This is SAKURAZAKA46! ~【櫻坂46】ついにライブが円盤化された~
9月1日の17時、運営から嬉しい告知があった。
『1st YEAR ANNIVERSARY LIVE ~with Graduation Ceremony~』がついに発売される。
10月19日というと、全国アリーナツアーの真っ最中であるため、ファンはまさしくライブ三昧ということになる。
幸運にも、ツアーに当選した人たちからは、嬉しい悲鳴が聞こえてきそうである。
櫻坂46として、初めて円盤化されたライブとなるわけだが、昨年末に現地あるいは配信で参戦した人たちにとっては、待望のライブ映像となる。
全国ツアーを終え、1ヶ月も経たないうちに、日本武道館で開催されたライブであったため、もう彼女たちの魅力がギュッと詰まったものとなっている。
改名の時から、ずっと模索し続けていた「櫻坂46」としてのパフォーマンススタイルが確立されたライブとなっているので、「櫻坂46って、どんなグループ?」という人に、真っ先に観てもらいたいものである。
8月に発売されたアルバムもそうだが、このところ、彼女たちの本業をしっかりと紹介するものが次々とリリースされている。
昨年末のアニバーサリーライブは、彼女たちのパフォーマンスの集大成と言ってよいものとなっていただけに、新規のファンに向けて、最適なものと言えるだろう。
櫻坂46となってから、ライブ映像がシングルやアルバムの特典映像となっていることが、非常にもったいないと感じていた。
しかし、今回のライブ円盤は、かなり力作となりそうである。
ライブの舞台裏はもちろん、1日目に披露した楽曲も収録されているようなので、今から非常に楽しみである。
茜さんと梨加さんの卒業セレモニーや、小林さんが参加した「ジャマイカビール」が再び観られるのも、とても嬉しい配慮と言えるだろう。
昨年末から今年にかけて、多くの一期生が卒業したこともあり、この円盤によって、パフォーマンスをしている彼女たちを観ることができる。
どうしても、今はいないメンバーのことを思い、懐かしむのは仕方が無いことだろう。
そんなライブ円盤が、アリーナツアーの最中に出されることには、大きな意味があるはずである。
それは、過去を振り返るためのものと言うより、未来を見据えて、「もうこのレベルまでは到達しているので、さらなる進化を観てもらいたい」という「決意表明」と捉える方が正しいのかもしれない。
今月末から始まるライブツアーを前に、この発表があったことで、少なくとも、昨年末を超えるものを提示していかなければ、ファンは納得しないだろう。
これは、ファンをがっかりさせるようなものは決して見せないという、彼女たちの自信の表れであることは確かである。