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「商い」は「飽きない」~栗生小の職場体験の話~
あまり社長は表に出たくないのだが、、、今日はとても嬉しいことがあったのでnote書いちゃおう。
夢が一つ叶ったのです。
それは、(株)栗生の暮らしが地域の教育資源になったこと。
見学もいいけど、体験の方が楽しいじゃん!
今日は栗生小学校1,2年生が職場体験でくりおのくらしに来てくれました。
うちの会社は見学なんてお断りです!
やるなら体験です。
実際に営業して、確約が取れた分だけ作って、それをちゃんと売る。
自分が作った物が売れる、買ってくれた人が喜んでくれる、ってのを体験してもらうのです。
くりおのくらしの人気商品はアップルパイ。
この田舎の中の田舎でひと月に500個売れるオバケ商品。
これを実際に工房で作ってもらう。
職場体験の数週間前、担任の先生から連絡をいただき、どのようなことをさせてもらえますか?謝礼などはどうしたらいいでしょうか?と聞かれました。
「お金は要りません。地域の子育て支援ができるなら協力させてもらいます。先生がいっぱい買いに来てくださればそれでいいです。体験の内容ですが、せっかくだから実際にアップルパイを作って売りましょう!でも、小学生が作ったものを店舗で売ることはできないから(衛生面や児童労働の観点で)紙のチケットを作ってください。それを自分で親や祖父母に配ってください。そうすれば、必要な個数が把握できます。きっと本当に自分の子や孫が作ったアップルパイが、くりおのくらしの店舗で買えるならなら親も喜んでくれるでしょうし、子どもたちだって、親や祖父母が来てくれたら、安心して接客できるでしょう。小学生の販売は開店時間の(11:00)までです。」
と提案しました。
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当日、スタッフが8時30分には小学生を待っていました。
パイ生地を小学生用に小さめに型抜きして、それにリンゴジャムを乗せ、上からパイ生地を被せ、オーブンで焼き、袋詰めをし、棚に並べて、お客さんを待ちます。
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小学生の仕事に対するひたむきな様子にスタッフたちは感動して涙が出たと言っていました。
保護者からもインスタに「俺が作ったアップルパイ(笑)、最高に美味しい!」「貴重な体験をありがとうございました」などとコメントもいただき、みんな喜んでくれたことがわかりました。
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お菓子を作れて、教えられることは、ものすごい価値があるのだ!
スタッフもみんな嬉しかった。
くりおのくらしが、地域の教育資源になれた。
それは、ここで働く女性スタッフたちが、地域の子育てに必要な人材になれたということ。
そのスキルをこの半年で身に着けていたということ。
目的がわからない事に積極的にはなれないよ
私は学生時代は本当に勉強が嫌いでした。
これをやる目的がわからなかったのです。
それと、勉強は机に向かってするものだと思い込んでました。
ただ、本を読むのは好きでした。
もっぱら情報誌。
同級生たちは漫画でしたが、私は映画が好きだったので、ロードショーとかスクリーンを毎月買って読んでいました。
大人になってから知りたいこと(学ぶ目的)ができ、勉強することに時間とお金を投資することの意味がわかりました。
それと、体験が学びだと気づきました。
振り返ってみると、小学校の勉強も、大人になって、稼いで、自立して生きるための教養を身につけるためだったのですよね。それも、学校にいるときだけが勉強じゃない。
そんなふうに教えてくれる大人はいなかったです。
栗生小学校の1,2年生の子たちにとって「大人になるって楽しいんだ」「働くって楽しいんだ」って思う体験になったらいいな。大人になった時イキイキと働いて、たくさん稼げるように、勉強してくれたら嬉しいな。
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ChatGPT先生に聞いてみた
「小学校」「職場体験」「教育資源」「体験型学習」 これらのキーワードの成果を教えて。
1. **職場体験の意義**: 小学生にとっての職場体験は、職業理解や社会性の向上、自己肯定感の醸成につながります。
2. **教育資源の活用**: 地域の企業や団体と連携し、実際の職場環境で学ぶことが教育資源の一部として重要視されています。
3. **体験型学習の効果**: 体験型学習は、実際に体験することで学びが深まるとされ、理論と実践を結びつける重要な手法です。
これ以上の深掘りはしないけど、この体験がすごつ意義あるものだとわかる。
屋久島の栗生は、大人も子どもも、共に学び成長していく集落です!