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平出貴昭さん著『日本のG1馬父系図』と『世界のG1馬父系図』

平出さんの書籍の最新作が2冊刊行されました。いつも資料としてお世話になっているシリーズなので、ここで紹介させてください。


概要については、栗山師匠のブログより引用させていただきます。
 

平出貴昭さんが毎年刊行している『日本のG1馬父系図』と『世界のG1馬父系図』。今年も同時発売いたします。

『日本のG1馬父系図1932-2023』は、92年にわたる日本のG1級レースの歴史を、全69ページの父系図・一覧にまとめた労作です。
http://miesque.com/c00094.html

対象レースは、1984年以降にG1格付けされたJRA24レースにビクトリアCを加えた25レースと、地方で行われたダートグレード競走のG1/Jpn1・11レースの計36レース。さらに日本調教の海外G1馬延べ56頭も対象とし、収録頭数は実に延べ1551頭という膨大な父系図です。巻末には過去レースの勝ち馬一覧を、概要とデータ(JRAのみ)付きでまとめました。日本の競馬史、血統史を学ぶのに最適なデータです。

もう一冊、『世界のG1馬父系図1776-2022』は、1776年の英セントレジャーから、2023年の世界各国の大レース91レースの勝ち馬延べ7800頭を父系図にまとめました。
http://miesque.com/c00095.html

今回より、英ロイヤルアスコット開催など14のレースを新たに追加しています。父系図は約90ページ、馬のデータやレース概要もカバーした勝ち馬一覧表は約190ページの全277ページという大ボリューム。父系の歴史や流れを掴むには最適な資料になることでしょう。

世界広しといえどもこの種の本は刊行されていないはずです。時間をかけてコツコツと編み上げた平出さんの仕事ぶりに脱帽です。父系図や勝ち馬一覧表の資料性はもちろん、馬名をクリックすると5代血統表が出てくるので、何時間眺めていても飽きません。

http://kuriyama.miesque.com/?eid=3144


平出さんの作品は一気に読み込むというより、気になることがあったらその都度調べたり、時間があるときにのんびり楽しんだり、とにかく長く楽しめます。というか情報量が膨大すぎて、一気に読み込むのは不可能です。


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