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海外に行きプロになってから一年...

ちょうど初めてのプロ としての契約 を獲得し 試合にデビューしてから1年が経ちました。
今日は僕が海外に出る前に抱いていた感情とそれを今になってどう捉えているかの心境の変化について書こうと思います。

1年前僕が海外に行く前は将来何者になるかも分からなかったし見えていなかった。
だけどサッカーが大好きで大好きだったことは小さな頃から唯一変わらなかったことです。
でも自分の誇れるところは本当に こんなところしかなかった。
時にそんな自分がどうしようもなく情けなく嫌いになることもあった。
自信がなくいつも人の言葉や目ばかり気にしていた。

けれど正確には諦めなかったのではなく
諦められなかった。

自分の家族に嘘をつくいたり簡単に諦められるほど自分が家族や友人から受けた愛情は浅くなかった。 指導者から全力でとか真面目とかそんなのが大切だと言われてきたがそんなのはずっと嘘だと思っていた。 実力があったら何でも許されるとけど実力が必要なのは痛いほどわかっていたからとても苦しかった。

それでも諦めずに誰よりもという手段しか自分には結局見つからなかった。
自分にはそれしかないと思っていたけどけれどそれが自分にとって全てだった。

僕が憧れたキムヨンギ選手からかけてもらった 誰かが絶対に見ている諦めずに頑張れそんな言葉すら忘れかけていた

同時中学生の僕とキムヨンギ選手

そんな世界は自分にはないそんな事は自分には起きないと思っていた 。
けどどこかでまだ自分なら出来るんじゃないかとも思っていた 。
トレーニングをしながらも
 
いつか、いつか、いつか自分なら出きるかもと。

昔の友人や同級生にあったり親にあったりしても自慢できることなどひとつもなかった 。

そんな自分がとても情けなかったし
自分が小さいから大きく見せようとしていた時だってあった。

なれてない夢に目標に近づけてないってわかってるからこそ何か自分の誇れるものを常に探していた。
そして羨ましかった。

 けど自分と 向き合い続けることだけはやめなかった。
時には自分の心さえ殺そうとした。
こんなに悔しいって思う気持ちがなければと何回思ったことか。
そういう 悔しいなどを感じない人たちをたくさん見てきた 。

それでも自分より出来る人もいた。

けど自分には家族や自分のことを自分より信じて送ってくれて応援してくれた人がいた。
だから素直に育ててくれたから自分の志と心だけは動き続けていた。

それを見て信じてくれチャンスが21年生きてやっときたのだ。

その当時はやっとだ。

という気持ちもあったが今考えてみればもしかしたらそれは早かったのかもしれない。
もしかしたら一生来ない可能性もあった    むしろそっちの可能性のが高かったかもしれない。

けどはっきり言って自分は努力や頑張ることは嫌い。
自分でトレーニングしている時もこんなことを やらずに上手くなれたらなあといつも考えている。 ただ純粋に自分が好きだからっていうのを人より少し出来るのだと思う。
あとは人のためにとか。
けどそれは昔から周りの人から受けた愛情を知っているからこそ自分にとっては当然のことだった。
そして良くも悪くもこうして変わらずに進んで来れた。 努力や練習はあくまでも確率を上げる手段に過ぎないことは分かっている。 自分がこうして海外でサッカーをできているのも どんな時でも自分に常にあったのは感謝と自分自身と向き合うことだけです。

現在プロサッカー選手として35試合を終えることができた。

成績は 22勝利11分け2敗 

ひとつのタイトルと個人の賞を二つ取ることができた。
自分自身にとっては出来すぎている結果ともいえるだけど結果が出れば出るほど大きくなるのは責任とその感謝の気持ちです。
自分にあるものと言ったら人から与えられて いるものがとても大きいと感じています
だから今後活動していく上でも感謝の気持ちを忘れずにやってきたいと思っています。
これからも応援宜しくお願いします。

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