出張編)室蘭市・撮りフェスに参加してきました
こんにちは!SAyAです。
先日、室蘭市で開催された 24時間滞在型(6月22日土曜日14:00~6月23日日曜日14:00)のフォトフェスティバル『撮りフェス』に初めて参加してきました。
2016年からはじまっているということですでに9年目を迎えた撮りフェスです。
私が参加したのは6月22日土曜日のみでしたが、その日のことをお伝えしたいと思います。
撮りフェスとは
フォトコンテスト
フォトコンテストの写真は6月22日土曜日14:00~6月23日曜日14:00(24時間)の間に室蘭市で撮影した写真に限られます。
エントリーも二日目(23日)の14:00までにしないといけないので写真選びの時間をいれると結構タイトです。
私は都合により初日のみの参加となった為、夜の23時過ぎに帰宅してから、フォトコンに出す写真を選びました。
眠い目をこすって選んでいたら強い睡魔が襲ってきて、次の日、慌てて朝一でエントリーしました。
ワークショップ
撮りフェスでは全国から集まった写真家のワークショップがありまして
今回私が参加したのは、写真家イルコ・アレクサンダロフさんと写真家小林哲朗さんのワークショップです。
イルコさんのストロボ撮影ワークショップ
イルコさんはくりやまカメラの会の仲間からオススメされました。ストロボを使った撮影を中心に、「光の魔術師」と呼ばれているイルコさん。
ユーチューバーとしても自身のカメラ技術のレクチャー動画なども積極的に発信しております。
今回、撮りフェスでの私が参加したイルコさんのワークショップは
『ストロボで日常を彩る』です。
ストロボを持っていなく、使ったことがない私にしては「ストロボ」を使った撮影は未知のもの。さすがに全くの知識がない中での参加は不安すぎたので、事前にカメラの会の仲間にレクチャーを受けました。
丁寧なレクチャーのおかげで少しだけストロボというものが頭に入り本当によかったです。(感謝です!)
当日は14:45にわにホール室蘭市市民会館に集合、参加者は10名ほど。
そこから参加者のみなさんと撮影場所へ移動しました。
イルコさんのワークショップスケジュール表
室蘭市内にある3つの店舗で実際にイルコさんのストロボを使った撮影を
見学しながらレクチャーを受けることができました。
ストロボのメリットは暗いところでの撮影が可能となるのでシャッタースピードをあげることで被写体のブレを抑えられるという特徴があり、それは基本的なところとしまして、今回は主にストロボのライティング(配置場所)についての重要性を学ぶことができました。どんな写真を撮りたいかによってライティングの配置を考慮するからです。講座中のイルコさんのライティングによって生まれた写真は、まるでこだわりの雑誌に使われそうな雰囲気のあるもので、カメラの経験が豊富そうな参加者さんたちも驚きを隠せていませんでした。
陰影のつけかた、写真の雰囲気、使い方によってのストロボの効果の深さは計りしれないと感じたワークショップでした。ストロボのライティングの修行にはとても時間を要すると聞いたことがあります。今回、ストロボを得意とするプロの写真家イルコさんの講座に参加し実際に現場を体感することができたのは貴重な体験でした。
イルコさんが使用していたカメラやレンズは高価なものでしたがストロボは1~3万円で揃うものを使用しており、機材さえあれば、誰でも気軽に実践できそうでした。ちなみにカメラはSONYのα9でした。(あとで値段を聞いてびっくりしました!)
暗さや、環境の違う3つのお店でのストロボ撮影レクチャーは、変化がわかりやすくとても勉強になりました。
実際にイルコさんが撮影した写真をここではお見せできないのは残念なのですが、イルコさんのXでは投稿されていたので宜しければご覧ください。
X(外部リンクへ)
https://x.com/ilkoallexandrof/status/1805537914899800429
撮影場所:鮮魚店「魚てつ」さん
撮影場所:野外(何気ない坂道で)
撮影場所:金物店ジョイポケットツチダさん
撮影場所:鳥よし
私のような初心者がストロボを使用して上手に撮影するのは難しく
私自身今回は、ほぼ説明をきいて、ワークショップの様子の撮影&見学をしてるだけでしたが、このワークショップのおかげでストロボを使用することでどういった写真が撮影できるかなど、ストロボの効果を学ぶことができました。(イルコさん有難うございました!)
ワークショップに参加されたくりやまカメラの会の仲間、山田稔さんが撮影した写真がとても良かったのでご提供いただきました。さすがカメラ先輩です。
小林哲朗さんのワークショップ
小林哲朗さんのワークショップは、夜の輪西街歩き夜景ツアーということで、室蘭の夜景のフォトツアーは一番興味のある内容でした。小林さんは工場写真も得意とする写真家さんで最近は猫の写真集「おるね」も出されていました。(私も当日購入しました!)小林さんのXをチェックしていると、今回街歩きする輪西にも猫がたくさんいるとのことで、さらに楽しみになりました。
夜の輪西街歩き夜景ツアー
18:30に潮見公園駐車場に集合。
20名ほどの参加者さんと輪西町を街歩きしながら撮影を開始しました。
夕暮れ時なので、空の色がだんだんと変わっていきます。
それにより都度設定も変更しないといけないため
私にとっては、なかなか難しい撮影会となりました。
一人だと、時間をかけて撮影ができますが、ワークショップだと限られた時間の中で撮影しなければいけないので自分の技量が試されます。
目で見てる感動を表すようなイメージ通りの写真を撮るのは本当に難しいです。実践することで、感覚が少しずつつかめてくるのはわかるのでやはり場数を踏むことが大事だと改めて認識します。
撮影した写真をご紹介します。(今回はニコンD7500とフジフィルムXS10のカメラを使用)
猫にはたくさん会うことができました♪
輪西町には猫が多いと聞いていたのですがこんなに多いとは!
それにしても猫さんたちも、サービス精神多めでした*
コンテストに提出した写真
結局、工場夜景は上手な人にはかなわないと思い,他の写真を選んでみました^^
まずはやっぱり猫です。
↓こちらは植物のマエボケの中に、工場の煙突がちょうど収まったもの
そして、もう一枚。
やっぱり猫です。見晴町会の看板の右下にお行儀よく
お座りしている猫さん。
以上3枚の写真をエントリーしました。
今回は初参加の室蘭市撮りフェスで、プロの写真家のワークショップにも参加させていただき、たくさんの学びと、今まで気づけなかったカメラの世界を知ることができました。また、このイベントによって、町外からの参加者さんが集まり、室蘭の面白い場所、美しい景色、工場夜景、レトロなもの等、魅力がたくさん発信されていて町の広報として素晴らしいイベントだと思いました。参加者さんの中には何年も連続で、参加しているかたも多くいらっしゃいました。
撮りフェスにエントリーした参加者には、グルメ情報や室蘭でのアクティビティが掲載されたパンフレットなども配布されて、参加者さんへ向けて室蘭グルメを思い切り楽しんでもらおうという主催者側の想いも伝わってきました。撮りフェスのグッズなどもありました。(バッジとクッキー購入しました*
室蘭グルメは、ランチに『カレーラーメン』、レトロ喫茶での『クリームソーダ』を楽しみました。
今回、参加したことで、室蘭にまた来たいと思いましたし、日帰りでしたが濃い時間になりました。今回感じことを、今後の栗山の情報発信の活動にも生かせたらと思っています。
SAyA