尖りという話
昨今はエンターテインメントに一定の清潔感、誠実さを求めてると同時に尖りというか反骨心を、求める層も少なくない。
だが、その尖りに対して思うことがある。
単純に人々に迷惑をかける行為が尖ってるんだろうか。
ユニークさのない悪口が尖っているのだろうか。
ルールを逸脱してるだけの奴が尖っているのだろうか。
刺激を求めるのも分かるけど、単純に品や礼儀のない行動をしてる奴を尖っていると評価するのには私は個人的な違和感がある。
そういう行動を尖ってると評価していると、それを売りにしている人間はいずれ人道を外れなきゃいけなくなる。
観てる側がより過激さを求めて来るからだ。
それまでと同じようなレベルのことをしていても、丸くなったなんて言われたりするのもそのせいだろう。
丸くなったんじゃなくて観てる側がその刺激に慣れてきただけの話なんだ。