ニックス考察:シルバーステート×ブラッシンググルーム(牡牝共通)
24年1月現在、このパターンの勝ち馬率は40.5%(15/37頭)。シルバーステート産駒全体が29.4%であることを考えると、なかなか優れた成績といえます。
シルバーステートはシルヴァーホークやニニスキの影響を受けた種牡馬。パワーによる突進力を強みとします。この個性を活かすために重要になるのが“競馬センス”の有無。良くも悪くも一本気な資質だけに、立ち回りの上手さがあるかどうかで、レース中に使える引き出しの数が変わってきます。
ブラッシンググルームはさまざま条件に対する適応力をもつオールラウンダー血統。俊敏性があり、日本競馬への適性も高いです。タイプとしては機動力寄りのため、シルステの突進力に寄り添いながら、競馬センスをサポートすることができます。
ブラッシンググルームの欠点は気性の激しさです。ただし前進気勢の強さが、シルステの突進力を後押しする場合もあるため、一概にデメリットとも言えません。良い部分もそうでない部分も含めて、上手く両者の特性がマッチしやすい印象です。
このニックスを活かした活躍馬
※活躍馬がでるたび更新します。