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2024年7月20日 大人の遠足クラブ、高尾山イワタバコとビール

日程:7/20 高尾駅8:50→→→9:00蛇滝入口→→→9:10湯の花トンネル列車銃撃慰霊碑→→→9:25千代田稲荷神社→→→9:50蛇滝→→→10:40一号路→→→10:45高尾山ビアマウント受付11:00→→→11:40 6号路分岐12:00→→→12:50高尾山ビアマウント15:05→→→15:10リフト→→→山麓駅→→→高尾山口15:37→→→15:41高尾

メンバー:横井、秋田、松本、黒澤、長崎

春先、それから年末には何度も歩いている高尾山。これまで真夏には歩いたことはない。当然だわな。でも、今回、あえてそれをやってみようとのお誘い。しゃあないなあ。
高尾駅から乗った小仏行き。さすがに客は少なかったが、2台出してくれたので余裕で座席に座れた。で、すぐに下車。蛇滝口。道の向こうに何やら石碑。

高尾駅の銃弾跡は1ヵ月ほど前の襲撃のもの。しかし、いくら戦争とはいえ、ひどいねえ。東京やその他の街を焼き尽くした攻撃も、もっといえば広島長崎の原爆も、今となってはありえない蛮行。ま、日本も酷いことをアジア各地でやったはずだけど。ウクライナの人たちが無事に生き延びられますように。
碑を見に行こうと、道を間違えて中央線を小さな踏切で渡ってしまった。上りトンネルは明治時代の遺構とのこと。久しぶりに参加してくれたMさんの解説のおかげで勉強になる。
こちらが慰霊碑だった。草叢はちゃんと刈られていた。おそらく8月5日には慰霊祭が行われているのだろう。我々も頭を垂れた。

さ、本筋へ戻ろう。小さな沢沿いの道。意外や、涼しい。木陰とせせらぎのおかげ。千代田稲荷神社の鳥居前を過ぎると、右手に蛇滝水行場入口の石棒が立っていた。

水行に来る人はここまでクルマで入ってくるようだ。

こりゃ、思ったほど暑くなくていいやと歩く。

ミミガタテンナンショウの実。少しだけ赤くなり始めていた。
ハグロソウ。今回は一眼レフカメラを持参しなかった。たいした花は観られないだろうと。従って、花の写真はレベルが低いのはご勘弁を。
いつも青い実としてしか認識していないジャノヒゲ。こんな花だとは知らなかった。

さすがに行をする人たちが歩く道、所々に石仏が祀られている。

ただ置きっぱなしではないことが、分かる。
こちらはサカキも供えられていた。

そして、今回の目玉、イワタバコの花。ここにも、そこにも、咲いてた。

だいぶ前に見たことがある。久しぶりのご対面、イワタバコ。

このルート、登るのは初めて。何度か下りルートで歩いたことはある。

この先が蛇滝の水行場。

このあたり、イワタバコの花がいっぱい。

水が流れる岩場にイワタバコは生える。
えー、こんな所にもイワタバコ。なにも石の柱にまで生えなくてもいいのにねえ。
青瀧大権現。薬王院では、3000円の指導料を納めると、滝に打たれるやり方を指導してくれる。入瀧料1000円。

谷筋は涼しい風が吹き抜けて気持ちよい。

谷筋の水は枯れていた。が、上からスーッと涼風が吹き下ろされる。
見事なイワタバコが咲いていた。

フツーは、登り始める低いところは暑くて、登っていけば涼しくなるのだが、この程度の低山ではそうはならない。せせらぎを離れたら、どんどん気温が上がっていった。汗が止まることなく流れ出していく。

直接、陽が当たらないからまだましだが、それでも暑い。
1号路に出る寸前、強烈な香りが漂ってきた。ヤマユリ。
こっちではヤマユリと白いオオバギボウシも一緒に咲いていた。

さて、何やら救急車のサイレンが聞こえてきた。山の上で熱中症患者でも出たのかしら。1号路に出ると、赤バイが先導していった。

何年ぶりだろうか、高尾山の赤バイを見るのは。このあと、小型救急車がケーブルカー駅方面へ走って行った。大事にならなければいいが。
アサギマダラがいたが、カメラを向けるのが遅れた。

当たり前だが、1号路には大勢の人がいた。山歩きではなく、単なる観光地へ来てる人の方が多い。この暑い中、ご苦労さんですねえ。本日のもうひとつの目的、高尾山ビアガーデンは13時オープンだが、様子を見に行くと、11時から整理券配布というので待つことにした。予約したくても10名以上でないと予約できないようだ。結果的には、かなりの人が整理券待ちで行列した。
さて、2時間あるが、どうしようか。山頂はわざわざ行かなくてもいいが(この日は晴れてはいるがもやっていて富士山は見えない)、まあ、人の少なそうなルートを歩きますか、ということで、薬王院脇をすりぬけて、6号路との分岐まで歩き、木陰でひとやすみ。

周辺でみなさん、休憩していた。フツーはここまで来たら、山頂へ行くよね。でも、行かない。暑いし、おおぜいの人がごった返してるだろうから。
ひとやすみがちょいと長すぎて、3号路を戻るとき、最後は少々焦った。

さ、3号路を歩こう。

吊橋。少し風が抜けるから気持ちイイ。
ハナイカダ。花は緑色で見たことがあるが、黒い実は初めてかも。
参道に誰が供えるのか、こんなものが。

なんとか開店前にビアマウント受付の下に着いた。

まずは団体の予約客から入れ始めた。かなりの人数。こんなに人が多いとは思わなかった。企画したN君自身もびっくりしてる。

なんとか15時10分に入場。身分証明書で65歳以上だと、通常5000円の料金が4700円になる。2時間飲み放題、食べ放題。けちくさいなあ。年寄りはそんなに食べたり飲んだりできないんだから、もっと安くしたらいいのに。

座確も一苦労。外ではなく、冷房の効いた室内席をなんとかキープできた。ビールは、一番搾りやドライ、香るエール、黒ビールなど選ぶことができた。まずはハーフ&ハーフ。料理は外の暑い中で行列。揚げ物コーナーに並んでしまったので、ずらり揚げ物。

さほど広くもない店内、若い人のグループも多く、ワンワン大声が反響して、テーブルでフツーに会話するのが難しいほど。ま、しゃあないか。

日本酒まで飲んだり、なんだか分からんカクテル飲んでるメンバーも。ぼくはおとなしく、あれこれビールを4杯いただいた。
初めの1杯の美味しかったこと!

2時間、吞んで食べて、お開き。料理はさほどバリエーションはなかったが、ショバ代を考えれば、あんなもんかな。

同じ時間にスタートしてるから、当然、帰りのケーブルカーは混み合う。なので、案内放送では飲んだ後では乗らないで下さいと注意のあったリフトへ。
リフトはがらがら、すぐに乗れた。
ムワッと暑い中、下山していく。

山麓駅でハプニング。誘導員がいて、下りたら左へとやってるが、それにじゃまされて転倒してしまった。その後がひどい。大丈夫ですかと気遣うこと一切なく、知らん顔して次を迎えている。おまえのせいで転ばされたんだろうが、気遣うか、謝るぐらい、しろよ。ひでーなあ。
せっかくの真夏の高尾山、最後にケチつけられた。

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