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#2 正しさより明るさ

『もっと気楽に もっと楽しく 幸せに生きる』


ご機嫌に過ごす人 くりおき です!(^^)!


ルールを守りなさい
時間を守りなさい
挨拶をしなさい
言われたことをやりなさい

守ってきた方だと思う。
40年間、正しいことが大切だと思ってた。
正しいことを、
やらないヤツ、分からないヤツはダメなヤツだと思ってた。
口にはださなかったけど

#心 で相手を責めてた。


でも、なんか苦しい。
なんでこんなに生きづらくなってしまったのか

私はずっと苦しかった。
いつからか。。。

記憶がある頃には父も母も働いていた。
#共働きの両親
#父は三交代(朝。昼。晩と関係なく働いていた)


小学生の頃はかぎっ子だった。
朝家を出るときに母から家の鍵を渡される。
失くさないように首にぶら下げて。
学校が終わると自分で家の鍵を開けて一人で姉が帰ってくるのを待つ。

静かな家で一人で居るのは怖かった。

そして母が帰ってくるまで姉と待った。
二人で何をしていたのだろう。
思い出せないけど仲は良かった。

土曜日は学校が午前中で終わり、母が帰ってくる夕方まで本当に長かった。
寂しかった。


#わがまま 言っちゃいけない

#心配 をかけちゃいけない

#寂しい って言っちゃいけない

一緒に居たいって言っちゃいけない


#いい子 にしてなくちゃ。。。

両親に心配をかけないこと
両親の言うことをきくこと
聞き分けがいいこと

いい子でいるとお父さん、お母さんが笑ってくれると思ってた。
そう思い込んでいたんだと思う。

いい子でいないと愛してもらえないと。

そう思っているうちに自分の思いを言えなくなった。


就職した会社にはマニュアルがあり、私はマニュアルを守った。
マニュアルを守ることは自分を守ることにもなった。
それまでは、人の顔色をうかがい、機嫌を損ねないように、怒られないことばかりを考えていた。

高校、大学と運動部でバリバリの体育会系でその時の気分で言うことが変わるため(理不尽なことも)相手の顔色を窺うようになっていた。

会社では決められたことを守り、その結果が認められ店舗を任せられた。
そして立場が上がると私は従業員にもマニュアルを守らせるべく口うるさく言うようになった。

服装、言葉使い、態度姿勢、やり方、時間、期日。。。

決められた正しいことを言うのは
   みんなにとっていいことだ。
   会社にとっていいことだ。
本気でそう思ってた。


言うのは気持ちもよかったのかもしれない。
会社からも評価された。

正しさを振りかざす。
マニュアルで決められた正しいことを言うのだから相手は何も言えない。
しかも立場は私が上なのだからなおさら。
でも、相手との関係は悪くなった。

店の雰囲気がギスギスしていくのが分かる。
誰も私に話しかけてこなくなる。

こんなはずじゃない。


あんなに楽しかったのに、みんなでワイワイやれていたのに、みんなで明るく楽しく仕事をしたいのに。


立場が変わって、もっと店を良くしようとやるべきことを全うしただけなのに。。。

その時は言われる相手のことを考えていなかった。
正しいことを言っているんだから、俺は間違ってない。
やらない、出来ない相手が悪いと相手を責める

自分のことしか考えてなかったんだと思う。


でも仕事に行くのが辛くて苦しくかった。
そして仕事を辞めた。


なんで嫌われたのだろう。。。
分からなかった
それまでも無意識に自分の思いを話すことを抑えてきていたのが、さらに人に嫌われることが怖くなり何も言えなくなった。


40歳になって子供の頃からたくさんの経験で思い込んで作り上げてきた自分の価値観を玉ねぎの皮を一枚ずつ剥すように
心にこびり付いた錆を時間をかけてゆっくりと磨いている。

本来の自分らしさを取り戻し生きやすくなるために

「正しさより明るさ」


が大切だと気づいた。

正しいことを言うのは気持ちがいい。
でも、言われた方は責められ息苦しくなる。
正論を言われると、逃げ場がなくなる。
言い訳しか出てこなくなる。

しかめっ面になる。


でもそこに明るさがあると気持ちが軽くなる。笑顔になる。
前向きな発想が出てくる。

面白くなる!!



明るいところに喜んでところに幸せは集まる!!

                          


素敵なご機嫌な一日をお過ごしください!(^^)!


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