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【動画感想文】日本は世界一危険な国(NY円 24年ぶり円安水準 一時135円48銭、6/15 虎ノ門ニュース))

YouTubeを始め動画を見ながら日本と世界について考える「動画感想文」。最近見た動画について、オススメする意味も込めて感想文を綴ります。

今回の動画はこちら。

円安のニュースなのですが、話はそこから日本の安全保障環境に飛び火します。長谷川幸洋氏いわく「日本、大丈夫か?」「日本人、分かってるのか?」という懸念が今回の円安の背景にあるのではないか、とのことです。

私としては、日本経済のそもそものところに関して、あまり否定的に考えてはいません(もっとも、岸田政権の経済政策いや経済無策には否定的ですが)。

しかしこの、日本が地政学的に相当危ないところにあるという危機感には説得力があります。また、その危機感を政治家を含め多くの日本人が感じていないのではないかという心配も、非常に分かります。

日本は中国・ロシア・北朝鮮という、3か国もの危険な核保有国に囲まれている、世界で唯一の国です。

ウクライナはじめヨーロッパの脅威は基本的にロシアだけで、中国、ましてや北朝鮮がすぐに攻めてくるようなことは(もちろん備えてはいるのでしょうが)あまり現実的には考える必要はないでしょう。

東南アジアやインドなどは中国の脅威を身近に感じているでしょうが、ロシアはやや遠い国です。インドはロシアから武器を購入しており、必ずしも対立はしていません。

世界地図をみても、中国とロシアの両方に国境を接している国はカザフスタンとモンゴルくらいで、さらに北朝鮮とも接している国など、日本をおいてほかにありません。

そして日本はロシアには北方領土を不法占拠され、中国には尖閣諸島を露骨に狙われ、北朝鮮には多くの日本人が拉致されたままです。

つまり、3か国とも既に敵国なのです。
潜在的とか、将来的にとか、そんな悠長な話ではないのです。

北欧の国、フィンランドやスウェーデンは、ウクライナの状況をみて長年の中立政策を転換しNATOへの加入を表明しています。

日本は海を隔ててはいますがロシアの隣国であり、その意味ではウクライナや北欧諸国と同じです。

その上に中国も北朝鮮も大きな脅威なのですから、日本も大きく政策転換すべきです。さっさと防衛費を2倍くらいにして、人員も装備も増強し、日米同盟を強化するだけでなく英国・欧州・豪州などとも緊密な協力関係を築くべきです。

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