黒澤岳博

行政書士、ボーイスカウト指導者、大学非常勤講師。 青少年育成、野外活動、広報コミュニケ…

黒澤岳博

行政書士、ボーイスカウト指導者、大学非常勤講師。 青少年育成、野外活動、広報コミュニケーション、地方行政、NPO運営全般に興味あり。三郷1団指導者、早稲田ローバーOB、スカウティング研究センター事務局。ピンク寄りの箱推しノフ。準認定ファンドレイザー・社会貢献教育ファシリテーター。

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初出はどこに?

初出は、このブログから出ていることが多いです。 https://riics.seesaa.net/ そちらをご覧いただくと、当時のコメントもご覧いただけます。

    • ローバースカウトの自治規則とそれをサポートする指導について(初出2023年11月1日)

      自治規則を持つローバー隊が10年かけて半分になった。10年前にはほぼなかった自治規則。ローバーは着実に自分たちの規則を自分たちで決めてきています。 (この記事に対して質問がありましたので、以下はそのコメントです。) (ローバーに対する)指導がいったいどのようなものなのか、私が参加していたローバースカウトの在り方検討タスクチームでは明確に位置付け、結論を出しています。 この結論では、指導者には次のような手続きを経て「良き社会人になるために」ローバースカウトたちにアドバイス

      • モンテッソーリと「活動」の意味

         先日、facebookで2013年「Googleの成功はモンテッソーリ教育なしには語れない(http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1310/16/news014.html)」という記事を紹介していたことを読み、気になっていたモンテッソーリ。あらためて、検索してみると、世界スカウト機構発行の基本原則に記述がある。  勉強になります。  考えてみたら、特にじっくりモンテッソーリを読んでいなかったので、ちょうど近くを通って入ってみた「早稲田大学中

        • 同化と調節 -ボーイスカウトの場合-(初出2007年02月08日)

          「シゴトハック研究所:仕事のレパートリーを広げるには?【解決編】」という記事を拝見しました。http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0701/26/news005.html この文章の中では、テーマに合わせて、次のような例を紹介しています。 つまり、重力の問題から宇宙空間ではボールペンのインクが出づらいわけです。そして、こんな説明を加えています。 そんでもって、アメリカのやり方と旧ソ連のやり方をこのように解説します。 アメリカを

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        初出はどこに?

          チーフスカウト

          ボーイスカウトイギリス連盟(The Scout Association)のチーフスカウトがこの方に決まったそうで。 若い! アクティブ! 引っ張っていってくれそう! こういう人がチーフスカウトになってくれれば、スカウトたちが「この人のようになりたい」と思えるはず。「目指すべき生き方」が明快にわかることで、スカウト運動の「方向性」が見えてくる。 日本なら、野口聡一さんが適任だと、ずーっと思っています。 野口さん、ボーイスカウト経験あり。今も加盟員登録しているとのこと。現在

          チーフスカウト

          ボーイスカウトが活性化するための「無力感」の払拭 #boyscoutj(初出2011年09月05日)

          メールマガジンをきっかけとして、下記のページを拝見しました。 学習性無力感を打破し自己効力感を高める「制度的リーダーシップ」 ―ローソンの改革に見る従業員の元気の回復― 神戸大学大学院経営学研究科教授 平野光俊 これを読んでいくと「おにぎり」をきっかけに、ローソン新浪社長さんがどのように組織的な無力感を払拭していったかが書いてあります。 この状況、まさに今の日本のボーイスカウトにも適用できるのじゃないかと考えています。世界ジャンボリーをきっかけに「日本のボーイスカウトの

          ボーイスカウトが活性化するための「無力感」の払拭 #boyscoutj(初出2011年09月05日)

          熟議とかワールドカフェとか #boyscoutj(初出2012年01月10日)

          熟議の手法を使ったベンチャーフォーラムはいかがでしょうか? http://jukugi.mext.go.jp/ おそらく、やることは変わらないんだと思うんですが、「熟議をしています」と主張できる感じがいいのではないかと。文科省の流れにも乗っていることになるわけですし・・・。 手法としては、ワールドカフェと呼ばれるものを使うととても便利です。 http://blog.livedoor.jp/yasuyasu1976/archives/3927298.html ローバーやベ

          熟議とかワールドカフェとか #boyscoutj(初出2012年01月10日)

          ユースフォーラムとRS年代の全国組織 #boyscoutj(初出2012年01月31日)

          今年度のユースフォーラムとローバースカウト年代の全国組織について、その公開情報と共に確認していきたいと思います。 2011年はユースフォーラムを実施する年でした。2年に一度。 それが予定されていることもあったのでしょう。日本連盟の今年度計画には、このように記述されています。 http://www.scout.or.jp/_userdata/org/h23plan.pdf 以上のような前提のもと、まず、具体的なローバー年代の活動の強化についてプログラム委員会では議論していま

          ユースフォーラムとRS年代の全国組織 #boyscoutj(初出2012年01月31日)

          ボランティアに関する意識と「やりがい搾取」(初出2018年6月28日)

