天才のフリという話
中高生、いや大人になっても天才を装ってる人っていうのはいる。
上手く天才に紛れてる人もいれば、周りからみたらバレバレな人までピンキリだ。
天才はなかなかいないから天才と呼ばれているのに、不思議なことに現代には天才が飽和しているのだ。
ちょっと容姿が良かったらイケメンや美女と呼ばれる現象と同じだ。
たしかにそういう冠がついたほうが人の目を引きやすいんだろう。
だからこそ、天才のフリをしなきゃいけない人が出てくる。
昔〇〇星からきたって設定のアイドルがいたけど、そのキャラを続けるのは相当キツかったなんて話も聞く。
自分から進んで天才のフリをしている人はまだしも、周りに担がれて天才のフリをしなきゃいけない人は大変だ。
なまじ出来る人は余計に。
そうやって天才のフリをしていても、飽きられたら次々に新しい天才のフリをする人が出てきて、また飽きられたら新しい天才が作られる。
そうして今日もどこかで天才が作られているのかもしれない。
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