女王蜂『十二次元』の初期衝動的感想
ネタバレ注意
あとあまりに個人の感想すぎるので、不快になるかも。
ご了承くださいm(__)m
これはすごいね〜〜〜〜〜!!!!!!!❗️!!!!!!!!!!!!❗️❗️
大名盤来たんじゃないですか!?!?!?!?
いや、来ました!!!!!
個人的には、自他共に「最高傑作」と誉れ高い"Q"を越えるかもしれないレベルで良かった。
サブスクでしか聴いてない!!!!!!
ので歌詞が正確にわからん!!!!!!
しかし書くぜ!!!!
(以下の楽曲ごとの感想は、アルバム2周目の時に聴きながら書き殴ったものをベースにしています)
油
先行配信曲。ここまでアゲアゲな一曲目ってなかなか今までなかった気がする。
一騎討ちをめちゃ激しくした感じって感じかな??
バキバキのアッパー曲だけど、アルバム一周した後にこの曲に戻ると、すごい安心感があるんだよな……。犬姫(12D ver.)
琴?の音が追加されてるのかな?『十』の「火炎」を彷彿させるイントロ追加。
最初2曲の「徹底和」感が凄すぎる。夜啼鶯(読み: ナイチンゲール)
「いまさら笑」
めっちゃロック!良すぎる!最近の女王蜂の曲はラップ調が主流になりつつあったけど、これは昔のロックな女王蜂っぽさがでてる!!!『蛇姫様』と『奇麗』が上手く混ざり合った感じの曲って感じ!!!
「さぁ、参りましょ?」
…からの!!MYSTERIOUS
前曲からの流れが良すぎる!!!
「みんな籠の中の鳥」の意味がまた変わるね。
正直シングルとして出た時はあまりピンと来なかったけど、アルバムの中に組み込まれると結構沁みる……。
今回のアルバム、落ち着く感じの曲がこれしかない気がする。なので、すごい安心感がある……(「回春」も落ち着いてる感じだけど、後述の通りちょっとそれどころじゃない曲なので別扱い)
それだね、狂犬ばかりのアルバムってことなのです。
ん?……犬??KING BITCH(feat. 歌代ニーナ)
このアレンジやばすぎる!!!!
歌代ニーナさん凄すぎ!!!!!!既存パートと追加パートのインアンドアウトが心地良すぎる。
最高のタイミングで既存パートに戻ってくるの気持ち良すぎる。
2:03〜の歌代氏のパート好き……。
柄の悪さ爆上りしてて良すぎる。
この曲もMYSTERIOUS同様あんまり最初はピンと来なかったけど、このver.はちょっと凄すぎるな。
完全版、って感じだ。(お座りお座りワンワンがあれば完璧ペキだった)
「エレガンスとバイオレンスのせめぎ合い」って歌詞好き。
だってこの曲が実際にせめぎ合いの最中に位置してるから。そう、エレガンス(MYSTERIOUS)と……バイオレンス
この曲スゲェ〜ノレるぜぇぇ〜〜(デンジ)
この曲は、めちゃくちゃ素直にライブでぶち上がれそうで今から楽しみ。ライブ定番曲になるだろうな。杜若(読み: かきつばた)
ドラムすごくないですか?これ。
迫り上がってくるストリングスと歪んだギター、そして叩きつけられるドラムの蓮撃。最高すぎるな。女王蜂の必殺技の演出??
ルリちゃんの復活ライブで、この曲演ってほしいな……
この曲調結構今までの女王蜂と比べたら異質じゃないですか??珍しくないですか??
近年の電子音系ラップ系ではないし、Qあたりのダンサンブル系でもないし、けれども初期の殺しに来る破壊的音楽でもない。
結構正統派なハードロック……て感じなのかな?
ここにきて新たな顔を見せるのか女王蜂!!!
すげぇかっこいいライブで早く聴きたいかも。
「全てが嫌なのよ」がすごい。
今更すぎるけど、アヴちゃんの表現力凄まじすぎる……。そんなことを、この後数曲立て続けに思わされるのですよね。
「泥沼だってあなたといればここよりもマシでしょ」……あぁ、良いな…「失楽園」を思い出す。最高の世界観だ。回春
これやばいです。
やばいです
本当にやばいです。
今回一衝撃の曲です。
というか、昔からのファンの方ならタイトルで察してしまうでしょう。
昔に何かあったような男女が久しぶりに連絡を取り合うという内容の歌……。
「あの日重ねたページ」
「巡る春」
サビ後のシンセのリズム
「残り少ないページ」
cメロ最初の、デジャヴを覚えるメロディー
「なんかあの頃みたい」
「思い出になってしまう前に」
そして……
転調大サビ後(4:30〜)のフレーズ…
まさかまさかの「売春」の続編!!!!!
