【動画感想文】金利と株価の関係は?(4/10 後藤達也・経済チャンネル)
YouTubeを始め動画を見ながら日本と世界について考える「動画感想文」。最近見た動画について、オススメする意味も込めて感想文を綴ります。
今回の動画はこちら。
今年に入ってから米国株が下落していますが、その要因の多くが金利にあります。この動画では直近の米国株の下落という時事ネタだけではなく、そもそものところを教えてくれます。
株を買った経験もない普通の人からしたら、株価が金利によって左右されるということ自体が、もしかしたらピンと来ないことかもしれません。
株価とは、全体の景気と企業の良し悪しで決まるもの。そんな漠然としたイメージの人が大半かもしれませんね。
もちろん、個別企業の株価は、その企業の業績予想に大きく左右されますから、簡単に予測はできません。
それでも、アメリカ全体とか、日本全体とか、そういった大きな視点から見たら、ある程度(予測できるとは言いませんが)見通しを持つことは可能です。その見通しの大きな柱が金利です。
そして金利は中央銀行の政策で決まりますから、中央銀行の政策を見ていれば、株価について一定程度の見通しを持つことができます。それはつまり、世界経済を見通せる、ということに繋がります。
これだけでも、漠然としたイメージからは、ずいぶん踏み込んだ知識になるのではないかと思います。
私個人としては、金融相場から業績相場⇒逆金融相場⇒逆業績相場と変遷するサイクルが、最も勉強になるところでした。
自分なりに、
・金利が原因となって株価が動くのが「金融相場・逆金融相場」
・株価が原因となって金利が動くのが「業績相場・逆業績相場」
と理解していますが、いかがでしょうか。
こういう「知っている人には常識だけど一般にはあまり知られていない」かつ「本当は一般の人も大きな影響を受ける」というような情報が、もっと広まってくれたらいいな、と思います。
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