本当は、もっと汚い文章を書いていたい
noteに何かを投稿している人なら、自分の書いた文章を読み返すことはよくあると思います。
かくいう私もその一人。たまに読み返しては「お、いい文章書けてんじゃん」とか「うーん、肥やしにもなれない出来だな!」とか批評していろいろ懐かしむわけです。
投稿した直後としばらく経ってからでは、同じ文章でも違った感触がありますよね。時間が我々に客観性を与えてくれるのでしょうか。
皆さんは自分のnoteを読み返した時、どんなことを思いますか?
私がよく思うのは、「なんか……小綺麗な文章だなあ」です。
noteは比較的平和なSNSだと思います。
というのも、当たり前っちゃ当たり前ですが、「それなりに文章を読める人」じゃないと利用するのが厳しいサービスだからです。
要は、サービスの特徴そのものが「文章を読めないバカ人」をはじき出すシステムになっている。
そんな環境下だからか、普段目に入るnoteも深みのある内容が多い。
「意識が高い」と言うと鼻につく感じがしますが、私にとっては学びの多い場所でもあります。
それらに感化されているのかは知りませんが、私の書くnoteも自然とフォーマルで、小綺麗な文章になっています。
これが悪いことだとは思いません。というか、汚くて読みづらい文章しか書けない人に比べたらよっぽどいい。
なんですが、本当のことを言うなら、もっと汚い文章を書いていたいとも思うのです。
「汚い文章」と言うと、誤字脱字が多いとか、言葉遣いが悪いとか。そういうイメージを持たれるかもしれませんが、それとは少し異なります。
なんていうんだろう、もっと「素の自分に近い文章」とでも言えばいいのでしょうか。
今の私の文章は、喩えるならよそ行きの格好。会社に着ていくスーツみたいな感じです。それはそれで良さもあるのだけど、せっかくのインターネットなのだから、もっとラフな、部屋着姿の文章を書いたっていいじゃないかと。
私事ですが、もともと文章を書く習慣が根付いたきっかけは二次創作でした。流石にここにはリンクを貼りませんが、結構みだらな成人向けの文章を書くこともあるんですね。
はっきり認めますが、二次創作で好きなキャラクター同士をセックスさせている時が文章を書いていて一番楽しいです(笑)
それはもちろん、気楽かつ動物的な欲求を満たせるからなのもありますが、肉感的な文章を書いている時が、ある意味最も自分をさらけ出しているように思えるからでもあるんです。
まあ、だからといってnoteでエッチな文章を書くつもりは毛頭ないですけど。
とはいえ、もう少し「自分らしい文章」を探ってみるのもありなんじゃないかな……と思っています。
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