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日本酒の酵母
写真は、東京農業大学が分離発したバラの花酵母(プリンセス・ミチコ)で醸された日本酒。
以前、日本酒の水、米、種類について書き、酵母について書いていませんでした。
東京農業大学でプリンセス・ミチコの試飲会に参加しましたので共有します。
バラ「プリンセス・ミチコ」は
上皇后妃は皇太子妃のころに献上されたものです。この日の話は目から鱗の話ばかりでした。
🔲酵母の分子構造は同じ
酵母は空間の至るところにあり、アルコール度数20%に醸せるものや
人間が呑めるようになるかは稀であり、候補を絞り込んだあとは、ひたすら試験的に醸造するそうです。
プリンセス・ミチコの香りは華やかで名前とおりの雰囲気です。
🔲江戸時代、なぜ灘の酒が人気か
灘や伏見から江戸に向かって酒が運ばれていたとき、軟水の女酒は状態が悪くなってしまい、一方、硬水の男酒は状態がしっかりいたなので
灘の酒が人気があったそうです。
冷やす技術が進んだ今とは異なる評価軸があったようです。
🔲お酒の本来の味を知る方法
お酒の香りを感じた後に飲みます。
その際、口の中で30秒ほどあたためるそうです。
その上で呑むと、ちゃんと醸して造られているか、そうでないか(香りだけで飲ませていないか)わかるそうです。
確かに純米大吟醸をお燗にすることはありませんでした。
つまり、燗にしたあとの、伸びしろを感じたことはありません。
教えていただいたことで新たな発見がありそうです。
酒造を教えている学校は酒の楽しみ方も教えてくれるものだと感心しました。
さらには、日本酒造りにおける東京農業大学のネットワークや体育会卒業生と監督の繋がりなどシステムの一端に触れることができ、楽しい時間になりました。
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![黒夢(クロム)@俳号](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160197464/profile_3138b6fea6b7d5b27997407b252c6256.jpg?width=600&crop=1:1,smart)