2021年4月 おとQパス旅1 越後長野温泉嵐渓荘
4日間、JR東管内を乗り放題できて、指定席も6回使える大人の休日クラブパス。今回は新潟、長野を回ろうと思う。
まずは新幹線で新潟まで。駅前の弁慶の泣きどころという寿司屋で昼ご飯。おすすめランチは、佐渡づくしという握りセット。この店は佐渡が本店。突き出しの佐渡シイタケオイル煮が旨い。新潟の超希少酒3種利き酒セットも。
寿司はどれも旨いが、スミイカ、ノドグロ、南蛮エビなどとりわけ旨い。酒は、村佑の茜、あべグリーン、北雪甚九郎。どれもいい酒だが、初めて飲んだあべグリーンはうすにごりで味が濃く旨い。
まだ時間があるので駅ビル内のシャモニーという珈琲店で濃いめのブレンド。
新潟駅から新幹線で一駅戻り、燕三条駅。宿の送迎車で30分あまり山へ向かった。今夜の宿は越後長野温泉、嵐渓荘。運転手さんによると、今年は雪が多かったので、まだ残雪もあり、桜も散り始めはしたが咲いてると。部屋は有形文化財の緑風館、3階の角部屋。窓の外に2本の桜の大木が満開。
庭に出てみると、カタクリやキクザキイチゲなどが咲いていてびっくり。
桜と雪を一緒に見られる贅沢。
庭には湧水が湧いている。
宿の長い歴史を偲ばせる階段を下りて、貸切風呂、山の湯へ。
石の湯の露天風呂は目の前に川縁の桜が。お湯の上には花びらが数片。ここのお湯は強食塩泉。いわゆるツルツルの美人湯系。ぬる目で気持ちいい。
部屋の天井裏にはムササビが住んでいるらしい。
さて夕食は個室で用意されていた。土地の食材があれこれ並ぶ。
ワラビのおひたし、ゼンマイ1本煮、ズイキ白あえ、ヤマウド油炒めなどなど。そして、フキノトウ酢味噌に、鮎煎餅。
酒は地元の越後平野純米酒。
鍋はセリやコゴミ、タケノコが入っている。鯉の洗いの美味しいこと。いい水で臭みを抜いているからだろう。鮎の塩焼きもアツアツで。お酒お代わりは麒麟山。
熟成牛の石焼き、旨味がギュッと詰まってる。
お料理は味付けが濃くなく、素材の旨みを十分味わわせてくれる。タケノコご飯もジュンサイお汁も美味しかった。部屋へ帰ると、桜がライトアップされていた。大浴場でお湯に浸かり、ぐっすり寝ることができた。
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