栗原 勲

クリエイティブディレクター・コピーライター

栗原 勲

クリエイティブディレクター・コピーライター

マガジン

  • 2700ケルビンの仕事部屋から

    在宅ワークになり日報を書くようになった。電球色の部屋。静かな夜を過ごしていると、時折センチメンタルな気持ちになる。で、つい昔話を。

  • ボツコピーの墓場

    不採用になったコピーの供養をしています。安らかに眠れ。

最近の記事

しあわせは じぶんで つくるもの

みんな仲よく くらせ しあわせは じぶんで つくるもの これまで ありがとう 7月30日(金)午前8時14分、父が他界しました。 享年75歳。小さい頃から憎たらしくて憎たらしくてたまらなかった父が、ようやくこの世を去りました。 教育は鉄拳。説教は3時間。怒鳴り散らす、威張り散らす。 そんな父もこの数年は、ケガと病気のオンパレードでした。事あるごとに救急隊に呼び出され、その度に病院に駆け込む日々。連休中に毎日呼び出されることも。もう迷惑極まりない。 ようやく、と書いたのは、

    • 43°のウイスキーと嫌いになれない上司

      無償で参加する競合プレゼン。こう聞くと同業者は、胸がキュっとなるはず。採用されなければタダ働き。サービスである。成長過程の制作会社は、けっこうこの類の依頼が多いはず。私たちの会社も例に漏れない。 本番のプレゼンテーションまでに、三度の提案が求められている競合プレゼンに参加している。これは初めての体験。通常プレゼンテーションはわずか一度の短期決戦。クライアントの考えと合わないなら不採用。縁があれば採用。その合意の先に、ご要望を受けてのブラッシュアップにつづく。 三度の提出は

      • 浅墓な告白とサブスクリプション

        在宅ワークになり日報を書くようになった。電球色の部屋。静かな夜を過ごしていると、時折センチメンタルな気持ちになる。で、つい昔話を。これは実話に基づいたフィクションである。まあ昔話というのはじぶんの勝手な思い出に置き換わるものだ。思い出はすべてフィクションと言っていい。登場人物は仮名であったり、そうでなかったりする。では、2700ケルビンの仕事部屋から。今日の日報です。 これまでインプットの時間は電車の中。通勤時間を利用して本を読む。スマホで映画を見る。ところが在宅勤務になる

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      • 2700ケルビンの仕事部屋から
        2本
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        5本