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【黒珈塾】「ライトノベル」キャラクター名設定のポイント

「キャラクターの名前って、どのように考えているのですか?」

 こんな質問も、良くいただきます。

 私が重視しているのは、以下の2点です。

1.文面で「名前が浮き上がる」こと。
 ストーリーの中で、誰が話しているのか分からない「セリフ迷子」状態の小説を、たまに見かけることがあります。

 文面の中でキチンと「存在感」を放っている名前を配置することで、ストーリーの流れも良くなるのです。

 余談ですが、1対1の掛け合いの場合には原則カッコ書き台詞は交互に行いますが、ズレる場合には『地の文(文章や語り物などで、会話以外の説明や叙述の部分)』を前後に入れて、且つ話しているキャラクターの名前を明記しておくと迷子になる確率が下がります。

2.読んでいて「耳に馴染む」こと。
「amazon Audible」など、最近では聴く読書が流行っています。

 私は以前から、声に出して本を読むことが好きで、今でも周りに迷惑が掛からない場所では、お気に入りのセンテンスを朗読したりしています。

 自分の小説を投稿する前には、必ず声に出して文字並びをチェックしています。

 その際、キャラクター名に違和感が無いか、「読み心地・聴き心地」の良いものになっているかを、合わせて確認しています。

そして、更に……☟


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