一途な人たち ~【櫻坂46】理佐さん推しメンバーの共通項~
今週の「そこさく」で、山﨑さんの三年越しの思いが成就した。
加入したばかりの頃、「けやかけ」で、一期生と二期生が両思いであれば、ロケに行くことができるという企画で、理佐さんを指名した山﨑さんは、残念ながら理佐さんとペアになることができなかった。
山﨑さんとしては、櫻坂46となってから、普段から話せるようになり、「お姉ちゃん」と慕うほどの関係性になっていたが、理佐さんの中で「夏鈴ちゃんブーム」が到来したこともあり、自分だけが独占できない状態が続いてしまう。
加入当時から憧れの存在として「理佐さん」を慕っていた気持ちを、もう一度伝え、今回、めでたく成就した。
ファンの間では、このような理佐さんの愛情表現は、もうお馴染みである。
初期からよく買物に行ったり、食事をしたりするほどの仲良しであった原田さんとの関係性もそうだったからだ。
最後の「そこさく」で一期生メンバーとかくれんぼをしていた時も、原田さんを見つけた理佐さんが、「誰もいないなぁ~」ととぼけながら、開けた扉を閉める場面があった。
浴槽の中に隠れていたキャプテンを見つけた時もそうだった。
理佐さんは、心理的距離が非常に近い人と接する時、あえて塩対応をすることが多い。
原田さんから、自分と待ち合わせをする時だけ、いつも少し遅れてくるというエピソードも紹介されていた理佐さん。
彼女にとって、原田さんや菅井さんは、本当に気が許せる存在なのだろう。
山﨑さんも、二期生の中で、かなりそのような存在になっていたのかもしれない。
全幅の信頼を寄せて、慕ってくれる相手に対しては、少し照れもあるのか、
いつも冷たい態度をとりがちなのが理佐さんである。
一期生と二期生のペアロケ争奪の時、山﨑さんと同様に、理佐さんへの溢れる思いを伝えていたのが井上さんである。
加入前からずっと「推しメン」であった理佐さんに対して、好き過ぎるが故に素直に接することができなかった井上さんは、事あるごとに愛を伝えている。
理佐さんの卒業企画として、公式サイトに設けられた特設ページでは、全メンバーからのメッセージが掲載されているが、そこにある井上さんのメッセージは、もう「ラブレター」である。
そんな井上さんに対しては、そんな思いを理解しつつも、フラットな対応をしていた。これも、原田さんや菅井さんラインの対応と言えるだろう。
日向坂46のキャプテン佐々木久美さんも、理佐さんがずっと好きなメンバーである。
理佐さんが「けやかけ」に登場した時からの推しメンであることを、加入したばかりの頃からずっと表明している。
同じく日向坂46の松田好花さんも、加入前のSHOWROOM審査の時から、理佐さんのタオルを掲げていた程のガチ勢である。
お二人とも、加入した後も、その愛が冷めることなく、未だにその気持ちが継続しているようである。
ここで注目すべきは、理佐さん自身が、加入した後、一緒に活動するようになってからも、非常に魅力的な人であり続けたことである。
表だけを見ていた時とは異なり、裏を知ってしまうと、その熱が冷める場合があっても不思議ではないが、その熱を維持できる存在であり、憧れの存在であったという事実が、彼女のことを慕っている人たちの様子から知ることができる。
卒業コンサートで、欅坂46時代の楽曲も多く披露されたため、理佐さんの印象がかえって強くなってしまっている。
彼女がいない櫻坂46に慣れない日々が、当分続いてしまいそうである。