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クリタの新卒採用担当に聞いた!「先入観を取り払ってみよう!」って? 【はたらクリタ Vol.3】

少しごぶさたしてしまいました、栗田工業公式noteです。
 
2026年卒の学生の皆さんは、就職活動が本格化していることかと思います。クリタでも現在、2026年卒の学生の皆さん向けの採用活動を進めており、また、次年度以降の採用情報についても、お知らせする準備を進めているところです。
 
そこで、今回のエントリーは、クリタで働く社員のインタビュー「はたらクリタ」シリーズとして、新卒採用担当Iさんのインタビューをお届けします。
 
採用担当の方が何をきっかけにクリタに入社しようと思ったのか、入ってみて感じたクリタの魅力、そして就職活動に臨まれる学生の皆さまへのメッセージなど、今就活中の方はもちろん、この春に社会人になる方、これから就活する方にもお伝えしたい内容となっています。


就活時:キーワードは「水」と「チャレンジング」

「水に携わる」ことを第一に

―――就活時にクリタへ応募したきっかけや理由を教えてください。

Iさん:自分の就活時を振り返ると、クリタについては正直「水に関する事業をやっている会社だよな~」ぐらいのイメージしか持っていませんでした。

私にとっては、まず「水に携わること」ができる会社であることが重要でした。というのも、大学時代は水に関する研究をしており「水」への親近感が高かったことや、何かしらの形で大好きな自然と、仕事でも密に関わっていたいという想いがあったからです。

同期のなかには「環境へ貢献をしたい」「プラントを作りたい」というイメージからクリタを知った人もいましたが、私は「水に携わること」が就活での第一の軸と考えていたことが、クリタを知るきっかけになりました。

「迷ったら難しい道を選ぶ」で決めた入社

―――最終的にクリタに入社した“決め手”は何だったのですか。

Iさん:「自分にとって“チャレンジング”な選択」だったからです。“チャレンジング”といっても、新しいことに挑戦するというより、自分の基準で見たときに「安定を超える一歩上のステージ」にあり、アクティブな環境だと感じられたからです。

正直なところ、私はそもそもクリタが第一志望ではありませんでした。ただ、同業他社の選考を受けるなか、就活仲間の間で、クリタはアクティブで、他社は穏やかな印象を受けたという話を聞きました。

入社してから居心地がいいのは、間違いなく穏やかな環境のほうだろうと思いました。けれども、私は迷ったら“チャレンジング”な方を選択してきたので、この時もあえて、自分とは違う軸や価値観を持っていそうなクリタに入社を決めました。

熱のこもったお話をたくさん聞かせてくれました

入社後:一人ひとりを尊重しつつも、温かい会社

仕事に熱い想いを持っている人が多い

―――実際に入社してみて、入社前のイメージとのギャップはありましたか。

特に大きなギャップは感じませんでした。というか、そもそもギャップがあることを前提に考えていたので、想定の範囲内だった、という感じです。

採用担当として内定者や若手社員と話していると、入社前は真面目そうで固い雰囲気がある会社と思っていたけれど、想像していたよりも会社の雰囲気が明るく、コミュニケーション能力が高い人が多い、と聞くことが多いです。また、自身の仕事に熱い想いを持って働いている人が多いことに驚いた、という話も聞きますね。

―――若手社員から聞くクリタの社員の特徴は、採用担当から見ても同じですか。

Iさん: 確かに、仕事に熱い想いを持った方が多いですね。一人ひとりが「自分を資本」に日々取り組んでいる感じがします。

クリタは水処理業界では高い認知度があるものの、「水処理」という業種・事業がニッチということもあり、一般的な認知度は残念ながらそれほど高くありません。それだからか、仕事において会社の看板に頼らず、自身の想いや持てる力で勝負している人が多いのは、大きな特色だと思います。たとえば、お客様には「クリタの〇〇さん」ではなく、「〇〇さん」と名前で呼ばれたい、みたいな。

また、人として、誠実さを持って業務に取り組んだり、周りとの関係性を重視する方が多いとも思っています。その反面、良くも悪くも仲間の仕事にも首を突っ込む世話好きな方もいたりして、時に必要以上に時間がかかってしまうこともあります(笑)。

