知ってて当たり前という話
たまにこういう言葉投げかけてくる人がいる。
そんなの知ってて当たり前だという奴だ。
そりゃあ、仕事柄知ってなきゃいけないこともあるだろうからそういう時に使われるのは自分の無知を反省するところだ。
ただ、あくまでもそれは自分が好きだから知っている情報なんていうのにもこの言葉を使う連中がいるのだ。
例えば料理をしたことがなければ餃子の皮の包み方を知っているだろうか。
野球をしたことがないのにタッチアップという言葉だけでどういうものか理解出来るだろうか。
もちろん両方わかる人もいるだろう。
でも、片方しか分からない、どちらも分からないという人もいるはずなのだ。
知っているかどうかは、本人の興味の対象がどこに向いているか次第で簡単に変わってくる。
それを当たり前という簡単な言葉で片付けるのは乱暴だなと思う。
今はなんでもスマホ1つで調べられる時代、知識を手に入れる事自体は難しいことではないのかもしれない。
それは知っているだけに過ぎないことを自覚し、間違っても知ってて当たり前なんて言葉で片付けないようにしたい。
そんな大人は格好悪いからね。