この人に限ってという話
現代でもたまに聞く、この人に限ってそんなことしないだろうみたいな言葉。
何を知ってるんだよと毎回思う。
時代が時代なら、近所の子どもも自分達の子どもみたいな風潮があって、地域間や近隣の繋がりっていうのが強くあっただろうから理解は出来る。
今みたいに、地域どころか近隣の繋がりの意識も希薄で、会社や学校規模の集団の繋がりも決して強いとは言い切れないのに、何故そんな無責任なことが言えるんだろうか。
そんなこと言えるほど、他人についても関心が薄いだろうし、人となりなんてわからないだろう。
ただでさえ、人の心の内なんていうのはわからないのに。
まあ、それだけ表面上に見えるものにしかみない人が増えているっていうことなのかもしれないけど。
もう少し見えないものを見ようとして望遠鏡を覗く気概があってもいいだろう。