水の世界
水の中
ゆれるゆれる
見えるもの全て
水の中
にぶくぼやける
聞こえるもの全て
深く沈めば沈むほど
喉の奥がきつくなる
静かな世界
上から差し込む光は
まるで天使の通り道
揺らめく空は
踊るように
静寂を切り裂くものなど
何もない
魂を鎮めんと
ただ広がる
息ができない世界にも
安らぎはある
心を落ち着かせる
この感覚が
心地いい
まるで遺伝子が呼応しているかのようだ
*********************
肺の呼吸…壱ノ型…産声!!みたいな感じで、実は皆もうすでに呼吸を使いこなしてる肺柱的な存在だったんじゃないかってことに気付いてハラハラしている菜っ葉です🙃どーーもーー。
てことは、エラの呼吸とか、皮膚の呼吸とか?そういうのもあるってことですか?
どうなのかしら?どうでもいいのかしら?
………(´Д`)ウォホン💨
えーこの詩を読んでいて、昔々海で溺れかけたことをなぜか思い出しました。
あれは確か小学校低学年の時に家族と海に出掛けて、2つ下の妹がいるんですが、まぁー僕の後を付いてまわる子だったんですね。ドラクエのパーティーみたいな感じですね。
そこの海はゴツゴツの岩に囲まれたところで、大きな波はそんなに来ない穏やかな場所でした。そのゴツゴツした岩場には貝がたくさん付いているのが遠く離れた岸辺からもわかり、その貝が気になって気になって一人で行こうとしてたんです。まぁ妹は当然のように付いてきます。でも身の丈に合わない浮き輪を装備していた妹だったので、大丈夫だろうと親にも言わず貝を目指しました。クロールとか平泳ぎとかちゃんとした泳ぎは習得していませんでしたが、沈まなければいいんだと超楽観的に考えていて、オリジナルの泳法を駆使しながら、牛車の如く進んでいきました。
浮き輪をビート板のように使えば楽だったんでしょうが、そんなの思い付きませんでした🤣笑
途中、全く足が付かない深いエリアがありましたが、オリジナルの泳法と無尽蔵のスタミナで、何とか乗り越え貝の楽園に辿り着けました。
まぁところ狭しと黒いムール貝のようなやつとか小さい火山口のようなものがたくさんところ狭しとびっしりへばり付いており、これはぜひ持ち帰りたいと思ったんですが、2、3個とって入れ物が必要なことに気付きます笑
自陣の鞄の中にあるビニール袋かバケツが欲しいと思うわけです。戻ってまた来ようと思い、引き返すことにしたところまではよかったんです。
ここから事件は起こります。
元来たルートで帰る途中、深くなっているところで突然妹が浮き輪から抜け落ちたんでさぁ。
僕も足が付かないところで、妹なんて足が付くどころか泳法のなんたるかさえ知らない年頃なので、もうパニックを起こして僕の頭にしがみついてくるわけです。浮き輪はパニックの衝撃で勝手に先に進んでいきます。主を置いて行くクソ浮き輪。さらに、自分一人を何とか浮かせる程度のオリジナル泳法では妹を乗せて進むなんてやったこともないし、ヘッドロックをくらいながらなんて到底無理なわけです。僕も沈みそうになるのを必死に浮かせようとするんですが、その度に外れかけのヘッドロックがまたクリティカルロックに切り替わるという連続技をくらい続けていました。
端からみたら溺れているように見えたのでしょう。
まぁ実際コントロールを完全に失っていたので、溺れていたと思います。
その光景に気づいた岸にいる赤い海パンの大人がこっちを見て立ち上がり、今にもこちらに駆け出しそうな状態でした。
不思議なことにこういう状態の時って、周りの光景がゆっくりになるんです。スローモーションになるなんて言いますが、本当にそう見えるんです。
その立ち上がった大人を見たときに、なぜか妙にすごーく冷静になれて、そこからは落ち着いてヘッドロックを首に移動させ、浮き輪も回収し岸に戻ることができました。この時にきっと犬かきを習得したんだと思います🤣笑
赤い海パンのあの大人の人が目に入らなかったら、どうなっていたんだろうと岸に戻って安心した時に少し怖くなりました。岸に着いてから赤い海パンを探してみましたが、実は赤い海パンはけっこう周りにいて特定はできませんでした。流行っていたんでしょうか。
妹はというと岸に着くやいなや、すぐに母親のところに急いで戻り恐怖に怯えていました。
妹からの話で母親は二度目の貝の採集を許しませんでした。何度も一人なら大丈夫と言っても頑なに許しませんでした。代わりに父親が袋一杯に取ってきてくれたんですが、大人ってわかってないですよね。
自分で採るからいいってことに(´Д`)
家でその貝は茹でられ、美味しく頂きました♪
ちなみに、その事件発生中、父親はというと他の更に奥地で狩りをしていたようでした。
んで、母親はというと、陣地で一部始終を見ていたそうです。いや、助けにこいやと思ったんですが、見てたの!??という言葉だけで、その先の言葉は出てきませんでした笑
カゾクッテスバラシイネ。
その日の夜、妹にあの時のことを聞いてみたら、よく覚えてなかったらしく、反射的に掴まってたと言っていました。いやいや、ヘッドロックを習得したんだよ、お前は…と心の中でつぶやきました。
何やら浮き輪の穴からキレイに抜け落ちたようなんですが、なぜあの深い場所だったんだと…タイミングが悪いなぁと思っていました。
溺れると人は反射的に周りのものに掴まる習性があるようですので、気をつけましょう⭐️
そして、海川は子供だけでは絶対に行動させないようにしましょうね!
海や水を嫌いになっちゃうのは寂しいですし!
とまぁ、昔話が過ぎましたね(゚ω゚)
最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
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