
交通事故被害者の方ご相談ください、慰謝料増額の見込あります!ってやつ。
実際には相手弁護士との協議になるわけですが言われるがままっというわけにもいかず
支払の交渉もしたいのでこちらも弁護士を立てて話し合いに。
ここで債権者に
・被害者
も仲間入り。
なので俺君には
・相手方保険会社
・健保協会
・金融屋
・被害者
の4名が債権者として存在しました。
次回以降は実際にどんな流れだったのか?
自己破産はできたのか?
債務は残ったのか?
なんかを書いていきます。