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平出貴昭さん著『日本の重賞勝ち馬父系図1932-2022』

平出さんの書籍の最新作が刊行されました。いつも資料としてお世話になっているシリーズなので、ここで紹介させてください。


概要については、栗山師匠のブログより引用させていただきます。
 

1932年から2022年まで、90年以上にわたり行われてきた中央競馬の重賞約7000に加え、ダートグレード競走、日本調教馬による海外重賞の勝ち馬延べ8000頭以上を父系図と勝ち馬一覧にまとめました。

G1ではなく重賞に範囲を広げたので、父系図は60ページ以上、勝ち馬一覧表は230ページ以上と、父系図シリーズでは最大となる総計約300ページという膨大なデータとなりました。

父系図の馬名をクリックすると、JBISのデータページに飛び、血統表はもちろん牝系図、競走成績なども閲覧できます。表の作成はもちろん、一頭一頭のリンク先との結びつけなど、気が遠くなるような作業を独力でやり抜いたのは驚嘆すべきことです。

日本の競馬史、血統史を学ぶのにお役立てください。

http://kuriyama.miesque.com/?eid=3053


平出さんの作品は一気に読み込むというより、気になることがあったらその都度調べたり、時間があるときにのんびり楽しんだり、とにかく長く楽しめます。というか情報力が膨大すぎて、一気に読み込むのは不可能です(笑)

めちゃくちゃ面白かったのが、付録として掲載されている「廃止重賞勝ち馬一覧」。ダービースタリオン3にはまった青春時代を思い出しながら、あ~こんなレースあったな~っていう感じで、ずっと楽しんでいられます。カブトヤマ記念なんて、こんな危険極まりないレース名がよく許可されたな~って当時は思ってましたね。大人になって「トリカブト」と勘違いしていたことを知ったわけですが🙃


血統屋の書籍は以下のページよりお買い求めください。
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