ローバーの自由度(初出2016年03月08日)
私がローバーのころ、なんだか知らないけど、中華人民共和国に行きたかったんですね。それも、早稲田ローバーのみんなで。
だけど、30年も前、中国ってもう全然まったくボーイスカウトとは関係ない場所だったし、今でもボーイスカウトは公式にはないからボーイスカウトとしてはいけない。でも、なんだかんだ理屈をつけてとりあえず制服を着ていっちゃったりしました。
現地では、北京の大き目の小学校の少年先鋒隊の幹部(=学校の先生)とそれに参加している小学生(=赤いネッカチーフつけている小学生)のお話を聞いちゃったりしました。「一番楽しかった活動は何ですか」という質問に対し、「国を愛する活動です」という回答が来た時には、どう解釈していいものやら相当悩みましたが…。
こんな体験をしているので、ローバーの皆さんにはどんどんチャレンジをしてほしいと思っています。ローバーの時って、いろんなチャレンジができるチャンスだと思うんですよね。
しかし、組織としては、これまでに例がないことを承認するのはどうしてもむずかしい。だって組織としては「想定外」なんだもん。
そんな中、こんな記事を目にしました。
「管理する」という保守性が情報活用を遅らせ、阻害する
http://it.impressbm.co.jp/articles/-/13276
やっぱり、管理するという概念が保守性につながり、自由さを阻害するってことなんでしょうね。
「全てのローバーの皆さんが活躍できる組織を作る」ことが、どこかの国とおんなじで重要なんだと思います。組織が足引っ張っちゃうとだめなのは上の記事でもいわれていること。そうじゃない組織を作っていく必要を感じています。