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重賞勝ち馬考察:シンリョクカ(新潟記念)
父:サトノダイヤモンド
母:カーラパワー
母父:キングカメハメハ
母の父キングカメハメハ、2代母の父カーリアン、3代母の父シャーリーハイツは、いずれも柔軟性を伝える血。母方の血統構成は色合いが統一されています。なかでも注目すべきは『カーリアン』。24年9月現在、この血をもつサトノダイヤモンド産駒の勝ち馬は、13頭中8頭が勝ち馬(61.5%)。収得賞金トップ3(サトノグランツ、本馬、スズハローム)もみな該当しています。本馬の配合において核となる部分はここでしょう。
サトノグランツもそうなのですが、サトノダイヤモンド産駒はフットワーク自体が機動力型っぽく見えても、思ったよりスピードが持続します。本馬の場合は母のレイカーラがミルリーフ5×4というのもあり、ドロっとした粘り気を帯びたタイプ。高速馬場よりも少しタフめな馬場で、長く脚を使うような条件が理想でしょうか。
前走の福島記念では前の馬に脚を引っ掛けてしまい激しく転倒。後続との接触もあり、非常に危険な事故でした。この短い期間で心身ともに立て直し、小幡初也騎手とのコンビ継続で重賞を勝ったことが何よりです。
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