エンタメとしてのポーカー
様々な意見はあると思いますので、あくまで私見だとお断りしておきます。
私はポーカーは詳しくありませんし、プレイヤーでもありませんが、白熱したポーカーの対戦を見るのは好きです。
先日あった、以下のWPTラスベガスのファイナルテーブルのLive配信を最初から最後まで見ましたが、すべてのルールが分からなくても、その熱い戦いに見入りました。
FINAL TABLE - $40,000,000 WPT World Championship
https://www.youtube.com/watch?v=mImPaeLRJfU
この賞金総額60億円の桁違いの対戦は、60万回も再生されています。途中の休憩も含めると、8時間を超える長時間の対戦、日本語の字幕もありません。ただ、私のようにルールを70%くらいしか理解していなくても、基本的なルールさえ分かっていれば、楽しめます。特に全プレイヤーのハンドが全て見えているギャラリーの立場なら、高度なテクニックや微妙な駆け引き、巧妙なブラフくらいは十分理解できますし、エキサイティングです。
話は大きく変わりますが、例えば、将棋や囲碁などの解説付き実況は毎週行われていますし、スポーツでみても、野球やサッカー、テニス、ゴルフなど、いずれも自分自身はそのスポーツをするわけではなくても、ギャラリーとして楽しんで観戦する「エンターテイメント」としてのジャンルは確立されています。
ポーカーについては、プレイすることの楽しさは十分理解できますが、ギャラリーとして観戦についてはまだまだ、もっと広まってもいいのじゃないかと思っています。つばきさんの例だと、昨年5月の大阪、WOLFシリーズの実況は熱かったですね。場合によっては、観戦料を出してでも見たい対戦もあると思います。
そういう意味では、シバターさんのYoutubeの脱衣ポーカーは、ちょっと方向性が違いますが、もう既にエンターテイメントになってますね(笑)。
少し違うかもしれませんが、WPTなどのテーブルでは、テーブルの端にディスプレイが設けられていて、サッカーの広告のようにロゴや文字が表示されるものが増えてきました。これはプレイヤーのためではなく、明らかにギャラリーを意識したものでしょう。
RFIDによるリアルタイムなカード表示はすでに実用化されていますし、大きな大会では実況も増えてきました。費用の問題、解説などの技術的な問題はあるかもしれませんが、今後、もっと広まることを個人的に期待したいですね❤