グループにどれだけ持ち帰ることが出来るか ~【櫻坂46】外番組に出る意義~
4枚目シングル「五月雨よ」は、あまり音楽番組で披露する機会が与えられなかった。
3枚目シングルが、ちょうど年末・年始という音楽番組が多い時期だったこともあり、今回が少ないような感覚である。
今晩配信されたミニライブで、オーディオコメンタリーで出演していた皆さんも言っていたが、カップリング曲にいたっては、ほとんど披露されていないことに驚く。
良曲が多く、振付もTAKAHIRO先生以外の方につけていただいたものが多いので、もっと観たいと思っているファンは多いだろう。
このフラストレーションは、7月末の「W KEYAKI FES 2022」で解消されるのかもしれないが、ミニライブの時から、少し時間が経っているので、どのくらいまで完成度を上げてきてくれるのか、本当に楽しみである。
4枚目シングルの活動をもって、卒業することになっていた原田さんのグループでの活動時期が、6月11日のミーグリまでと発表されてしまったので、7月末の野外ライブでは、もうあのパフォーマンスが観られないのかと思うと、非常に寂しい。
6月の中旬から、7月の野外ライブまでの期間、かなりスケジュールが空いているように見えるのには、何か意味があるのだろうか。
Withコロナ前であれば、次のシングルが期待されるところであるが、昨今のシングル発売の間隔を考えると、5枚目がすぐ来ることは考えにくい。
「1stアルバム」や「二期生メンバーによるドラマ制作や舞台出演」が来てくれると嬉しいのだが、そんなファンの希望は叶えられるだろうか。
それにしても、今回のシングル期間、いろいろなことが重なったこともあり、外番組の出演機会が増えたことが、何より嬉しいことである。
グループで活動している時とは異なり、さまざまな人たちと出会い、多くの経験をし、沢山の刺激を受けてきたはずである。
それが、グループに戻った時、さらなる魅力アップにつながるようであれば、パフォーマンスの幅や質も大きく変化することになるだろう。
原田さんが、パフォーマンスに参加しないとなると、次のメンバーが加入するまでの間、「21人」で活動することになる。
新メンバーが発表されるのが11月となっているため、さすがに次のシングルのリリースが、そこまで先延ばしとなることはないだろう。
となると、欅坂46時代のように、全員が表題曲に参加するチャンスもゼロではない。
次の「BACKS LIVE」が開催されるのか、全く予想がつかないが、今のメンバーの状況をみていると、余り必要性が感じられない。
今までのシングル曲を披露する場合を想定しても、櫻エイトであった理佐さんのポジションを誰が担うことになるのか、本格的に検討されることになるだろう。
お二人が卒業されることによる影響を、どのように鎮め、さらなる進化へとつなげていくのか、グループの正念場はこれからである。
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