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『その道』に芽は生えますか?

パワーハラスメント

いろいろなハラスメントがある中で、パワーハラスメントというものは幅が広く根の深いそして浸透性を持っているものと私は考えています。

子供同士、兄弟同士、親子の関係、親族間、信仰、地区、地域等々…極々小さな事柄から国家間という大きな問題まで種々多様。

兄が弟のプリンを横取りしようとする例えと、チャイナや韓国が尖閣を狙っていることは寸分違わず同じこと。
※所謂『中国・中華人民共和国』のことを本来は正式な呼称「支那」と書きたいが、戦時中の悪イメージから日本では支那というとクレームが出易いワードとなっているので、ここでは無難な「チャイナ」とします。
世界的にもシーナやチーナ等と呼ばれており、日本でも支那と呼んでいた。
これはご自身でもいろいろ調べてみてください。

話を戻しますが

人のものを「欲しい」と思うことから間違いは始まります。
百歩譲って「人のものを『欲しい』と思っても良い」とするならば、それは同じものを他から購入するなりをして入手するなら何ら問題は無い。
兄はお店でプリンを買ってくれば良いのだ。

所謂「一品もの」や数量に限りがある希少など「それじゃないとダメ」というシチュエーションで所有者が居る場合、交渉で譲ってもらい平和的な方法をとるのが一般的。
一方、所有者は無く店頭等で販売をされているものならば、単純にそれを購入すればよいだけ。

では、国家間の話

尖閣。
「尖閣は日本固有の領土で、日本国が実効支配し国際的にも『日本国固有の領土』と認められている」という公式発表を日本政府は幾度となく行っているが、チャイナや韓国はむやみに接近し上陸をし自国のものだと勝手な主張をしているのを報道で見かける。

領土問題は揺ぎ無いもので、それを乱す侵略行為自体が平和の均衡を乱す=悪であると言えるこれは世界共通の認識。
北方領土も同様であるが、ロシアは対立する米との問題が絡んでくるので、一度は譲歩しようという動きがあったものの撤回し現在に至る。

土地の有力者

地域レベルへ話を移しますが、とある地域の大地主などその地域の有力者といわれている方々やそれを取り巻く人々について取り上げます。
個人間での問題が起きた時によく「○○さんに相談してくる」という状況があると思います。
その相談を受けた有力者が是非を判断し決断する訳ですが、大きなもののイメージ・大きな力を使ってでも解決をさせるという心理。
是が非でも、力を使ってでも問題を解決するのですから正にパワハラの何物でもないのです。

パワーハラスメントに善悪はあるのか

兎角ひとは善悪でものを測りたがるのですが、差し詰め兄が弟のプリンを奪う事は悪で、地域の有力者が介入して解決出来たら善だとするならば、本当にこの2つは悪であり善なのでしょか。

最初に書いた「兄が弟のプリンを横取り~」という文面通りであれば兄は悪いと言えますが、プリンのパッケージにマジックで「兄」と書いてあるプリンをこっそりと弟が食べようとしたのかもしれません。

地域の有力者と言われている人は傍若無人な荒々しい人柄で、気に入らない事が有れば誰だろうとも力でねじ伏せるという人だったとしたら、実際はどうなのだろうかということ。

パワーハラスメントをたとえ話で話す時よくジャイアンを使かわれていますが、私は敢えて使いませんでした。
ですが、ジャイアンは良いヤツであり悪いヤツでもあるので、パワーハラスメントを教えるとても良い手本だから使われるのです。

パワーハラスメントに善悪が有るのかということ自体が間違いで、パワーハラスメントそのものが自分勝手な上下関係像を構築したいじめであり嫌がらせであり、悪意に満ちた行為なので善は有り得ないのです。

結び

『○○ハラスメント』は許されないこと多々ありますが、人々の心の奥底のモジャモジャした部分、光の当たらない部分が何かの切っ掛けで顔を出し悪さをするのだが、その大小は人々の数や執念の深さに比例する。

かつての日本人は見ず知らずの人であっても礼節を以て接し、困る者居れば助け、困難を乗り越えて築き上げていただいたから現在がある。
ふと立ち止まり、ほんの一瞬だけでも考えて欲しい。
是非に。

「目的の為には何が何でもこの道を行く!」こればかりでは、芽も生えないのです。

上で貼ったプリンのリンクは私に何の得は発生しないので、お好みでAmazonでポチって食べてみてください。
もしかしたらモジャモジャしたことも少しは晴れるかもしれません。。

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