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まとめようかなぁ、どうしようかなぁと思いながらまた一ヶ月。
とはいえ、それなりに色々見た様な記憶があるけど、記憶に残った作品が非常に少ない。GW中に見た作品まで一気にピックアップしようと思いつつ、下書きに残っているものでほぼ終わり。消費してあまり自分に残っていない・・・

1:トワイライトゾーン/Amazon Prime

世にも奇妙な物語の元ネタとして有名なドラマが2019年にアメリカでリメイクされたものがサブスクに登場。ストーリーテラーにジョーダンピールが出演しており(制作にも参加している模様)、個人的にはこの出演シーンだけでも十分な感じ。各エピソード、アメリカのさまざまな世相を反映しているようなモチーフがあり、この辺りは最近制作される様々なドラマの流行をしっかり抑えている感じ。1話完結なので、どこから見ても楽しめるのが良いし、どのエピソードもどこかのドラマで見たことがある様なキャストが出てるのでその辺りも見やすくて良い感じ。久々に一気見した作品。

2:隔たる世界の二人/Netflix

30分弱の短編なものの、話題の作品。短編故に中身をあまり話せないけど、所謂タイムリープもの。で、このサムネイルを見ての通りの題材、という感じ。これもやはり最近の世相を色濃く反映しているので、その切り取り方がおそらく評価され、話題になったんだろうと思う。短編なので、何度も見て色々と隠されたメッセージを掘り起こして行くのがおそらく正解かな?ということで3回ほど見返してみたが、リテラシーが低い部分もあったのか、しっくりきてないところがあるのも事実。アカデミー短編実写映画賞最優秀作品、つまりオスカー受賞作品

:デジタルミニマリスト/カル・ニューポート

この1年ほどスマホ依存がやはり酷いということをなんとなく自覚し、時にアプリを消してみたり、通知を消してみたりと色々やってみてたどり着いた一冊。たまたまだけど、ローランドもこの本を読んでいたらしい(ローランドは1日15分程度しかSNSを見ないだったかそんな生活)。ということでほぼ藁にもすがる思いで読み通した。内容は至極シンプルで、数多あるビジネス書や、類似の書籍に書いてある内容と似通っている。それでもここにピックアップしたのは実践プログラムが過激すぎず、誰でも取り入れやすい内容だったことと、SNSから離れることに対して過激なメリットを書き並べていなかったから。こういう書籍はどうしても耳目を集めるために過激な行動、言動が並びがちだけど、この本は訳が良いのかそういうことは特になく、素直に読み通していくことができた。というわけでまたスマホからはSNSアプリが消え、通知もオフに。

4:NOMADLAND

緊急事態宣言再掲出の前夜の最終上映で滑り込みで鑑賞。新宿で見たけど、ノミネート直後、アカデミー賞直前ということで公開一ヶ月以上経過したにも関わらず超満員。TOHOシネマ新宿は場所柄もあるのか客のマナーは総じてあまり良くなかった。という中で見たので若干印象は薄かったけど、所謂巷に蔓延る #vanlife  から気楽さを取り払った内容。これもやはりアメリカの社会情勢を色濃く反映し(というかこの手の作品は全てそうか)、ある程度の生活を送っている人間の知識があるとないとでは見え方が結構違ってくる。その辺りをうまく補足してくれてるのが宇多丸のムービーウォッチメン。 シンプルに言えば車を持って移動できるということ、それでもそれなりの立場、ということでしょう。

ということでアカデミー作品賞受賞作。スリーボードに引き続きフンランシスマクドーマンド、また受賞。

5:ウィズアウトリモース/Amazon Prime

 原作トムクランシー、監督ステファノソリマ、脚本テイラーシェリダンのボーダーライン2のコンビ、主演マイケルBジョーダンと、それぞれの要素だけ見れば絶対に外れ様がない絶好の素材を揃えたはずなのに、素材に溺れてしまったかの様な一作。何も考えずドンパチやってるのを見る、という点においてはおそらく最適な作品なんだろうけど、それにしては素材があまりに豪華すぎる。思わず口直しに見た足でボーダーライン2を再鑑賞(多分5回目ぐらい)車列襲撃のシーンがいつもお気に入り(ジョシュ・ブローリンかっこいい)


ちなみに最近は意識のドーピングこと自己啓発系の本の積読が増加中


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