ニクい、ニクすぎるよそれは……。
ストーリー性がある、世界観が地続きな曲が大タイプなのです……Q十とかさ……。
Q→十のように、ライブで連続でしたりするのかな?そういえば最近売春ライブで歌ってない気がする。
いや、この曲は本当にやばいですよ。「売春」でのあの二人の物語の、その続きをまさかまた知ることができるだなんてね……。
二人の春は、結局破滅的な形では散りはしなかったんだな……春はそれでも回ってくる。
昔の刹那的退廃的な女王蜂のイメージとはまた違うような展開。
作中世界もさることながら、現実世界の、女王蜂というバンドが通ってきた年月の流れを感じてしまうな……。
……Twitterで見たんだけど……「売春→回春→心中デイト」という解釈もできるのか……。
アヴちゃんが現在出演している番組「0年0組」の初回で、「歌謡曲」というジャンルを「曲の世界を大事にしている音楽」とアヴちゃんが定義づけていた。
ほんと、女王蜂の曲って、まさに「歌謡曲」なんだよな……。
アヴちゃん、曲の世界観を大事にしてくれて、本当に本当にありがとう。
あぁ、やっぱり最後の最後の売春のフレーズが混入するところで泣いてしまうな……。堕天
あぁ、ついにこのバージョンが……!!
ライブでこれが一曲目だったけど、ドラムの強さヤバすぎてぶち上がったな〜懐かしい。
高低ジェットコースター、ザ☆アヴちゃんって感じの歌い方の「夜天」とはうって変わって(夜天をカラオケで歌うの超楽しいよね)、全編を通して低声になっている。
この曲の表現力マジですごい。
誇張抜きで「歌姫」だよ本当に。
タイトルはダークになってるけど、(歌詞はそのままだし)凄い前向きというか、すごい歌だ。(語彙力ないなった。
凄い感情を揺さぶられる。すごい曲だよ本当に。本当に表現力がすごい。凄すぎる…。
最後にもう一回最後サビ歌うの好きすぎる。ハイになんてなりたくない
今回のアルバムで一番魔曲かもしれない。
「デスコ」の「キマるわマジカル錠剤 それこそまったくお呼びじゃないのよ」というフレーズが、脳裏に明滅したな。
凄いダイレクト、ド直球なアンチ・ドラッグソング……だよね?
ゾッとするような怒り、諦念、やるせなさが伝わってくる。
「飛ぶのなら、どこに堕ちたい?」
ちょっとこの曲については色んな意味での衝撃が強くてまだ消化できてないかも。
……「灰」になんてなりたくない?
まさかな……。長台詞
あのライブでの独白、この曲だったのか……!!!!
バイノーラルだ。
「ねぇ?お七」で、ライブで直後に「火炎」が来たことを思い出して、涙が出てしまった。マジでライブではボロボロ泣いてしまって、火炎の間本当にしゃくり上げるくらい泣いてた。あの流れは女王蜂のライブで過去一良かった。
表現力が凄すぎるのは、もう当然のこととして……言葉選びが好きすぎる。
「あなたに会いたい。それだけで出来ていたこと。忘れたくない、忘れたくないなぁ」
「七つの苦悩と十つの戒め、七日で作ったくせに いつまでも」
「映画みたいでしょ?『巻き戻せないけど』」
「憧れを燃やした灰で煤けていく」
「それでも、誰かにならないで済むのなら」十二次元
なにこれ……すご……え??
↑初聴の感想
歌詞の遊び心すごいな……。
数え歌と、干支のなぞり。
「銃に(十二)頼るあなたたち」
1:00ごろ、なんて言ってるんだ?砂姫様以来の聞き取れない呟き。
歌詞カード見たいな〜二番の十二支のくだりあんまり聞き取れてない。
そして後半は12カウントダウン×2
「十二」って確かに言われてみれば、色んな意味合いが込められてるよな……。
初回限定盤のBOXには十二星座らしきものが描かれてたし。
「かわいいおばあちゃんになるの」
↑ここすごい安心した。
なんだろう、ハイになんて〜長台詞の流れとか、「吸入器〜」「今世の最期」とか、どこか遠いところに行っまうんじゃないかって気がしてしまって。
最後の最後、しかも表題曲で、なんだかとても大きな謎(Q)をもらってしまった……。
彼女の言う「十二次元」って、一体なんなんだ……??
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜凄かったな………………。
特に、後半戦、回春からの五連弾がちょっと凄すぎた。
回春で泣いて
堕天で心打たれて
ハイ〜でこれは一体!?って動揺して
長台詞でとてつもない迫力に呑まれて
十二次元で別世界を垣間見せられ、
突き放されるように、
終わる。
このアルバム、構想10年、休止期間の時から温めていたアルバムだそうな。
いや〜〜……とんでもない虎の子だ……。
これから歌詞を見たりして、より世界観を理解していきたいと思います。
駄文乱文申し訳ない。
ここまで読んでくれた人に感謝を。
女王蜂の皆さんに、最上級の感謝と愛と尊敬を。