ス-ファミ・ロックマン と加藤鷹が発射するもの【レトロゲーム配信#24】
「世の中に感動を届けたい」
その想いからゲーム配信をしている。
今日はスーファミの【ロックマン X】をPLAYする。配信パートナーのガノン氏と合流し、さっそく撮影開始。
「エックス」と名付けられた人型ロボットを操作し、敵を倒していくゲームである。片手からエネルギー弾が撃てるように造られており射撃のみで戦っていくアクションゲームだ。
ゲーム序盤は、射撃の連射がものをいう。つまり攻撃ボタンの連打だ。
私はボタン連打には自信がある。現役時代はかなり練習をした。スーファミにおいて、どのゲームにも共通する必須技術であるからだ。
そして、あまりの速さについたアダ名が【神の指】
神の指……?
ここで、ある男が頭をよぎった。
ゴールドフィンガーこと【伝説のAV男優 加藤鷹】だ。イカせれない女性はいない程の腕前で伝説になった男。
そんな彼もまた、その指に神を宿している。
その卓越した技術のまえでは【聖母マリアでさえ潮を吹く】と云われている。
ふん。
たいそうな云われようだが、その技術は あなただけのものではない。過去、私も「ロックマン X」で数々の敵にひと泡 吹かせてきたのだ。
そんな事を考えている内に、ガノン氏がステージ1のBOSSを倒しているではないか。
ふむ。
まあ、これぐらいはやってもらわないと私が困る。しかし、ここぞとばかりに滅多撃ちするではないか。BOSSはもう倒しているのに、なお追撃。なお連射。嫌がるBOSSにもお構いなし。どうやらSっ気があるようだ。
Sっ気がある……?
ここで私は【伝説のAV男優 加藤鷹】の ある言葉が頭をよぎった。
加藤鷹
Sを勘違いしている人が多い。例えばMが「や、やめて、、くださっ…」と言った時に
・ああ、この顔はもっとしてほしいんだな、よし
・ん、これは本気で嫌がってるな
と判断する高度なスキルが必要です。
自称Sは出直してね。
本気で嫌がるBOSSに対しての執拗な追い討ち。コイツ(ガノン氏)は判断を誤っている。
ただちに出直してほしいものだ。
まあいい。
至らないところは私が補完すればいいだけだ。
2体目のBOSSも倒し「エックス」自身もパワーアップされていく。少しづつではあるが戦いが有利になっていく。倒したBOSSの能力が使えるようになるのも「ロックマン X」の醍醐味のひとつだ。
しかし、今日のガノン氏はどこか様子がおかしい。本調子ではない。おそらく毎日の夜遊びのシワ寄せがきているのだろう。彼の普段の生活のことは何も興味はないが、ゲーム配信の時はちゃんとしてほしいものである。特に今日は私の大好きな「ロックマン X」の撮影だというのに。
やれやれ。
夜遊びも ほどほどにしてほしいものだ。
まあ確かに、彼の異性への接し方は群を抜いている。狙った女性(エモノ)は絶対に逃さない。ターゲットと決めれば必ず抱きにいく そのエゴイズム。たまに口説き方を楽しそうに話すときもあるが、、、早く気づいてほしいものだ。
貴様の行為は ただの「ロックオン SEX」だという事を!!
まったく。
私がエネルギー弾を発射している時に、貴様はアレを発射していたのか。とことんイヤラシイ奴め。
いや、待てよ。。
もしかして このゲームの主人公「エックス」という名前は「エッチ」と「セックス」を掛け合わせているのでは?もしそうだとすれば全ての元凶はコイツにある。
そう考えると、コイツが発射しているものは「エネルギー弾」ではなく「アレ」という事になる。おいおい、とんだ18禁ゲームではないか。