そういえば、採用担当の仕事は社内のさまざまな部署の方へお願いをすることが多いのですが、これまで協力そのものを断られたことはないですね・・・あ、正確に言うと、ただ断られるということはなく、対応は難しいと言われてしまう場合でも、必ずと言っていいほど代役を立てたり対案などを一緒に考えてくれます。

単調な仕事がしたい方にクリタは向いていないかも

―――若い方が働く環境という点で、クリタならではの特色はありますか。

Iさん:私自身、クリタはとても働きやすいし、やりがいのある仕事ができる会社だなと感じています。若手でも個人レベルで担当業務を持ち、進める際には周りの方々に相談できたり、協力しながらできる環境があります。ただ、若手のうちから自律的に動くことが前提なので、逆に、単調な仕事をしたい人や指示を待って働きたい人には、クリタはあまり向いていないかもしれません。

もちろん、こうしたOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に加え、水処理やビジネス全般に関する知識や現場で必要な技術などを身に着けることをサポートする制度や研修も用意しています。

たとえば、仕事に伴走してくれて気軽に相談ができるメンターが若手社員一人ひとりにつく指導員制度や、クリタの研究開発やイノベーション創出の拠点である「Kurita Innovation Hub」にある実際の水処理設備などを用いた技術研修があります。

新卒の方を含めクリタに入社する皆さんは、水処理の実務は未経験の方がほとんどですので、学部や専攻が水処理と異なっていても、大きなハンディキャップになりません。皆さんのがんばり次第で成果を出し、やりがいを感じてもらえる環境だと思います。

実際の水処理装置を用いた研修の様子

採用担当として:就活で大切にしてほしいこと

先入観を取り払ってみよう

―――就職活動に臨む皆さんへのメッセージをお願いします。

Iさん:就活生の皆さんに、この機会に採用担当としてぜひお伝えしたいことがあります。自分の考えにはどうしても「先入観がある」のを認識しておいてほしい、ということです。
 
就活で企業研究をするときには、気になる企業のウェブサイトなどで情報収集をしますよね。そうした時に、自分は良くも悪くも先入観を持っているかもしれない、と思ってみてください。そのまま就活に臨むと、志望する企業の本質的な情報に気づかないままだったり、自分が好意的に見ている企業以外にも、意外にも自分とマッチするような企業があることに、気づかないまま終わってしまうかもしれません。自分が納得する就職先と出会うためにも、先入観を取り払ってさまざまな情報を積極的に入手し触れてみることが、就活の中でとても重要なプロセスになると思います。
 
また、入社を考えるにあたっては、実際にその企業の現場を見たり働く人と会ってみたうえで、最終的な判断をしてほしいです。直接企業の現場や人との接点を持ち、その企業について自分の目や感覚で確かめることがとても大切だと思います。
 
クリタでも、こうしたnoteの発信をはじめ、就活生視点の情報発信の充実に取り組み始めたほか、内定段階でのきめ細かいコミュニケーションや現場見学などの機会を積極的に設けるようにしています。

選考プロセスで大切なのはお互いの本音

―――逆に、採用担当として学生のどのようなところを見ていますか。
 
そうですね、特に面接で、自分の「本音」を正直に話してほしいと思っています。自分の言葉に責任を持ち、自分が考えていることを正直に企業側に伝えることが、皆さんにとって納得のいく就職活動につながるとも思います。
 
たとえば、選考では「クリタが第一志望です!」と熱心に言ってもらえていたのに、内定後にさらっと辞退されるのが、採用担当としてはいちばんつらいです。選考段階でも内定後でも、どのような価値観を軸に就活をしているのか、何に悩んでいるのかなどを正直に話をすることで信頼関係が醸成され、お互いにとってベストな選択につながるのではないかと考えています。

そして、私たち採用担当がいちばん知りたいのは、あなたの軸や行動の原動力です。これは、事前に準備したことだけを面接で話すことでは伝わりません。面接官とその場でしっかり「対話」することが重要だと思っています。私自身も、就活生の皆さんにこれらをお伝えするだけではなく、採用担当として皆さんとの信頼関係を構築するためにも、本気そして本音で接することで実践しています(笑)。

本社オフィスのある中野セントラルパークを背景に1枚

このエントリーを読んでクリタへの関心が出てきたな~という就活生の皆さま、ぜひクリタの新卒採用サイトなどもご覧ください。

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