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もう1年、みたいな。

時の流れを実感するのが「1年前」とかなんとかいう区切りだと思う。

いつもいつも年末になると今年は早かったなあ、とみんな口々に言う。無論僕だってその一員だし、新しい年に胸をふくらませたりもする。

年末年始と一概に人は語る。

ただ年末は忙しいけれど、年始はそうでもないんじゃないか、という説を提唱したい。僕がそうだっただけかもしれない。だとしたらこの説はボツ。

晴れやかな天気。信号を渡るスーツ姿の男の子たち。普段よりも明るい色のストーリー。

今日は門出の日なんだよ、ということを何度も、厭でも認識させられる。ちなみに特にいやな思い出はない。

もう、着飾ってもいい特別な日から、ただの「まあ学校は休みになるよね」という日になってしまった。

新年早々、色んなことがあった。でも少しずつ、呑み込んでいくしかない。泡のなくなった麦酒は全然美味しいとは思えないけれど、自分で頼んだのだから。

森見作品をたくさん読んだり観たりしたからか、こういう文章は書き連ねてしまうし、レポートは中々進まない。

成就した恋ほど、語るに値しないものは無い、っていうの、好きなんだよな。四畳半神話大系のアニメオープニング、最高じゃない?誰かわかんないかな。あ、王様ランキングの新しいオープニングも好きだな。

そういえばもうすぐ母さんの誕生日だった。何買おう。やっぱりストールがいいかな。



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