          なんだか「ブラックボランティア」という言葉まで出てきちゃいましたね。 東京オリンピック・パラリンピックのボランティアはまだ“ブラック”か?──募集要項について考える https://gqjapan.jp/.../201.../2020-tokyo-olympics-volunteers 実際に、20日間連続フルタイム(最低6時から22時、最大5時から翌朝3時で特に休暇的な時間はなし)な立場で第23回世界スカウトジャンボリーの運営ボランティアに参加しちゃったから、なんか、も

          ボランティアに関する意識と「やりがい搾取」(初出2018年6月28日)

          情報の錯綜とその解決のための人材確保(初出2006年08月16日)

          私はこんな体験をしました。 3SCには、シンガポール派遣団が配属されていました。彼らの会場出発時間は閉会式の日の23時と連絡を受けていました。 閉会式前、シンガポール隊が閉会式に参加した足でそのまま帰ることになったため、3SC国際班としては、3SCを出発する際に荷物を全て預かり、3SC野営長にお願いしてシンガポール隊へのお別れの言葉をお願いしました。 そして、荷物を別途トラックでバスターミナルに運び込み、JHQ3SC担当者に荷物番をお願いし、いったんサイトに戻りました。

          情報の錯綜とその解決のための人材確保(初出2006年08月16日)

          Iyasaka from Singapore(初出2006年10月04日)

          ダウンロードは🎥こちら 弥栄が「世界の祝声だ」というのを、話では聞いていました。ウィキペディアのボーイスカウトの項の弥栄の説明 だけど、日本人でない人が、弥栄を実際にやるのを見るのは初めてだったのでびっくり! それは、14NJでの話でした。閉会式直後に退場するシンガポール隊は、3SCを出てアリーナで閉会式に参加し、そのままバスターミナルに向かうことになりました。 そのため、アリーナに向かうシンガポール隊に対し、3SC野営長から一言あいさつをお願いしました。 渋谷野営

          Iyasaka from Singapore(初出2006年10月04日)

          ベンチャーのレポート作成支援に役立つ書籍(初出2009年11月27日)

          妻の友人で、赤木かん子さんという方がいます。 学生時代からもう20年来お世話になっているそうで、数年前妻が仕事を辞めた直後にも、アルバイトとして編集のお仕事や仕事部屋のお掃除などをさせていただきました。 そのかん子さんの新作ということで、妻が手に入れてきた本がこちら(これが新作です)。 お父さんが教える 自由研究の書きかた この本に「レポートとはなんぞや」ということがとてもわかりやすく書いてあります。ベンチャー連中にこれを1冊渡すと、もうレポートの書き方については説明す

          ベンチャーのレポート作成支援に役立つ書籍(初出2009年11月27日)

          ユースフォーラムとRS年代の全国組織(初出2012年01月31日)

          今年度のユースフォーラムとローバースカウト年代の全国組織について、その公開情報と共に確認していきたいと思います。 2011年はユースフォーラムを実施する年でした。2年に一度。 それが予定されていることもあったのでしょう。日本連盟の今年度計画には、このように記述されています。 http://www.scout.or.jp/_userdata/org/h23plan.pdf(20240614現在リンク切れ) 以上のような前提のもと、まず、具体的なローバー年代の活動の強化につい

          ユースフォーラムとRS年代の全国組織(初出2012年01月31日)

          災害と戦う意識

          はて? Rover Scout Workshop 2024年の実施について https://www.scout.or.jp/member/rs-workshop2024 「集合訓練」じゃ、参加者が集まらなかったってことですかね? 今年はローバームートやるんだし、そちらに注力したほうがいいんじゃないの?と思います。時期も同じ9月だし。 日本ローバームート 2024 https://www.scout.or.jp/member/info_moot2024 そもそも企画をローバ

          災害と戦う意識

          コミュニケーションの取り方研修会(初出2010年12月06日)

          ボーイスカウト埼玉県連盟ひがしブロック(東埼玉地区・ひがし地区)で、定形外訓練として「コミュニケーションの取り方」というテーマで研修会を行います。 http://〇〇(廃止となったURLなので削除しました(筆者)) 4月にこの研修の実施が発表になったとき、私はこれまでの経歴・業績をお渡しして「私を講師として使ってくれ」と担当のひがし地区指導者養成委員長に手を上げ、めでたく採用していただきました。大学での講義やこれまでの論文等から、是非担当したいテーマでした。 そんでもって

          コミュニケーションの取り方研修会(初出2010年12月06日)

          チーフスカウト(初出2020年5月30日・記事に対するコメントを含む)

          若い力が、と言ってるそばから、80歳が総長就任。 総長は「チーフスカウト」の日本語訳じゃないってことでいいですか? がんばった、頑張ったよ、長いこと理事長として。 でも、これで総長になっちゃったら、総長は「上がりポジション」になっちゃうじゃん。組織上、スカウトから最も遠い存在確定になっちゃうよ。せめてビーバーと会話できる人になってくれないと、今後の運動の推進にはならないよ。 前理事長最後の挨拶なんて、ローバーだって理解できねーよ。 ビーバーの保護者世代と考えればまさにその

          チーフスカウト(初出2020年5月30日・記事に対するコメントを含む)