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【J2第1節 vs水戸 レビュー】武器はひとつ!じゃない!!

心の中のリトル・カーズ様がこう叫んでいる・・・。「勝った!第三部完!」とね・・・。(???)

試合概要

2020.2.23.Sun 14:00 K.O.

■得点者:
24分:オウンゴール(大宮)
56分:山田(水戸)
75分:富山(大宮)
■選手交代:
〔大宮〕
45分:OUT 菊地→IN 奥抜
62分:OUT ハスキッチ→IN 富山
81分:OUT イッペイ→IN 酒井
〔水戸〕
55分:OUT 深堀→IN 中山
73分:OUT 外山→IN 細川
81分:OUT 村田→IN 山谷
■両チームのスカッド:

水戸の布陣は試合全体を通して流動的で、俺の見た感じでは前半序盤は4-4-2、前半13分頃からはアンカー制の3-5-2でした。

水戸の守備

前半序盤は4-4-2のブロックを敷いていましたが、大宮の前線3枚が下りていって最終ラインからボールを受ける形にうまく対応できずに、大宮の選手にフリーで受けさせてしまう形が散見されました。

そこで水戸は最終ラインの枚数を大宮の前線の枚数と合わせて、5-3-2の綺麗なブロックを作り、人につく守備を展開していました。前からのプレスは大宮の3CBに対して2CFが小島へのパスコースを切りながら行っていました。水戸のIHは小島を警戒しつつ、バランスを見ながらCFのプレスの援護に入っていました。

水戸の攻撃

水戸はビルドアップ時には3-4-2-1のような形をとっていました。

最終ラインで五角形を形成しながら、ボールを回していきながら、さほどマークの厳しくないWBの所と大宮のCHが食いついてきた裏のスペースをうまく利用して前進していました。

ある程度押し込んでいくと、山田・安藤のどちらかの選手は上がり、水戸のHVも機を見て攻撃参加していました。

大宮の守備

大宮のプレスの形は5-2-3でした。1トップのハスキッチは人やボールに行くよりも、水戸の五角形の中でCHへのパスコースを消すように動いていました。OHの菊地と近藤は大体画像のエリアをカバー。CHの三門と小島は、水戸のCHと下りて来てボールを受けようとする村田や奥田をバランスをとりながらケアしていました。最終ラインの5人は1vs1の形をとっていました。

昨年のチームの守備と比べると、ハスキッチの守備は多少省エネかもしれませんね。ですが、後ろをしっかり気にしてコースを絞るというタスクはしっかりこなせていたと思うので、十分に及第点であると思います。まぁ菊地と近藤がかなり広範囲でカバーしていたので、もう少し人にあたっていく守備をしても良かったかもしれませんね。

大宮の攻撃

ビルドアップは3CBと小島をメインに、そこのサポートに三門やWBが下りてくる形をとっていました。この時右OHの近藤は中盤に下りて来ていたので、3-3-4(な阪関無)のような形になっていました。

ビルドアップの目的としては最終ラインの裏をとる事にあったと思います。

右サイドでは近藤が下りてきます。そこの裏をイッペイやハスキッチが狙っていきます。左サイドでは翁長が下りてきてそこの裏を菊地が狙っていきます。

この時、下りてきた選手にマークがついて来ればその裏を狙えば良いですし、ついて来なければ下りてきた選手がボールを受ければ良いわけなのです。

その積極的に裏を狙っていく攻撃から先制点は(最終的にはかなりラッキーなOGでしたが)生まれました。

奥抜と富山の投入

前半の大宮は守→攻(ポジトラ)の部分でパスが引っかかったり等の上手く前進できないシーンが散見されました。なので、奥抜の投入はポジトラの時にある程度個の力で進んでいく事を期待してのものだと思われます。

そして富山の投入はハスキッチよりも人に強く献身的にあたっていく事を期待されての事だと思われます。

つまり2人の投入で、よりトランジションの部分を強化していったのだと思います。言い方が適切かは分かりませんが、ボールを奪って即カウンターをしていた2019年の戦い方により近づけたのだと思います。

実際それが決勝点に繋がったわけですしね。

最後に

今節の良かったところは戦法は一つじゃないという事を示せたところだと思います。まだまだ連携や色々なところに課題はありますが、昨年積み上げたベースがあるというのは非常に良い事であると思います。

さて、コロナウイルスの影響で第2節~第4節までの延期が発表になりましたね。なんか時間が変に空いてしまったので俺は惰眠を貪りたいと思います。

なんか暫く書いてなかったからクオリティ下がった感あるわ!ごめんなしゃい!精進しまぁす!!

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コルク
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