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GⅠ勝ち馬考察:アマンテビアンコ(羽田盃)

父:ヘニーヒューズ
母:ユキチャン
母父:クロフネ


 ヘニーヒューズはストームキャット系の種牡馬。この系統は軽いスピードが持ち味ですが、ヘニーヒューズはそれほどスピード偏重ではありません。どちらかと言えば母の父のメドウレイクの影響が強い印象。屈強な筋肉を纏った産駒を多くだす、馬力型の種牡馬です。

 ただし本馬の場合は母の父にクロフネを据えているため、「ストームキャット≒フレンチデピュティ」3×3のニアリークロスを内包。ストームキャットの血をしっかりと刺激した配合です。ヘニーの馬力をいかしつつも、そこにストームキャットのスピードをくわえたことで、バランスの取れた競走馬にでています。

 母方にある『トップサイダー』の血は、ヘニーヒューズと好相性です。24年4月現在、該当馬12頭中7頭が勝ち馬。本馬のほかにハヤブサレジェンド(4勝)などの活躍馬がでています。勝ち上がった馬のうち6頭が2勝以上を挙げており、堅実に能力を発揮するニックスです。


※数値や一言メモは個人の主観です


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