備忘録:今年観た舞台2023年

 20日に観劇おさめだったので、今年のまとめです。
 今年、こんなに観る筈じゃなかったんですけど……
 建て替えられる前の帝国劇場を味わっておきたかったのと、日生劇場で一度グランドサークル席に座ってみたかったのと、観劇友だちの代打で行ったのと……振り返れば17本。
 でも、リピートはしなかったので、無我夢中になるほど没頭した作品はなく、良く言えば落ち着いた観劇ライフでした。(「アンデレ・デジール」と「鋼の錬金術師」は円盤買ったけど)

今年観た舞台を心に残った順に並べてみます。

アンドレ・デジール最後の作品(9月)
ダーウィン・ヤング(6月)
ハリー・ポッターと呪いの子(8月)
鋼の錬金術師(3月)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・この辺に、壁
再演があるとしたら、もしくは時を巻き戻したとして、お財布の紐が緩むかどうかのラインです。

キングアーサー(1月)
ファントム(8月)
LUPIN(11月)
アメリカン・ラプソディ(12月)
精霊の守り人(8月)
ジキル&ハイド(3月)
生きる(9月)
ラグタイム(9月)
アナスタシア(10月)
キングダム(2月)
ムーラン・ルージュ(7月)
ベートーヴェン(12月)
ピーターパン(7月)

 ファミリーミュージカルとラブストーリーには興味がないことが丸わかりの順位ですね。
 じゃあ、どんな作品が好きなのか考えてみると、①ストーリー、②音楽、③演者の歌唱力。の順に重視です。上位4作品は何と言っても物語が良かったです。私、実はハリー・ポッターの原作シリーズはさして面白いと思わないのですが、「呪いの子」のストーリーは素晴らしい! と思います。「ダーウィン・ヤング」と「鋼の錬金術師」は原作を舞台の尺に落とし込んだ脚本が見事でした。
 ミュージカルを好んで観るので、①ストーリー、②音楽は逆かもと思ったりします。ストーリーで多少「ん?」という部分があっても、音楽の力で「すっごい良いもの観た!」という気持ちになる作品はあるので。
 そして私、LEDスクリーンを多用した演出は好きではないみたい。

 改めてリストをながめると、「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」(祝! 再演のブルーレイ販売。初演もなにとぞ!)のキャストや演出家を追っているなあ。
「アンドレ・デジール」は、フィストの脚本家(高橋亜子さん)とジュウザ(上川一哉さん)、「ダーウィン・ヤング」はバッド(渡邊蒼さん)、「鋼の錬金術師」は演出家(石丸さち子さん)、青年ラオウ(一色洋平さん)、「ハリー・ポッターと呪いの子」はケンシロウ(大貫勇輔さん)を追いかけて、それぞれとても素晴らしい作品に出会えました。

 さらに言えばトキ(小西遼生さん)を追って「キングダム」と「LUPIN」を観て、ジュウザ(伊礼彼方さん)を追って「キングアーサー」を観て、ユリア(平原綾香さん)を追って「ムーラン・ルージュ」を観て、リン(山﨑怜奈さん)と初演トキ(小野田龍之介さん)を追って「ピーター・パン」と「ベートーヴェン」を観て、初演トキ(加藤和樹さん)を追って「ファントム」を観て、ラオウ(福井晶一さん)を追って「アメリカン・ラプソディ」を観たのです。
 「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」、恐ろしい子!

 スケジュールとかお財布事情とか健康状態など諸々ありますが、来年も、ゆるゆると観劇したいものです。
 それにしても、ノートの記事を書くのが一年ぶりとは、怠けすぎ……